「天下大将軍」・「地下女将軍」のポールが駅前広場に立ち、ハングル併記の観光案内版がある西武線高麗駅集合は、村谷・田幸・清水各氏と小生の4名。五月晴れの下、家族連れハイカー多数とともに、高麗神社方向へ進み、巾着田手前から山道に入りひと登り。巾着田を眼下に見渡せる「金毘羅神社の鳥居前」にて一休みする。
富士山・大山などの方向板があるが、春霞でその姿はみえない。ほどなく「日和田山」山頂へ、眺めは良くない。新緑の季節ながら、杉木立の落ち葉道をノンビリ・さわやかに、NTTのアンテナ施設のある「高指山」経由、「物見山」山頂へ、あちこちで昼食を摂っているのに誘われて、われわれもシートを広げ大休止。
鎌北湖との分岐「北向地蔵」で通りがかりのハイカーに記念写真のシャッターを押して貰った後、ひたすら武蔵横手駅へ向かう。ウグイスの下手な鳴き声や“シャガ”の可憐な花の群落を愛でながらの心地よい下り道。途中『五常の滝』で小休止するが、この辺では数少ないまともな『滝』と言えようか。水のみ場も完備している。
ひと歩きで駅に着くが駅前には飲み食い処はおろか商店は1軒もない。 「飯能駅」まで戻り、「まるひろ百貨店」手前の路地を右に入り30Mほど先、右側『名栗渓谷そば』へ。靴を脱ぎ、座敷に上がり込み、くつろぎながらミョウガ・ヨモギ・ゴーヤなどの天婦羅、イタワサ、山葵醤油をかけて食す蕎麦掻、などをつまみに、まずは生ビールで渇きを癒し、地酒『天覧山』と銘酒『八海山』等で、神妙さ無きいつもの反省会となる。
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