多分、このサイトをくまなく見て貰えれば、私がどういう人間なのかは何となくわかって貰えると思うのですが、そんなわけにもいかないと思いますので、そういったことに関するエッセイをちょろっと書いておきます。他のコンテンツに輪をかけてプライベートな内容なので、読んでもらうことは意識しておりません。ひまつぶしにもなるかどうか...

私がどういう人間か

これはもともとのaboutのところに書いてあったのですが、勤務先を書いていたことからそっち関係でひっかけられてしまい、ちょっとこれはやばいと思ったので消去したものです。まず、辰年でJeff Lynneと同じ誕生日です。現在京都在住で、こないだまでは某たばこ会社勤務でしたが、現在はなんの因果か公務員になっています。妻と子供ふたりとの四人家族です。その他はあえて書くまでもないと思うので省略。

サイト名の由来は

Richard TandyとDave Morganのコラボレーション、Tandy & Morganの12インチシングル、Action !のB面に入っている曲のタイトルから取りました。由来はマイナーですが、あえてマイナーを狙って付けたわけではありません。あの曲、好きなんですよ。でも、ELOファンでもすぐに連想できる人は少ないと思いますです、はい。

ハンドルの由来は

昔使っていたペンネーム(持ち込みとかもしたことがありますが)の子音を並べるとTKKKJになるので、それを縮めたもの。最初の二文字は本来のイニシャルでもあり、最後のJはJeff Lynneのイニシャルでもあります。

ELOを聴くようになったきっかけは

中学校時代にカリフォルニアにホームステイした際、流行っていた曲がDon't Bring Me Down。当時は印象に残っただけで特に好きだとも思いませんでしたが、日本に帰ってきてから無性に聴きたくなったのが契機。たまたま同級生にELO含め音楽にとにかく詳しい人間がおり、それが重ねて幸運(彼のおかげで私はおちこぼれずにすみました。感謝!)。結局、「あの思い出の曲」に再会できたのは1979年の大晦日、FM大阪の番組でした。1日遅れの素晴らしい誕生日プレゼントでした。

どんな順番で聴いたか

最初はDiscoveryとOut Of The Blueを同時に買ってきました。翌年Xanaduを購入。さらにA New World Record, Face The Music, On The Third Dayの順番に購入。順番前後してEldorado。ファーストとセカンドはELO Collectionで入手し、それからTime以降リアルタイム。Moveは最初がBest Of The Moveで、これはELO Collectionを買うより前。大学に入ってからShazam、Shines On。最後にLooking On。Roy Woodは最初が多分One Man Band。これは大学に入ってから。その後Singles, On The Road Again, Boulders, Starting Upの順番。Wizzardは最初がEddy And The Falconsで、Wizzard Brewは随分後。Superactive Wizzoも大学の終わりがけに買った記憶があります。Idle RaceはBirthday Party, Light At The End Of The Roadと買ってから随分間があいてBack To The Storyだったか、ちょっとこのへん確かでありません。

ELO関係以外で好きなアルバム(順不同)

Ammonia Avenue

(Alan Parsons Project)

ごめんなさい、底が浅くて。Don't Answer Meだけで私はノックアウトされてしまいました。

Rubber Soul

(The Beatles)

Abbey RoadのB面は別とすれば、後期よりはRubber SoulやRevolverの頃が大好きです。どちらにするか迷ったのですが、ELOがNowhere Manをカバーしたということでこっち。

Abbey Road

(The Beatles)

解散前にこれだけのパワーを見せつけるところが「永遠のバンド」たるところでしょう。

Panorama

(The Cars)

一般には取っつきにくいアルバムだと思います。ただ、Touch And GoのElliot Eastonのギターソロに魅せられて以来、このアルバムが手放せません。あのソロ、かっこいいとしか言えないんですよ。

Heartbeat City

(The Cars)

軟派です。そりゃわかってるんです。売れたアルバムを好きだというのはちょっと恥ずかしい。でも、Hello Againはイントロだけで大好きだし、Why Can't I Have Youも胸に響きます。

