空中庭園にて

タルテュバ：
…な、ティアナ？

ティアナ：
あの…タルテュバ様…。

あ…、●●様。


タルテュバ：
●●だぁ！？

くそっ、くそっ、くそっ！
俺と一緒に来い！
ティアナ！

ティアナ：
●●様！

アトレイアが出てくる。
タルテュバ、アトレイアとぶつかる。

タルテュバ：
くっ、このタルテュバ様に
ぶつかってくるとは！
どこに目をつけている！

ティアナ：
タルテュバ様、
おやめになってください。
この方はアトレイア様です。

タルテュバ：
アトレイア？

ティアナ：
私の父上の兄に当たる
先王様のご息女、アトレイア王女。
…目がご不自由なのです。

タルテュバ：
先王の娘だと！？
だからどうした？
ノコノコとでてきやがって…。

タルテュバ、アトレイアに蹴りを入れる

お前みたいな女、
ティアナとは段違いなんだよ。
部屋に帰って鏡でも見てこい！

さらに蹴り


ゼネテス登場、タルテュバをぶっ飛ばす

ゼネテス：
よう、タルテュバ。
頭は冷えたかい。
のぼせあがって、なに言ってるか
わかってなかったようだから
さましてやったのさ。礼はいいぜ。

タルテュバ：
…ゼネテス。
こ、この…。
く、くそっ！　覚えていろ！

ゼネテス：
礼はいいって言ってるのに。
タルテュバも義理堅いことだな。

姫さん。さ、手を。

アトレイア：
…………………。
…あ。

ゼネテス：
ケガはないかい？
かわいい姫さん。

アトレイア：
あ…あの…
は、はい。
そ、それでは…。


ティアナ：
ファーロス総司令、
アトレイア王女まで
くどいてらっしゃるのですか？

ゼネテス：
花を見ればキレイだと思う。
かわいい女の子を見れば
声をかける。
そして、困っている人がいれば
手をさしのべる。
人間の自然な動きじゃないか？

ティアナ：
無責任に声をかけないで！
あなたにとって、なんでもないことでも
心を乱される人だっているの！



ゼネテス：
…わかった。ティアナ。
箱入り娘のアトレイアには
ちょっと、失礼があったかもな。
機会があったら
謝っておいてくれ。
じゃな。

ティアナ：
わかってない…。
ぜんぜん…わかってない…。

今日は…ありがとうございます。
タルテュバ様に迫られていて
どうしようかと思っていました。
…つかれました。
申し訳ありませんが、
今日はこれで部屋で休みます。

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