ラヴァンド日記☆つぶやき編




☆ そろそろ引退して2代目に引き継ぐことにしたよ。
  長い間、僕のこと応援してくれてありがとう。


  Sept. 19. 2005 僕、最大のピンチ。
      この夏を乗り切ることができなかった・・・
      最後のひと枝に望みをたくし、かけ声が。
      


  June 17. 2005 親ばかさくらさんは僕をたっくさん撮ってくれた
          

               

         
     

  June 10. 2005  梅雨入りと共に満開宣言。
    
              

  June 8. 2005  先日ベランダ入りした姫組トップスター達
    
                          

  June 7. 2005  僕も頑張って咲いたよ!
           

  June 3. 2005 in haru-san garden  見本帳用にミニ収穫
           
           

  May 28. 2005 in haru-san garden
           
              濃紫早咲・富田組

  May 14. 2005 
            
         仲間がみんな、haru-san gardenへ行って
           しまったので、今年は僕だけのさびしい季節。
 


    November 29. 2004   
           
         気がついたら僕はこんなところに居た。
         風は思ったほどないし、お昼からずっと陽が差し
          ぽかぽかなので居心地はいいかもしれない。


           
               新芽がたくさん

           
      新しい仲間となったのはラベンダーではなくオリーブだった

   October 26.2004 
      ひと月前から部屋の中にダンボール箱が積まれていくのを
        見ながら「何が起こったのだろう?」と不思議だったが
        どうやらこの部屋を出ていくらしいんだ。 
        僕もこのベランダからの眺めともさよならということでちょっと
        さびしい。さびしいといえば、この夏の酷暑で仲間がとても
        少なくなってしまったんだ。僕は頑張るぞ。さくらさんとどこまでも。

              

    July 3. 2004
      来週留守にするさくらさんはラベ一族大移動を決行した。
        今年からはharu-san gardenが僕らの移動先のようだ。

                
             うん、居心地は良さそうだ。
     
    昨年秋、ベランダから試験的に持っていかれた数株の苗。
     ナナロゼア、ココナッツアイスは数倍に育ち、グロッソ、アラビアンナイト
     ディリーディリ−に至っては大きく育ちすぎて、このスモールガーデンでは
     手に負えないと鉢に戻された。

     地植えの威力に感激したさくらさんは遠慮がちにharu-sanにたずねた。
     「もう少しラベンダー植えてもいいかなぁ?冬はちょっとさびしい姿なんだけど・・・」
     haru-sanは快く「どうぞどうぞ、好きなように植えてください」
    

     
 そんなわけでナナロゼア、ココナッツアイス、おかむらさき親子、ナナ成沢、
     ミスキャサリン、ようてい、はなもいわ、プランターの濃紫早咲とじわりじわりと
     見本園化計画は進みつつあるようだ。

    
     
            
     
              富田組は7月に入り満開に。

  July 2. 2004
    伊藤先生の種(おかむらさき)からここまで育ててくれた四賀さんに
     感謝しつつ苗をもらってしまうとはさくらさんはちゃっかりものだ。
     (同じ種を蒔いたのに全滅させたことは僕だけが知っている・・・)

            
    だいたい、岡村君がこのベランダで生き残った例がないじゃないか。
     そんなことを心配していたら、畑、庭、鉢植えといろいろな土地へ 
     もらわれて行ったようだ。


     その伊藤先生から届いたおかむらさき。
      上の実生苗とは親子ということになるのか。

      
           このオリジナルラベルがかわいい!

        
       
         一気に華やかになったベランダだが来週に備えて
             また鉢の大移動がはじまるのだろうか?


