wound

最後にあなたに会う日に
打ち明けようと決めたのはいつだっただろう
抱いていた気持ち否定して
自分傷付かぬよう守っていた
そんな尊くも恐ろしい気持ちを

これでも心の弱い私は
悲しみに耐えるだけの強さを有せず
軋み壊れること恐れて
黙っていようと胸のうちで
深く深く誓っていた

否定し隠し続けるうちに
想いは募りに募る一方
もう堪えられないほど溢れ返り
だからそっと打ち明けようと決意した
別れの言葉の代わりに

確固とした決意ではなかった
あなたの顔見る度に揺らぎ
言うことで失うのを恐れた
そんな自分を奮い起たせたのに――

言う機会なくどたばたしたまま
別れなんて酷いね
私のこの気持ち
なんだったんだろう
どうなるのかな
答えのない問いを投げ掛けるよ
今でも大好きな あなたに
まぁ、そういうことです
だから『馬鹿馬鹿馬鹿〜!』と叫びたくなるのです
恐らく暫くは叫んでいます…心のうちで
あとメッセでも
まぁどうせログインしなくなるだろうけど
受験生になるんだし

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