トップページKのひとりごと

hiroのひとりごと・・・hiro&Kの子育て編

 

vol.19 女もすなる育休といふものを、男もしてみむとてするなり

 

「女もすなる育休といふものを、男もしてみむとてするなり」ということで、Kと育休を交代した。ほぼ完全に。Tigerの世話をするのはもちろん、家事全般もである。

家では市販のベビーフードは使わない(お出かけの時は別ね)と決めていたので、離乳食・メシばっかり作っているように思う。
キッチンに立ちっぱなしで、最近買ったばかりのソファーに座るヒマなんて、全然ない。

朝、7時頃に3人で朝食。10時頃、Tigerに牛乳とおやつ(もちろん手作り)。12時すぎに自分の昼食とTigerの昼食。
夕方4時頃、Tigerに牛乳とおやつ。夜7時頃に3人で夕食。ほんま、作ってばっかりやな。

この合間に掃除、洗濯、おむつの交換(さすがに紙おむつ)、買い物、Tigerと遊ぶ。週1,2回はTigerのプールにも行く。
目の回るような忙しさとはこのことである。家事は一通りできるが、自分でも良くやるなあと思う。
でも、全〜然、辛くなかった。

Tigerの世話に明け暮れるのは、ある意味ではTigerと濃厚なコミュニケーションを行っているのと同じで快楽ですらある。
よく言われることであるが、泣き声で何が欲しいか、どうして欲しいのか、わかるようになり自分でも驚いた。

この時期に発現する「後追い」もKにではなく、私にすることになった。ほーっほっほ。家中、ハイハイで追っかけてくる。トイレも一人でゆっくりできず、ドアを開けたまま。まるで鳥類の「刷り込み」の様。
父ちゃんは次にどこに行くのかとじっと見つめるのが、また可愛らしい。

どんどん父ちゃん子になっていくのでKはあまり面白くないようだ。
Kが世話をしていた、1歳未満の時期ではまだまだ動く物体で、ようやく意識がしっかりして、外界を認識し始めた頃にバトンタッチをしてずるいというわけだ。
また、Kは1年振りの仕事復帰で、身体もなれずに辛そうである。
周りのスタッフが良い人ばかりでずいぶんと助けてもらっているとのことではあるが。

私が今、一番辛いのは、「晩飯は何がいい?」と聞いて、「なんでもいいよ」と言われること。さすがにレパートリーも尽きてきた。
食いたいもん、なんか一つくらいあるやろ!




 

 もひとりごと
うーやっぱり疲れる。けど、なんか嬉しい気持ちもする。育休中は楽しかったけど、なんかボーッとしてて、頭が回っていない感じだった。よく言われる「社会から取り残された感じ」とはちょっと違うけど、そういわれるのもわかるような・・・。だから仕事ができるということは幸せなのかな、とも思う今日この頃。でも、身体は疲れる。あ、精神的にも。でも嬉しい。なんだか変な気持ち。

tigerはこの1年間、当然ながら基本的にはKにべったりだったはずなのに、hiroが育休に入った途端、父ちゃん子まっしぐらで、Kに後追いはまったくせず。発達の時期がそうしているのだ、とは言い聞かせるものの、すごく寂しい・・・。Kのトイレにもついてきて〜!なんて・・・。

楽しみは夜ご飯。帰ったらTigerと遊んでる内にご飯がでてくる。なんと幸せなことか!片づけもしなくていい、掃除もしなくていい。Tigerの世話をちょこっとするだけ。しかも遊ぶだけ。なんてお気楽。
hiroさんが「今日の夜ご飯は何がいい?」と聞いてくるので「何でもいいでえ」と答えて、今までの仕返しをしている。ホッホッホ。
でも土曜日曜になると、「Kが家事をやってや」と逆襲されている。まあ仕方ないか。Kの育休中、土曜日曜はhiroさんの担当だったもんね。
で、Kは「じゃ、外食にしようか」と提案するのだ。ホッホッホ。