久しぶりの釣行

 釣り仲間となかなかスケジュールが会わず、久しぶりの釣行となった。渓流は梅雨前で渇水、しかも今ごろは散々釣り荒らされていて、アマゴの顔を拝めないかもしれない。そんなことを思いながら、まあ大自然の中で竿を出せたらいいか、という気持ちで出かけた。

 場所はいつもの十津川水系。今回は割と下の方から攻める事にした。川の状態はというと、かなりの渇水である。水量がほんとに少ない。3人が適当に散らばって釣り始めた。


 餌はいつものようにブドウ虫。川虫もいくつか取って見たが、小さくて針に付けられないほどだったので、やめた。

 水量が少ない中で、ポイントも限られてくる。丁寧に攻めていると、当たりがあり、まあまあのサイズのアマゴが上がってきた。
 約17p、1匹目からこのサイズで嬉しい。そっとリリースした。

 

水深が15〜20pしかないポイントだったが、釣りきられずに、よくも残っていたものだ。赤い線のところを流して×印のところで当たりがあった。

 この後、釣り上がっていくが、なんと途中で水が枯れている。伏流水となってしまっているのだ。しかたなく、水のほとんど溜まってない堰堤を巻いた。かなり上まで上がって、やっと水が流れ出している。
 うーん、コンディション悪そうやなあ。それでも、竿抜けしてそうな、小場所を攻めるとポツポツと当たりがあり、結局、3人とも、10匹ほどの釣果はあった。

 写真では分かりにくいけどが、支流の分岐で、ここは水深10センチである。

 普通は見逃すような所なのだが、ひょっとしてと思い、餌を流すと当たりがあった。
 アマゴも厳しい生活してんねんなあ。

 

 

 

 

 

 この後、とある渕でアマゴの幼稚園を発見した。子どもばっかりでも、いっちょ前にちょっかいをかけてくるが、まあ、ここは来年に残しておこうと、竿を畳んだ。