RCのスピーカー第三弾。

ホームユースでもお馴染みの「Infinity」の並行輸入物をgetしました。
JBLと同じHarman Internationalのブランドですが、明るくドライなJBLに対して、重厚で艶やかなインフィニティ・・・というホームオーディオの印象に期待しつつ作業を開始しました。
セット内容は、165mmウーハー、20mmシルクドームツィーターの組み合わせです。
まずはツイーター埋め込み部の加工から。

ドアミラー裏の内装パネルに直径45mmの穴を開けます。ドリルとカッターナイフを使いました。直径52mmのフラッシュマウント用の台座の下に、輪状に切り抜いた1mm厚のスポンジテープをはさみ、パネルの裏面はデッドニング用の制振シートで補強しました。埋め込んだ台座はネジ切りがしてあり裏側からプラスチック製のリングをねじ込んで固定します。そして、台座にツィーターを取り付けてハイ完成!ツイーターの向きは若干調整できる仕組みになっていました。
206のフロントスピーカーのマウントはドアハンドルの取り付け部分も兼ねているので結構しっかりできているほうだ思います。しかし、奥行きが50数ミリしかなく、バッフルボードでスピーカーを浮かせると今度は内装パネルと干渉してしまいます。しかも取り付け穴の後上方部分が特に浅く狭いのでウーハのマグネットが干渉しやすいです。市販のトレードインを謳っている製品の大半は奥行き・マグネット径ともにクリアしているようですが、今回取り付けたスピーカーは後上方でしっかり干渉してしまいました。そこで防水カバーを少し切除して広くした上で、デッドニングで余った制振材を使って防水対策を施しました。
ネットワークのサイズは手の甲くらいの大きさでしたので、ドアハンドル後方の隙間に設置することができました。スピーカーコードは押入れに余っていたモンスターのモノを使いましたがデッキからドア内部までは、引き回しがタイヘンなのでオリジナルのままとしました。
さて、肝心の音ですが、まず透きとおった中高音が印象的です。
サラ・ブライトマンの高い歌声は正面に定位して豊かな低音部に繋がってゆきます。そのままでは高音がきつすぎるので、イコライザーで6.3kHzと16kHzで3から4dB下げてみると丁度良い感じです。ギターの弦の響き、ピアノの音色も合格点。低音部はデッドニングによりこれまでのスピーカーでもあまり不満はなかったのですが、よりしっとりと量感のある低音が響きます。とにかくツイーターとの繋がりが良いです。

これまでのギョロ目ちゃんツイーターも良かったのですが、フラッシュマウントでよりすっきりです(^^♪。
完成→