  June 30 2004
        秘蔵っ子・ミス・キャサリン。今年は雨が少ないせいか
        5月末からひと月近く美しいまま楽しませてくれたので
        優秀賞をもらったらしい。実際はもう少し濃いピンク色。

          
                
     
       あきらめきれずにドライにしたらピンク色が残ってくれた。
           
             
        僕は実生の意地で、もうひと月以上次から次へ
          花を咲かせている。そんな労をねぎらってか
 
        僕を使ってミニミニアレンジを作ってくれたんだ。
            
         
        う〜ん、それにしてもベランダという所は特等席を確保できたとしても
          強い意志をもたないと生きていけない。
        

         
        空に向かうインプレスパープル、ここではこの本数で大収穫。
             
      
             
              
      

    May 18, 2004
        いよいよ、僕(ヒドコート・実生組3才)の出番がやってきた。

        ベランダの環境に耐え切れず、力尽きたもの、転校したものと
        毎年、席変えがありますが、今日は今年の顔ぶれを紹介。

       
      自由気ままに伸びたために撮影に苦労すると言われてしまった。
         よし、今年の目標は竹のようにまっすぐに伸びるぞ。

       
          ナナ・アルバ・改良園組     ミス・キャサリン・Kyoki組
        
             レディ              ココナッツアイス
       
         しだれラベンダー?        ロドンピンク・第一組
       
       インプレス・パープル・清水組      グロッソ・45度組
              
                 新入りパープル

    February 11. 2004
       Happy Lady賞を受賞したレディは京都にあるラベンダー博物館内、
        押し花帖(個人所蔵)に大切に保存されることとなりました。


    February 8. 2004
       本当に長い間たのしませてくれてありがとう♪
       と、本日、Happy Lady賞を受賞。
            

   February 3. 2004
       この寒空の下、名前からは想像できないほどたくましい、
         下のレディ、2ヶ月後の姿です。

            
 
   December 4, 2003  
      今年は寒くならないからなのか?レディがちいさな蕾をつけたまま
        もう半月が経った。毎日見ていても何の変化もないのだが、今朝
        上のほうがうっすらと紫色に・・・これから咲こうというのだろうか。

              

    November 14, 2003
       さくらさんは朝から冬が来る前のベランダの大掃除と配置換えをしていた。
         僕は今までよりも深い鉢に植え替えられ、ミスキャサリンはハンギングバスケットに
         植え替えられた。このベランダはこの方式にするとよく育つので、いちばん
         大事にされているということなのかなぁ

             

        秋の新入りはインプレス・パープル、Sさんおすすめの品種だ。
        おかむらさきもピートバンから植え替えられたが、あまりの繊細さに
        この先の管理が心配される・・・


   June 2003
                 
                    グロッソ・45度組

        
                   濃紫3号・富田組

                 
                   ヒドコート・まんまる組

                 
                   ミスキャサリン・kyoki組
 
       
                 濃紫さくら号・おまけ組

       
                    はなあかり・G3組
 
               
              自立できない、はなもいわ・G3組

       
                   さきがけ・G3組 
         
        ナナ・アルバ・改良園組         成沢奈々・G3組

       
                   ようてい・G3組

   1年に1度僕が主役になる時がやってきた。(2才2ヶ月ヒドコート・実生組)
        
     今年は花の数が増えたと同時に色も濃いもの薄いもの個性派揃いで登場。
        
     長い間、注目してもらいたいから一度に咲かず、ポツリポツリと咲いていたら
      スローラベンダーと名付けられてしまった。



       ベランダ立体化計画第一弾!リビングからの眺め。
        

                 洗濯物干し場からの眺め
            
         
   June 1 キャサリン嬢は素直な女性に違いない。
               こんなにまっすぐに育つのだから・・・

               

    May 13 昨年は花が見られなかったコンボルブルス・クネイラムだが
              今年はこんなにたくさんの花が。

               

   May 10  kyoki組のミスキャサリンが形良く育ち、にんまりしていた
             さくらさんが今日、歓声を上げた。「蕾が!!!」

               

   April 2003   
     April 26  仲間が増えるのは嬉しいが、置き場所はあるのだろうか?
              とにかく自己紹介してもらうことにしよう。
              さきがけ・ようてい・はなもいわ・ナナ成沢・はなあかり・ノーフォーク

             

      ベランダがにぎやかになってきたぞ。僕もうかうかしてられないや。
        

      April 21 横顔美人のチューリップ・ポリクロマ
        
 
      April 12 新入りのレディに早くも蕾を発見!レディファーストということか?
             

