2003年4月26日(土)
 実力以上の高望みで「生藤山」に挑戦

   村谷氏を中心とする定例山歩は先週の次が明日になっており、行き先が山ならぬ「塩船観音」のつつじ観賞と「根搦み前水田」のチューリップ観賞という、花観賞デーなので、ここは1つ番外編で山歩きもやろうではないかと先週の桃源郷歩きの最中に急遽まとまったのが、きょうの生藤山行きである。

   自分には、低い実力レベルから言って難易度に疑問符があるが、そこは初心者の怖いもの知らずで「行く!」と手を挙げていた次第。中央本線藤野駅に集合したのは村谷・松戸・野島の各氏と自分の計4名だ。和田行きのバスに乗り込み、鎌沢入口バス停で下車、早速登山を開始する。

   直登に近い登りを30分ほど続け、足許注意で慎重に佐野川峠に到着すると、上野原からの登坂パーティと合流する。ヤマトタケル伝説で有名な甘草水(931m)に到着したが、残念ながら今は飲用不可とのこと。三国峠を越えようやく待望の生藤山(990m)に到着し、他のパーティと互いに記念写真のシャッター役を務めあう。足達者の3氏のペースを乱したことと思うが、有名な山なので感激が大きい。

   山桜は流石に散っていて、ミツバツツジの間から富士山が少しだけ窺え、雲の帽子を被った姿が絶好の背景になっていた。山頂は手狭で先着組もいたので、ちょっと茅丸(1019m)方向へ行った木立の間で食事となる。持参の弁当・カップラーメン・ビール・つまみなどで例によって例の如しのハッピーランチタイム。

   そこからは、岩場やアップダウンの尾根道を茅丸、連行峰(山)、醍醐丸、大ゾウリ山(837m)、醍醐丸(867m)、醍醐峠、和田峠と進み、降りていくが、途中松戸氏が出してくれた冷凍フルーツが真夏のような陽気と汗放出の身体に何とも言えない快感で、全員大喜び。これから是非真似ようと思う。

   漸く和田峠の茶屋に到着し、一路舗装道を陣馬高原下バス停まで歩き、バスで京王八王子駅に帰着した。