2003年11月15日(土)
 三つ峠


  午後から雨?の予報が出ている河口湖駅に集合したのは、村谷・松戸・百石・田幸各氏と小生のの5名。野島氏が“軟弱なコース選択”と評した、シーズンの土・日・祝のみに運行されている「三ッ峠登山口」行きバスに一番で乗車し、超満員で発車。河口湖畔からは、冠雪の見事な富士山が湖面の先にドーンと大きく見える。紅葉の残る林道を登り終点。マイカー登山者で駐車場も満杯だ。

   山頂目指して他のハイカー達とゾロゾロつながって歩き、雲のなかへと入って行く。「三ッ峠山荘」前に荷物を置いて山頂へ行くがガスの中、視界は10Mほど。強風、体感温度は真冬。記念写真を何とか撮り、山荘前に早々に引き返えす。

   松戸氏氏持参のコンロで湯を沸し昼食、中からは芋焼酎やウイスキーなどで暖め一息つくがとにかく寒い。さすがは1785m峰だ。自分のささやかな体験の中では最高峰である。

   止むなく下山コースを、超“軟弱”な天上山・河口湖ロープウェイ経由に変更し、長いが傾斜の緩い斜面を快調に進んでゆくと、雲の切れ目から青空も出て、富士吉田の市街や中央高速道などが見渡せるようになる。しかし富士山は裾野をチラリと見せるだけ。どうやら、われらは、前後は秋晴れの日の合間の曇りの日に「三ツ峠」に行ったようだ。「雨男は誰だ!?」ということにならねばよいが・・・