私はこんなに貴方を想うのに
何故この想いは
交差しない
何故交わることがない
貴方は私を置いて
一人去っていった
振り返ることもなく
ただ先を歩いてゆくよ
私のことなんて
忘れてしまったの
そう思わすほど
貴方の足並みは淡々として
私に悲しみを告げたよ
泣いても叫んでも
癒えることのない
傷をつけて貴方は去ってゆく
私の涙にいちべつもくれずに
私は想うよ 貴方のことを
いつまでも 想うよ
諦めの悪い女よね
それでもいいの
私は貴方が好きだから
伝わらなくてもいいの
私が貴方を想うこと 忘れないで
わがままかしら
それでもいいわ
女の子だもの
物貰うことで愛を感じた
無器用な女の子だもの
お姫様になりたかった
女の子だもの
少しはわがままさ
貴方の背中が見えなくなるまで
私はここにいるわ
涙に霞む視界だけど
いつまでもいると誓うよ
最後の約束
動いた時は もう止まらない
貴方は去ってゆくのね
私の知らぬところへ
私なんて忘れて
貴方は暮らしてゆくのね
それでもたまには思い出してね
私からの最後の約束
悲しい響きもった
最後の最後の約束