回想 -song of memory-

もし私の声届くなら
もう一度あなたに会いたい
あれから五年
既に流れたなんて

七年前一度
同じクラスになった
共に遊んだ時間
決して忘れやしない

もしまた会えるのなら
どうか会わせてほしい
もう五年もあっていない
私の友達に

話したがらないその友達は
なかなかうまく付き合えず
私に怯えていた
そんな子だった

弟のように優しく
そう接するよう言われたけど
どのようか分からない
無器用な私だった

でも確かに私たちは
友達だったんだ

ゲームで助けあって
クリアーする都度
仲良くなっていたよね
ランクインしたとき
二人のイニシャル
入れたんだっけ 忘れたけど

話すること自体は
滅多になかったけれど
絆は言葉では
表すもんじゃない

まだ幼かった私は
何故君が話したがらないか
知らなかったけれど
共に歩む時間にいること
大切だったんだよ

君にとって私は
どう映っていたのかな
君の友達は君が
好きな人だと私を称した
けれど君からは聞いたことない

それももう七年前
そんな昔の話だよ
もう私のこと
忘れちゃったかな

でも君は私の友達
私は忘れないから
機会あったら
また遊ぼうね
わーけわかりませんね
昔の友達に宛てた、そんな文章です
ちなみにこの友達のことはずっと下の名前を君付けで呼んでました
ほんと、元気にしているかなぁ…
学校、通っているのかなぁ
いじめられていないか、ちゃんと生活できるか(もしあのときのままなら仕事できるか怪しいので)心配です

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