2003年5月5日(月) |
滝と豆腐で暑気払い |
連休最終日のきょうのテーマは、「夏本番に備えて滝と冷たい豆腐で涼を取ろう」に決め、前日の約束に従って村谷氏との2人連れ山歩である。 高尾駅北口から歩いて出発し、小仏行きのバスに追い抜かれつつ旧甲州街道に入り摺差を目指す。涼しげな幟がはためく村谷氏御用達の摺差の豆腐屋に着き、おぼろ豆腐1、木綿豆腐2、豆腐ドーナツ1パックを買い込み、小生お勧めの蛇滝口から登坂開始。この日も高尾山正面の混雑を避けた数組みのハイカーと後になったり先になったりしながら、修行僧が打たれるはずの蛇滝に到着し、例の意味深な注意書きに苦笑しつつ本格的な登坂を開始する。 途中、 村谷氏購入の豆腐ドーナツで勢いをつけ、急坂を登ってケーブル山頂駅直下の2号路との合流地点にたどり着く。道端には白く紫に縁取られた可憐な花「射干(しゃが)」が道ばた一面に咲き誇っている。 4号路を経て、頂上に到着すると新宿並みの大混雑だったが、村谷氏の素早い行動とわれらの強運により、屋根つきの座席が奇跡的に確保でき、日頃の行いに感謝しながら大荷物を広げる。中味は、酒類が3種(クーラーボックスで冷やしたビール、古酒泡盛、端麗辛口の清酒900ml)、つまみは富山特産の烏賊の墨和え他数種と本日の目玉「摺差の出来立て豆腐」である。 予て妻が小分けして冷凍しておいたおろし生姜、よく冷やした九条ねぎ、かつお節、本ワサビ、七味唐辛子、だし醤油・さしみ醤油など盛り沢山。村谷氏持参の氷で古酒泡盛ロックや清酒ロックなど、眼下の町並みを見下ろしつつ初夏の昼下がりを大酒盛りで堪能する。おそらく傍目には堪能し過ぎもいいところに見えたこと疑いなしだろう。 帰途は、夏場に最適の琵琶滝コースを大勢のハイカーとともに下山し、駅前で小生ご推奨の老舗蕎麦屋「竹乃家本店」でとろろ蕎麦とビールで締め、超充実した3連休の締めくくりとした。 |