   March 2003
      March 29 モッコウバラの新芽がかわいいとカメラを向けられていたが、
              新芽が出たぐらいで そんなに注目されるなんていいな。僕も頑張るぞ。

            

   March 22  
        今日は仲間たちがたくさんベランダにやってきた。集合写真撮影後、
         植え替えをしてもらうために一時待合室で待機のようだ。

       それにしてもこんなに一度に仲間が増えたら名前が覚えられないや。
         
      自己紹介・ラベンダー組 ナナロゼア・ココナッツアイス・ロイヤルパープル・レディ・マンステッド
             ローズマリー組 マジョルカピンク・ホワイト・オーストラリアンホワイト・ロックウッドデフォレスト


      
    ☆春が来た来た、室内編☆      チューリップ・小桜
               
             March 19              March 21

           
        March 21 ムスカリ        March 20 スプリング・スターフラワー
                      
     
    March 7 スイセン                    March 1  クロッカス           
       
          
   
      Feb. 12 ヒヤシンス         Feb.. 21 水仙
               
  

  
 February 2003  
                    
       Feb.9  ヒヤシンスってこんなにどっしりとたくましかったかなぁ。

   January 2003
     Jan.30 水栽培一番乗りはスイセンのようだ。
             日に日にふくらむ蕾に熱い視線が集まっている。

              

      Jan. 11
        
     京都・雪の中で、東京・寒風の中で新年を迎えたミス・キャサリン
      実は姉妹らしい。揃ってピンクの花が咲く日がたのしみだなぁ。それにしても
     京都は寒そうだ、東京は素焼き鉢では乾燥が激しすぎるので植え替えられていた。

   December 2002   
     Dec.24 今日は寒かったけれどホワイトクリスマスにはならなかった。
             だからといって1年前の画像を載せなくてもと僕は思った。どうやら

            さくらさんは今年もローズマリーにかすみ草の雪を積もらせようと
             思ったらしいが、ローズマリーの下のほうの葉がさびしくなって樹形が
             どうも・・・今年はあきらめたらしい。さて1年後は復活となるのだろうか?

                 
               ☆ Merry Christmas ☆
  
    Dec.19  部屋の中を覗くと水栽培コーナーに野いばらの赤い実が。
            赤い実や赤い小物は冬の部屋を暖かく見せてくれるようだ。

             

    Dec.9   目覚めたら雪だ!それも吹雪。ベランダの仲間の様子を見てみよう。
           「12月からこんなに寒くてはかなわん」と嘆いている長老のラベやロズ、
           新入りたちは初雪にはしゃいでいる。芽を出し始めた球根たちは雪に
           驚き、直立不動。気になるキャサリン嬢と挿し木3兄弟も元気そう。
           ビオラにいたってはさらに色鮮やかに咲き続けている。
           それにしても部屋の中は暖かそうだな。
           
    Dec.3   新入りその3の八重咲きすみれ「ラベンダーガール」
            


  November 2002
  
       Nov.3 僕は自分では大きくなってこのベランダへ帰ってきたつもりだ。
          鉢がちょっと窮屈になり相棒も和菓子の木箱ではもう根が伸ばせないと
          音をあげていたところ、今日一緒に大きな鉢に引っ越をしてくれたんだ。
          横に伸びた暴れん坊はバッサリ切られ挿し木にされた。

       

    ところで大きな声では言えないが、例のライバルの姿が見えない。
    驚いたことにはその珈琲樽に新入りのラベンダータイムが植えられている。
    あくまでも僕の想像だが、たぶん預けられた会社の中が土日で異常に暑くなって
    しまったのだろう。

    僕の留守中、部屋の中ではパキラの剪定が行なわれたらしい。ジャングルのように
    なってきたので思い切って切るとかわいい新芽が(左の写真)すぐにでてきた。
    でも途中の葉の落ちた部分をバッサリ切る勇気はまだないらしい。 
      
     
   October 2002

   
僕を迎えに来てくれた日、撮影会が行われた。なんでも友人のKaoruさん手作りのテディベアに
    さくらさんはメロメロだ。なんたって、名前にちなんでなんと桜色のベアちゃんを作ってくれたのだ。
    ラベンダーの花束も抱えている。可愛いという言葉をいくら並べても足りないくらい可愛い!
    
