2003年6月22日(日)
 鐘撞堂山から円良田湖・少林寺へ


  村谷・田幸両氏との3名で、蒸し暑い曇り空の東武線・寄居駅から、天正寺経由でまずは灌漑用水として作られた『大正池』に着く。このあたりで聞こえる鳥の“聞きなし”EX.ヒバリ=「ヒイチブ ヒイチブ リトル リトル」など記入の看板で勉強したが、この一帯は“野鳥の森”。

   少し登ったところで竹の子泥棒2人組発見、その先のタケノコが生えた真竹の林に炭焼き窯2つの竹炭作りの小屋あり。ご主人が青竹を切って紅茶を注いでご馳走してくれる。この時期、注文すれば筍を刺身などにして食べさせてくれるとのこと。竹酢液は孟宗竹より真竹から作ったものの方が効くとか。直販のチラシを貰い、商品は購入せずお礼を述べ失礼する。逆コースでここへ降りてくれば、格好の打ち上げ場になったろうに残念!

   ひと登りで『釣鐘堂山』。晴れた日には筑波山も見えるという眺めの良い頂上広場なのに、更に高さ4Mほどの展望台が出来、標高330Mの山頂+4Mで東京タワーを漸く超えるという有様。もやがかかった秩父の山と寄居の市街を見ながら早めの昼食を摂る。

   なだらかな山道を下り、へら鮒釣りの『円良田湖』へ。沢山の釣り人がウキとにらめっこしている。ちょっと羅漢山に登り、道沿に五百羅漢を鑑賞?しながら『少林寺』本堂へ。荒川では、鮎釣り師が水につかって釣れない鮎と遊んでいた。玉淀河原で足を洗い『鉢形城址』を経て、東武線・寄居駅まで戻った。