Kのひとりごと・・・hiro&Kの子育て編

vol.16 8〜10か月 成長

8か月の暑い日、hiroさんが休みでベビーバスで水浴びをしていたところ、おもむろにベビーバスの淵に手をかけ、つかまり立ち成功。
寝返りに続き、またもやhiroさんは発達の瞬間を見ることができた。良かったね。
つかまり立ちができるとすぐ伝い歩きも始めた。
今まで寝ているばかりだったのに、立つとなんだかお兄ちゃんになった感じで、成長しているんだなあと思う。
公園で滑り台にも挑戦。スッと四つバイで上っていく。あ〜成長しているんだなあ。

9か月。離乳食も3回になり、母乳も要らないと言い出した(態度で)。
Kのおっぱいは需要と供給がアンバランスになり、とうとう乳腺炎に。
乳腺炎は速効熱が上がる、とは聞いていたけど、本当にあっという間に39℃まで発熱。
さすがのKもしんどかった。まあ、仕事復帰もあるし、良い時期かなと断乳の方向にもっていくことにした。

10か月。母乳の回数を減らしたりしながら断乳の方向へもっていく。
断乳のときはBabyが泣いて泣いて大変、母親もかわいそうになってやっぱり母乳をあげてしまい、なかなか断乳出来ないというのがよくあるストーリー。
Tigerもそうだろうと思って、大変かなあ、と内心心配していた。まず、哺乳瓶で飲んでくれるのか、が一番の問題である。
Tigerは最初1分ほど嫌がったけど、お腹がすいてるからかアッサリ飲み始めた。
ハイ、おっぱいさようなら。なんだか悲しいよお。もっとおっぱいを求めてきてよお。おっぱいを飲んでおくれ。
なんてKはラクに断乳出来て嬉しい反面、寂しさも覚えたのでした・・・。

ニヤニヤしてるのはhiroさん。やった!、また哺乳瓶でミルクをあげられるぞ。
こうして夜寝る前のミルクは当然hiroさん担当に。ミルクをあげるのも生後1か月以来だから、嬉しくてホイホイと自分からミルクを作ったりして。
あ〜あ、なんかさみしいよお。この気持ちを理解しているのかいないのか、Tigerはおっぱいを見せても、ニヤッとして乳首を器用になった指先でピーンとはねて遊ぶだけ。

こうしてTigerの断乳は意外とあっけなく終わり。そしてKの体重もあっけなく、1キロ、2キロ、3キロ、4キロと増え、ほぼ妊娠前の体重に戻ってしまったのでした。ああ、これ以上増えませんように。
体重が減って減って、心配していた頃がウソのよう・・・。あ〜あ、なんか悲しいよお。

さらに、Tigerはこのあと、あっという間に哺乳瓶も卒業してしまう。ストローでしっかり飲むことが出来るようになったからね。
哺乳瓶の卒業は虫歯の観点からすると早ければ早いほうがいい。
すごいすごい、とKはただただ喜んだが、hiroさんは・・・「Tigerが成長してるってことやから、いいねん・・・。」と。
そう、成長してるんだよねえ。すごいなあ。



 

 hiroもひとりごと
 暑くてTigerと水遊びしていると、すっとつかまり立ち初成功。一度できるとこれまで苦闘していたのに、すいすいできる。面白いものだ。
 断乳、卒乳もあっさりできた。Kは寂しげで、涙。そんなKを尻目にいそいそとフォローアップミルクを作り、哺乳瓶であげる。至福のひととき。そんなhiroを尻目にTigerは哺乳瓶もアッサリ卒業。成長は早いものだ。涙。