Because We Love You

(Stephen Duffy)

Stephenのアルバムは多少の当たり外れがありますが、good songsというキーワードで代表できます。デビュー直後の2枚はアイドル的であったなどの問題もあるものの、真正面からポップ。I Love You、Unkiss That Kiss、Love Stationがお勧め。

And Love For All

(The Lilac Time)

Stephenが結成したバンド。最初はアコースティックでしたが、このアルバムはAndy Partridgeのプロデュースでポップパワー炸裂。All For Love And Love For All、The Laundry、It'll End In Tearsなど佳曲めじろ押し。最近出た6枚目も傑作。

Duffy

(Duffy)

再びソロに戻ったStephen。このアルバムも捨て曲なしの傑作。特にELO者にはMister Twentieth Century Manなんてタイトルだけでぐぐっときませんか?

Phantasmagoria

(The Damned)

そうです、ダムドです。でも、このアルバムはパンクと思うと駄目ですよ。調子が外れそうなボーカルにさえ違和感を感じなければ、いい曲ばっかり。Pop Ind'sで紹介されていたから、自信を持って言います。ポップです。

True Colours

(Split Enz)

Enzのベストといえば、ここからTime And Tideにかけての3枚を推しますが(初期がいいという人がいるのも知ってます)、あえて言えばNeil FinnのI Got You、Tim FinnのI Hope I Neverが入っているこのアルバム。

Big Canoe

(Tim Finn)

オーバープロデュースだとは思うんです。でも、Jeff Lynneが好きな人間にオーバープロデュースを否定することができようか、てわけでこのアルバム。これも捨て曲なし。特にHyacinthがハープまで入った名曲。

Crowded House

(Crowded House)

Split Enzの後裔。Don't Dream It's Overの後が続かなかったのが痛いのですが、このファーストアルバムは歴史に残すだけの価値ありです。

Here's To Future Days

(Thompson Twins)

なんでここに、ですが、Thompson Twinsです。個人的にはこの前のInto The Gapのほうが思い出があるのですが、Hold Me Nowの力をもってしてもこの最高傑作には及びません。King For A Dayがベストです。

Chips From Chocolate Fireball

(The Dukes Of Stratosphere)

XTCの変名バンドが先に来てごめんなさい。Dukes名義の2枚のアルバムの2 in 1です。中身は大サイケロック大会。実を言って、このアルバムを聴くまでXTCには興味を持ったことがなくて、お店でかかっているこのアルバムからはまってしまいました。

Oranges And Lemons

(XTC)

概して初期のアルバムをあげたほうがかっこよく見えるのでしょうが、ここでは見栄を張りません。傑作です。

The Rutles

(The Rutles)

Beatlesのパロディバンドとしてしか認識されてないかも知れません。確かにOuch !を聴いたら大笑いできるでしょう。でも、それだけですましたらもったいない。良質の音楽に裏付けられているからこその、できのいいパロディ。個人的にはDouble Back Alleyがfavourite。

You Broke My Heart In 17 Places

(Tracey Ullman)

Traceyのファーストアルバム。プロデューサーのPeter Collinsが彼女のキャラクターを見事に活かし、オールディーズを80年代に蘇らせました。Kirsty MacCollの楽曲も素晴らしい。(実はこのジャケットはベスト盤のものです。文字だけが違っています)

Midnight Madness

(Night Ranger)

ここで突然ハードロックが来ます。私がこのアルバムを好きな理由は(You Can Still) Rock In Americaが入っていることで、この曲が好きな理由はツインギターのソロが総毛立つくらいにかっこいいこと。彼らはSister Christianがヒットしてしまったのが逆に不幸でした。

Dream Academy

(Dream Academy)

Life In A Northern TownとLove Paradeを擁するファーストアルバム。Nickの曲を透き通ったサウンドにして、そこにKateのオーボエが響く... 余計な話ですが、このアルバム、LPとCDでジャケットが違います。

