2003年5月17日(土)
 初の雨天山歩は、大磯・浅間山歩き

   10時30分大磯駅に集合したのは村谷氏と小生の2名。もともと雨天の山歩は嫌いだが、きょうは参加予定であると事前に言っていたのでその約束を果たす意味でも参加したのだが、期待に反してやはり小雨だった。今夜から一泊で箱根で同期会がある村谷氏のコース設定だった由である。

   霧雨の中、落ち着いた風情の駅前から出発。島崎藤村記念館を横目に、一路高田公園を目指す。公園内の記念碑横からは本格的な山道が続き、ロープ伝いに岩場を下るコースや急坂もあり、3,000m級?のトレッキングを楽しむ。危惧した別荘地の散歩道ではなく、眺望もまずまずで、低山ながらも一通りの山歩気分が堪能できるコースだった。     

   「浅間山」頂上の神社にお参りした後、木々の下で雨避けしながら昼食を広げるが、傘を差さないと厳しい状態。山頂でやっと一組の夫婦連れに逢うが、やはりきょうは少ない。


   下山は高句麗から亡命した一族の象徴である高麗山および高来神社を経由したが、なかなかの手応えで、女性に例えれば、「手弱女にみえて実はしぶとい年増女(?)」というのが二人の感想だった。

 
大磯駅までの帰途は、旧東海道の松並木や化粧坂(けわいざか)を通る風情あるコースで、気分快適。いつか「やってみたい東海道」で、思いは未来に跳ぶ。村谷氏の話によれば「旧東海道といえば京都をめざして区切りながら歩いている広瀬さんは一体何処まで行ったのだろうか?」とのこと。