「陽だまりサークル」からのお知らせ


冊子のご紹介

 あきおとまさおのわんぱく日記




三重県難聴児を持つ親の会 井上楠旺子さんの難聴児子育て体験日記です。
本文から少しご紹介いたします。

長男あきおに聴覚障害があることがはっきりわかたのは彼が4才の時。それ以来、母子二人してことばの訓練に励んできました。
毎日一緒に生活していても、「聞こえる」私には、「聞こえにくい」彼のことはどのくらい理解できているのかわかりません。(中略)
「聞こえる」弟まさおも登場します。井上家のドタバタの中で、たくましく二人が(母を含めて三人が)育っていく様子をどうぞ
見守ってください。
                           感想文から・・・
とってもいい!おもしろい!お母さんの子供たちへのあふれる愛情が伝わってきます。子供は大きくなるにつれ、悩みも多く
なるでしょうが、日記を残しておくと「自分だけでなくお母さんも悩み、時には失敗しながら試行錯誤を繰り返し一生懸命
育ててくれたんだ」と励ましにもなるでしょうね。
難聴仲間の中では軽い方だと言われるかもしれませんが、集団に入ったらほとんど聞こえないし、悩みの中身は多少違っても
健聴者の中で生きる難聴者としての悩みの大きさは、聴力いかんで変わりはないと思います。(Kさんより)
この冊子をご希望の方は下記までご連絡ください。折り返しこちらからご連絡いたします。

「リファー(要再検査)」となったお子さんのお母さん家族の方へ

                         (全国早期支援研究協議会 編)

改訂版

300円

再検査をつげられたら・・・。
赤ちゃんの聴覚不安解消のための冊子が発売されました。
産まれたばかりの赤ちゃんの『耳が聴こえないかもしれない』と言われたら・・・。東京都立大塚ろう学校の
「きこえとことば」相談支援センターが小冊子「『リファー(要再検査)』となったお子さんのお母さんと家族のかたへ
(リファー・ハンドブック)」を作られました。

新生児聴覚検査で「再検査が必要」と告げられた親や家族向けに結果の解説や相談場所などをまとめた。
「産後間もない告知で育児不安に陥る親も少なくない。解消の一助になれば」としています。

ハンドブックには、検査の意味や精密検査の詳しい内容、赤ちゃんへの接し方、全国の相談機関などがまとめられています。税込み300円。     


すでに4000冊が全国のリファーとなったお子さんの家庭や産科・小児科病院・保健所などに届けられています。


《聴覚障害サポートハンドブック・乳幼児編》

「お子さんの耳がきこえない」といわれたら

全国早期支援研究協議会  編

700円

この本は、精密検査によって「きこえていない」と診断された子供さんの保護者の方々の手に届く事を目指して
作られました。55の質問に医療、教育、そして心理発達の視点から、具体的に回答するかたちで構成されています。
ご両親やご家族に、是非最初に知っていただきたい内容を綴りました。また、高度難聴だけでなく、軽度・中等度の
難聴や一側性難聴についても丁寧に取り上げています。どうぞ目にとまる”Question”から読み始めてください。
知りたい事は山ほどあると思います。ご家族には、1つひとつの疑問について納得のいく答えをていただきたいと
願っています。けれど、この本のどこにも、今すぐに何かをしなければならなとはかかれていません。
新生児聴覚スクリーニングによって聴覚障害が早期に発見されることの最大の利点(メリット)は、時間があると
言う事です。補聴器や人工内耳についても、日本語の習得や進路の選択についても、けっして急ぐ必要はありません。
焦らずに着実に歩まれるために、本書の情報を役立ててください。
ただ、一つ、心にとめておきたい大切なことは、きこえない子供たちは、きこえない存在として成長し、きこえない大人に
なるという事です。医療技術が発展してきた今日でも、きこえない子がきこえる人と同じになることはありません。
「きこえないことは不幸ではない」ということばの重みはここにあります。
こどもたちは健全な心を育み、ありのままの自分を大切に思えるようになることは全てのお母さん、お父さんの願いでしょう。まず、お母さんとお父さんが、きこえないお子さんをありのままに見つめ、心を寄せてかかわり、「あなたはOK
(大丈夫)」のメッセージをたくさん伝えてあげてください。
子供は皆とても敏感です。お母さんの不安や悲しみは、お子さんの心にも伝わります。一方、子供にとって、
お母さんの微笑みは最高の報酬、成長への原動力です。一緒に遊んで、互いの表現を心から楽しみあって・・・・。
そうした関係の中で乳幼児期の子供たちは、飛躍的な発達をとげます。
       中略
この本は、その応援の第一歩です。

               はじめにーこの本を手にされたお母さんとご家族の方へー
                                                          から抜粋

上記冊子をご希望の方は「陽だまりサークル」小竹までご連絡ください。
電話番号  090-3449-7091   電子メール


「難聴児・生徒理解ハンドブック」
ー難聴の児童生徒を教えている先生がたへー
長岡市言語親の会 編 B5版 90ページ 頒価 500円
「自分のクラスの難聴の子供への対応に悩んでいる・・・。」そんな先生方はおられませんか?
この冊子は、新潟県で通級指導に携わる三人が、その経験を元に、難聴とそこから生ずる
さまざまな学校生活上の問題をまとめました。難聴の子供を支援するためには、「難聴の現実」を
理解する事が不可欠です。そしてそれをふまえて、先生方がすぐに取り組める支援の方策を
紹介しています。特別支援教育が注目を浴びる今、児童生徒の教育に心を砕いている先生方への
熱いエールに満ち溢れた内容となっています。
また、通常学級の教職員のみならず、保護者や通級指導担当者にとっても有益な情報が満載
されています。親の会の学習や教員養成・研究にも本書が大いに役立つことと期待されます。
ご希望の方は小竹までご連絡ください。
メールでも受け付けております。

医療現場で働く聞こえない人々(社会参加を阻む欠格条項)

上記冊子をご希望の方は「陽だまりサークル」小竹までご連絡ください。
電話番号  090-3449-7091   電子メール
kotachan0321@yahoo.co.jp