Throw The Warped Wheel Out

(Fiction Factory)

(Feels Like) Heavenの一発屋なのは事実でしょう。でも、その一発が奇跡の曲であるとともに、このファーストアルバム自体埋もれさせるには惜しい名作。セカンドアルバムもCD化してほしいんですが。

Synchronicity

(The Police)

説明不要。B面の完成度はAbbey Roadと並べてもいいくらいだと思います。King Of Painなんて凄いですよね。masterpieceと呼ばれてしかるべき盤だと思います。

Trains, Boats And Planes

(The Frank And Walters)

デビューアルバムにしてこの完成度。確かに青いんですが、その青さがまた素晴らしい。ベストはThis Is Not A Song。この後のアルバムも悪くはないんですが、デビュー作ほど突き抜けてほしいもの。

What Up, Dog?

(Was (Not Was))

前作Born To Laugh At The Tornadoesも好きなんですが、この作品のcoolさには勝てません。Anything Can Happenが個人的ベスト。

Rebel Yell

(Billy Idol)

曲、Billyのボーカル、Steve Stephensのギター、絶妙のバランスです。エクステンドしても飽きません。もう少しこのテンションを保ってほしかったな、と。私にとってのベストはEyes Without A Faceなんですが。

 

その他単発で好きな曲(順不同)

Walking In The Rain

(Modern Romance)

Sony Music TVでクリップを見ました。素晴らしかったです。ストリングスはTony Viscontiです。アルバムはTrick Of The Light収録ですが、他の曲はダンス音楽ばっかり。この曲だけ異彩を放っています。

In The Shape Of A Heart

(Jackson Browne)

Balance Of Powerと同時期に発売され、For AmericaをファーストシングルとしたLives In The Balanceより(なんかELOと似てますね)。最初はFor Americaが好きでしたが、この曲のギターは耳に残ります。

If I Had You

(The Korgis)

Korgisは私にとってはちょっと当たり外れが激しいのですが、この曲はオリジナルもTracey Ullmanのカバーも両方大好きです。

Withou You

(Badfinger)

No Diceは一般で言われるほどは個人的には好きではありません。でも、この曲の素晴らしさには勝てません。いい曲です。

Titanic Days

(Kirsty MacColl)

本当はアルバム全体をあげてもいいのですが、この曲のインパクトが強すぎます。彼女にとってのA Day In The Lifeです。彼女のあまりにも早すぎる死が惜しまれます。

Sunday Girl

(Blondie)

Blondieって、Deborah Harryの印象が強すぎますけど、音楽だってレベル高いんです。いい曲も多いんですが、French verseが好きなので、この曲を。

Wake Up Boo

(The Boo Radleys)

ポップの見本みたいな曲です。アルバム(Wake Up)もいいのですが、これもこの一曲の印象が強烈なので。

Hungry Heart

(Bruce Springsteen)

すんませんね、ミーハーで。でも好きなもん、しょうがないですやね。

Every Time You Go Away

(Paul Young)

オリジナルとカバーがあれば、通常私はオリジナルを好みます。でも、カバーの達人Paul Youngのさらに代表曲となれば話は変わってきます。心に染み入ります。


わりによかったアルバム(好きなアルバムに入れてしまうには抵抗があるが、できればひとにお勧めしたいアルバム)

All The Pain Money Can Buy (Fastball):ベストトラックはオープニングナンバーのThe Wayでしょう。誤解を招く書き方なのは承知ですが、Armchair TheatreのNow You're Goneとちょいとばかり似た曲で、メロディはねじれていて、ストリングスも入っていて、それでいてポップです。他の曲にも、Beatles的なものが多いのは別に珍しくもないですが、これはMoveからの引用?と思う曲や、この曲はFinn Brothersがやっていても違和感ないなと思う曲があったりして。このアルバムの次に出たアルバムも結構お勧めです。

たまに増築予定

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