散り行く桜に思いを寄せて

四月に降る雪のように
淡いピンクの白い雪
薄くて儚く踊り
揃って舞を舞うよ

風に吹かれる都度流れる
脆くてか弱い四月の雪—桜—
その寂しい姿は
慰めなのかな?

涙に濡れた心に
桜よその姿重なる
私が泣いているときは
どうかお前だけはそばにいて

淡く白いお前の姿
目立たないそんな色して
美しく咲き誇れるのね
輝けるって幸せだね

目立たない私の姿
今にも消え入りそうだけど
私もお前のように
誰かの花になれるかな

桜よ桜聞こえるかい
お前は私に似ていて
全然違うんだね
私が咲けたときまた会おう

お前に負けないくらい
儚くても美しくなれたときに——
美しいと言われる満開の桜。
でもその色はとても儚く地味なもの。
よくわからない自分の状況と散っていく桜を併せて詠んだ記憶が…
ちなみにこれ、タイトルはもともと英語でしたが…
英語の名前がどっか文法間違えていそうだったので和訳名に変えたとか。

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