     

               

     
Oct.27 さくらさんはやっと僕を迎えに来てくれたのだが、僕と入れ替わりに
           ミス・キャサリンという苗を地植えにしていった。大切な苗なので
           ベランダだけでは心配だということらしい。
              
      
      素焼きの鉢に植え替えられ、晴れてベランダデビューしたミス・キャサリンと
      それを歓迎するかのように満開になったローズマリー。
                   

      Oct.2 僕の留守中の大ニュースといえば、きょきさんのところから
          憧れのミス・キャサリン嬢が3人もやってきたことだ。
          キャサリン嬢といえばミス・ラベンダー・インターナショナル・2002に
          輝いたほどの美しさらしい。早く会いたいなぁ。。。
               

   September 2002
    
  Sept 13 しばらくぶりの登場だ。そろそろここへ預けられて2ヶ月近くになる。
             ここで地植えに・・・という話が持ち上がったのだが、やはり
             つぶやき編の主人公ということでもうすぐベランダへ帰ることになるらしい。
                     
 
   July 2002 
      July 2 そういえば、例のライバルは僕と一緒ではなかったのでとうとう
            見放されたか、と思ったがそうではなかったようだ。
            あいつだけさくらさんの会社に一時避難、葵さんに水遣りをお願い
            したらしい。一躍人気者になってしまい、「良い香り〜」とちやほや
            されているとか・・・風の噂によると。

   June 2002
     J une 30 僕は今日、はじめて電車というものに乗ってどこかへ連れられていった。
            僕の仲間達は一緒に出かけた者とおきざりにされた者に分かれた。どうも
            絶対に枯らしたくないものから順番に選ばれたらしい。さくらさんの話からすると
            しばらく留守にするのでちゃんとお水がもらえる場所に一時避難ということらしい。 
            やれやれ、たいへんなことだ。でもなんだかここも居心地は悪くなさそうだ。    

   June 18    今日は本当にびっくりしたぞ。家の中を見たら仲間が
            つるし上げられている!助けたいがガラスが邪魔だ。
            さくらさんは昔、女番長だったのかも・・・
            

             品種登録出願中のラヴァンドゥ・コンペイトゥ・さくら組も開花しました!
             

   グロッソ・奈々氏の権兵衛組                        プロヴァンスブルー・日清組
   
                                           
    満開になると花の色がグラデーション化した青川君(June 7)     Dilly Dilly・三春組はやさしい薄紫色(June 7)
                                           
    新入生の青川君もここが気に入ったようでひと安心。 (June 2)
      
    ここまで満開になるとラベンダーとは違う花のよう。。。           ナナ・アルバ改良園組
      
 

   
May 31 このところ毎朝撮影会があるけど遅刻しないのかなぁ。。。
            

   
May 29  摘み取るほどの数がないのでお花をそのまま、
           
とことん楽しもうということになったらしい。
    濃紫3号・富田組 
    
   ヒドコート・実生組(1才2ヶ月)
    
   ナナ・アルバ
   
 
   
     
    May 16
    
    昨年、富良野から仲間入りした濃紫3号君。
    君は確か冬に葉がなくなり枯れ木のようになってしまったんだ。
    それがこの春、復活! さくらさんは大喜びだ。  
 
    May 4
    今日、さくらさんはベランダの鉢を全部動かし、大そうじをしていた。
    その途中で撮影に好都合とばかりにカメラを持ち出してきた。種を蒔いた
    翌年に花芽をつけるとは思っていなかったらしく、そのうえベランダの
    中では一番に色をつけ始めたのでとても喜んでくれている。
    
    そして例のライバルだが今年はまだ無理そうだ・・・
    実は大きな声ではいえないがそうじ中に悲しいことが起こってしまった。
    写真右上から先の部分を誤って折ってしまったのだ。
    「非情銀行」なんて小説、読んでいるから非情なことをしてしまったと
    さくらさんはわけのわからないことをぶつぶつ言ってたなぁ。
     
               
 
   April 2002

   さくらさん、事件です!

