グァム島で底釣り、Kに完敗
グァム島に来てまで何やけど、やっぱり釣りをすることにした。トローリングも考えたが高すぎる。底釣りなら4時間で一人65ドル。トローリングはこの倍。ホテルを通じて予約すると60ドル。5ドルお得だ。レート換算で7500円ぐらいかな。
Kの向こうに写っている船でリーフの外側に出る。船には弱い私だが、双胴船だから揺れないという言葉に惹かれ申し込んでしまった。しかし、やはりこれがまた辛いことに。。。
港から15分ほど沖に出る。海の色がビックリするほど綺麗だ。
飛んでいるトビウオを生で初めて見た。結構、飛ぶもんやねぇ。カーブやスライダーする奴もいるんやな。この日は風が強く、結構揺れる。シーアンカーを流し、ゆっくり流されながら釣る。ポイントをはずれるとまた風上に向かう。この繰り返し。 日系のおじいちゃんがキャプテンだった。片言の日本語と英語でなんとか意思の疎通はできた。
餌はゲソ。イカの足ですな。餌取りが多いのでこれを縫うようにしっかりつける。が、気が付くともう餌がない。おかしい、アタリも無かったのになぁ。
上は笑っちゃうほどちっちゃいけど1匹には違いない。微かなアタリを逃さずあわせるとこんなプリチーな奴だった。種類は判らなかった。ガシラのようでもあり沖縄のミーパイのようでもある。 左はトロピカルな感じのハゲ。こいつが餌取りの正体だった。鋭い歯あり。
客は6人で女性はKだけ。おっちゃんキラーのKにキャプテンと助手の兄ちゃんがつきっきりだったので、ほったらかしにして釣りに専念できた。
でも気付くとKがキャーキャー言いながら、バンバン釣っている。それもデカイ。おかしい。どうやらキャプテンがKだけに秘密の餌を渡しているようだ。それをこそっとくすねると魚の切り身で、こっちの方が良く釣れた。
言葉もろくに通じないのに、もうキャプテンを味方に付けている。恐るべしおっちゃんキラーK!またもや大物を釣り上げるK。こ、このままではKに負けてしまうと焦っている内になんだか気分が。。。Kにも「顔色悪いよ」と言われる。うーん、そろそろ限界かな。
もう、あかんって思ったときにキャプテンがそろそろ帰ろうって言ったので助かった。あと10分遅かったら自前の撒き餌をしてたところやな。やばいやばい。結果はKの圧勝。船酔いしてたとはいえ、はたまたキャプテンを味方に付けていたとはいえ、完敗である。くーっ。