雲取山


 いや〜、長らく更新してなかったので、どんな山行だったか忘れてしまった。

確か・・・・・


 バイクで鴨沢まで向かう。8時くらいから頂上を目指す。頂上付近で1泊かますために、キャンプ道具一式を担いで登る。埼玉・東京・山梨にまたがるこの山、意外にしんどい。何かに、雲取山をキャンプ道具一式担いで登れば体力的には上級者と書いてあった。

 頂上付近の展望は素晴らしかったが、コースはなんだか面白くない。頂上で昼寝をかましてやり、テン場(テントを張る場所)に向かう。パスタを作って食べていると、近くにいた数人が翌日の天気について話していた。分かっていたことだったけど、翌日は朝から雨。テントを張ったなら撤収がめんどくさい。

 どうしようか、優柔不断な僕はパスタを食べながらゆっくり決心。
「緊急撤退〜!強行軍せよ!!」
心の中で雄叫びと、戦いの鐘が聞こえてきた(ターザンの声みたいのと、シンバルのジャーンジャーンって音だよ)。その時刻、およそ15時。下山時刻は20時を過ぎそうだ。

 結局、1泊2日のルートを前日不眠でキャンプ道具持って日帰りコースにしてしまいました。これでやっと僕も上級者でしょうか。まぁ、初心者と言われても、行きたいとこ挑戦しちゃうけどね。

登山口付近。少し南アルプスっぽい雰囲気。

五十人平(忘れたから合ってるか分からない)っていうへリポート。ここから見た富士山は最高でした。

小雲取山と雲取山。
・・・・・・・。
つっこみたくなるネーミングですが、許してあげます。

山頂の展望を堪能していると眠くなってきました。不眠で登ったので疲れたんです。

帰りは暗くなるのを予想して林道を通った。何かが道を塞いでいる。ヘッドライトで照らしてみると、その塞いでいるものは、筋肉隆々でこっちを見ている。まじマッスル。夜の不安も手伝って、めちゃめちゃ大きく見える。足でダンッと地面を鳴らすと、それは見た目によらず、すごい勢いで上方の斜面に逃げ出す。
わっはっは、僕の方が強いわぁ!なんて調子にのってると、そのマッスル隆々は斜面にある石・岩を僕の方へ落としながら去っていく。上方の斜面に駆け上がっていったので、ガラガラ落ちてくるのである。あ、危ないよ(汗)マッスル侮れず。

結局ヤツは何者だったのか分からなかったのですが、恐らく奥多摩で増えすぎて問題視されている鹿でしょう。最近は増えすぎ対策として、食べてしまっているようです。でも僕の中では、マッスルは人に食べられるような軟弱なヤツではない。あいつは山神なのだ!一度対峙した僕には分かる。そうだ、あいつは・・・・・はい、止めます。宮崎アニメ(もののけ姫)とかの見すぎです。



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