Kのひとりごと・・・

ついに渓流デビュー

 GWは本当にストレスがたまってしまいました。だって全然遊びに行けないんだもん。ということで、渓流に行って来ました。hiroさんのストレス解消も含めて、ね。
 hiroさんが渓流に行くときは、危険だからという理由でいつもお留守番だったので、とても楽しみにしていました。 

 渓流はやはり空気がきれいで、街の喧騒というものがなく、ウグイスとかコジュケイが鳴いてたりして気持ちが洗われるような感じ。すごく気持ちがいい。
 でも山登りはしんどい・・・。釣りに来たのに、まずは山登りからスタートなんてひどすぎる。でもって入渓してからも、釣りをしながら沢登りをする感じなので結局山登り。本当、疲れました。

 もともとか弱いKなのに、hiroさんの大きなウエイダーを着て、当然靴の大きさも違うから、Kはスキー用の靴下とかを4枚も重ね履きをしていたからとても歩きづらかったのです。今考えるとよくやったな、と思う。

 簡単にhiro師匠からレクを受け、どうせすぐに糸を絡ませることになって怒られるんやろうなあ、と思いながら釣りを開始。
 hiroさんは偉そうに
「今日はKに渓流を教えるために来たから、自分のことは諦めてる。」とかなんと言ってた。でも案外Kは上手だったようで、hiroさんの手を煩わせる事もなく、どんどん釣り進んでいました。(魚は釣れないんだけどね)

「魚がいてれば絶対釣れる。」というhiroさんの言葉を信じてポイントもはずさずにやってるはずなのに、全然釣れない!どういうこと!?と思い、怒りをhiroさんに向けようとふとhiroさんを見ると座り込んで何かをやっている。そう、糸が絡まったらしい。くくく。人の心配をするより、自分の心配をしなさい、なんて笑ってしまった。
 そして、しばらくしてhiroさんを見ると、今度は何かが足りない。そう、hiroさんはグローブを落としてしまったらしい。慌てて少し戻って探しに行ったけど見つからず。かわいそうに、高かったのにね。
「Kのことを気にかけてばっかりやからな。」と負け惜しみを言うhiroさん。でもKは知っている。hiroさんはよく物をなくすということを。渓流用の網とか懐中電灯とかナイフとかよく落としてくるもんね。次これらの物を購入するときは自分のお小遣いから買ってくださいよ。 

 結局、先行者がいたみたいでKは一匹も釣れず、少し悲しかったけど、渓流はとても楽しかった。hiroさんが釣った生きたアマゴは朱点がとても鮮やかでキレイだった。あまごの幼魚も見かけたけど、メダカみたいで別にキレイでもなんでもなかった。成長するとあんなにキレイになるなんて、Kも早く成長してキレイになりたいなあ、なんてたわいもないことを考えた。

 Kはルアーより渓流の方が向いてるかもしれない。hiroさんもKの腕前を少し認めてくれたみたい。「俺の教え方がいいからな。」と自己満足してたけど、それはそれでいいか。また行こうね。