2003年2月7日(金)
 初の稲荷山コース登りで小仏城山山頂へ

   明日8日の鎌倉方面への山歩はセミナー出席のため参加できないので、きょうは1人でトレーニングをしてみようと、先日来の宿題にしていた高尾山・稲荷山コースからの登山、それに正月4日に雪の山頂下まで行きながら登頂しなかった小仏城山への往復を思い立ち、1人で出かける。

   稲荷山コースは、妻は友達と昔登った経験があるらしいのだが、ハイヒールで登っている人もいたぐらいだから・・・などと言うが、実際に登ってみると、いきなり階段に急坂で、息が上がり始めたら旭稲荷が見えたので、これ幸いとお参りして息を整える。木の根がむき出しになった箇所が随所にあるが、これは霜柱で浮き上がった土が雨水や風で浸食された結果らしい。稲荷山の東屋の先は比較的傾斜も緩やかになったが、前半の傾斜はなかなかきつかった。

   初めての道なので、事前に地図でどのぐらい歩けば何があるというようなことをメモして行ったが、一度下山時に通ったことのある道なので、何とか山頂下までたどり着く。これから階段をいやになるほど登れば高尾山頂だ。何とか途中休憩しながら登り切って、そこから初の奥高尾ひとり旅へとチャレンジする。

   ところが、前回通った正月4日は一面の銀世界だったために、きょう見る風景は全く違う。また、雪でスリップしないように足許に気を取られ、先行する各氏の後を追うのが精一杯だったために、道をよく覚えていない。結果的にはどこを通って行っても先で合流する道が殆どであったのだが、それは後日判ったことで、この日はそれこそ1人でもあるし緊張しながらアップダウンを繰り返して小仏城山に何とかたどり着いた。

   尾根道で広いのだが、広いが故に大勢のハイカー達がスムーズに行き交いできる道が随所にあり、加えて巻道があるので実質初めてのような1人歩きには気の疲れる往復だった。

   帰途は高尾山頂を経由し、薬王院などを参拝の上、一号路を駆け下りた。リフトの山頂駅との分岐点に「高尾山口駅まで所要40分」と書いてあったが、測ってみたら20分だった。自分の足が強い訳はないのだから表示がおかしいのだろうが、あるいは苦手な登りじゃなかったからか、はてな?である。