2003年5月3日(土) |
知らなかったぞ「羊山公園の芝桜」 |
3連休初日だけあって人出も多い西武秩父線横瀬駅集合は村谷・田幸・百石の常連各氏に加え、小生をこの会にジョイントしてくれた同期の増田氏も加わり、計5名での一日となる。山村の農道を15分ほど歩いて『羊山公園』へ。予て綺麗とは聞いていたが、到着して視野に入ってきた一面のフルカラーの巨大フラワースクリーンは、またまた花音痴の自分に文化的ショックを与える。 暫し唖然。武甲山をバックに桃・白・赤に染め分けられた見事な色合いの芝桜が良き薫りとともにワーッと広がっている。まだ暫くは鑑賞に耐えられると思われる見頃で、うら若き美女も多数来園してはいるが、「美女より花」としばし見とれる。 芝桜の美形をカメラに納め、隣接する農産物や草餅などの出店コーナーも覗いては見たが、これからきょうのもう一つの目的である「琴平丘陵ハイキングコース」へ旅立つ我らにはただ眺めるだけだ。 道標に従い琴平丘陵の林間コースに入ると涼しい。所々で武甲山を仰ぎながらの、結構アップダウンがある尾根歩きで、事前のイメージよりはハードである。ゴールが芝桜鑑賞になる逆コースのハイカーも多い。途中そろそろ昼にしょうかと思うが適当な場所がない。仕方なく風の通る日陰の尾根道の脇でレジャーシートなどを遠慮がちに拡げる。持参の冷やした「ビール」と、先日の松戸市の方式を真似した冷凍「缶詰みかん」が暑いカラダに快感を呼ぶ。 それから先の歩きは、中には80名ほどの高年者団体と人1人しか通れない箇所ですれ違わなければならない事態になり、待ったり進んだりと大変だったが、新緑の中、ツツジの花やウグイスの声を愛でながら秩父鉄道影森駅へ行く。 影森駅前には飲み食い処はない。1駅「お花畑駅」へ戻り、近くの西武秩父駅へ向かう道は人、人、人。加えて、飲食店は人待ちの行列で、駅の仲見世通りも人であふれている。やむなくホームに入るが、ここも人、人、人で、おとなしくホームで行列し何とか電車に乗り込んで帰途についた。この芝桜シーズンの人出はもの凄い。 |