  桜ばかり追いかけていないで僕を見てくれ〜
  
  僕の変化に気がついてくれ〜
    
  僕だって頑張っているのだ。




    一気に花開いたローズマリーと可憐なスノーフレーク。
     

   March 2002
  さくらさんはこのところ桜見物に忙しそうだ。でもベランダだって
  ちゃんと見て欲しい、いつのまにか存在感のあるスイセンが咲き
  フリージア、スノーフレークも咲き始めている。ローズマリーも蕾を
  たくさんつけている。僕らラベンダーもこれからが勝負だ。

 ベランダと室内のクロッカスだが室内のものはかよわいらしいぞ。
 そういえば室内に取り込まれたレースラベンダーそろそろ外に
 でてきたらどうだ? このところ暖かくて気持ちいいのになぁ。
 これから土も乾きやすくなるから僕らは水もたっぷりほしくなる、
 でもさくらさんは花粉が部屋に入るといってすぐに閉めてしまうんだ。
 人間は花粉が嫌いなのだろうか? 不思議だ。
     
        
    February 2002

 冬にもかかわらず元気地帯なのは花数を増やしているビオラと
 ローズマリーそしてラベンダー(プロヴァンスブルーとディリ−ディリ−) 
 部屋の中のヒヤシンス第2弾はなんとふたごでした。

   


 

  気がつくとヒヤシンスが紫色の顔を出してきたが
  (写真ではブルーがかって見えています)
  窓の外を見ている片面だけが咲き始めている。
  さくらさんはあわてて向きを変えていたが
  どうなるのだろう?
  水仙はまだがんばって咲き続けているが
  もうすぐ主役はヒヤシンスにバトンタッチだろうな。

  おや?部屋の中にお雛様が飾られたんだ。
  その横に山桜が飾られ満開になった大枝を
  誇らしげに伸ばしている。

  でも待てよ、お雛様には桃じゃないのか??


     

 あれはクロッカスだ。
 まだ花も咲いていないのにさくらさんにとっては「かわいい」
 ということになるらしい。
 ちいさければかわいいってもんじゃないと思うけどな・・・











   January 2002  
     
  コーラスグループ「スイセンズ」デビュー
 香りに続き歌声を聞きたい方は上の音符マークをクリックしてね。
 
 Jan.29
 
 にぎやかになってきたぞ。
 水仙第2弾として蟹爪水仙の
 失敗作が咲き始めた。
 さくらさんは球根にナイフで傷を
 つけるのはかわいそう、なんて
 失敗したいいわけをしていた。

 それにしても僕らラベンダーに
 いくら変化がないからって
 これでは「水仙日記」になって
 しまう・・・
 
                         Jan.25

 花だけアップで撮るとわからないが
 実は非常にのっぽさんである。

 球根から花まで50cmもあるのに
 背筋がピッと伸び姿勢がいいなぁ。
 僕も見習いたいところだ。

 それにひきかえムスカリの葉は
 ほとんど寝てしまい、ニラ状態だ。

 水仙の水栽培ははじめてらしいが
 根もきれいなのでいいかもしれない。
 



  
 Jan.25

 朝、目覚めるとスイセンが
 僕をみつめているので
 ドキッとした。

 さくらさんは何度も鼻を
 近づけ、うっとりしている。

 そんなに良い香りがするの
 だろうか?
 僕も嗅いでみたいなぁ。



Jan.23
僕の位置からは部屋の中がよーく見える。
つぼみが開きかけているこの瞬間がなんともいえない、と、部屋の中で
今いちばんの期待の星はこのスイセンのつぼみだ。
 
 でもこの写真はなんだ?
 影絵じゃないんだから・・・
 うわさによるとどうもさくらさんは
 写真を修正する技術をマスター
 していないらしい
 これまでにのせたものも修正なし
 なので片目をつぶって見てほしい
 と言っている。全くしようがないなぁ。
  


   November 2001

ほのかに青みをおびた小さなかわいい花をたくさんつけたのはローズマリーだ。
ベランダに出るたびにさくらさんは葉に触れ、その手を鼻に近づけるんだ。 
きっと良い香りがするのかもしれない。 
 

 
  
 
 11月も終わる頃、レースラベンダーが室内に取り込まれた。
  このくらいの寒さに耐えられないとは軟弱なやつだ。
  でも確かにこのところ元気がなく葉も縮れてきていた、
  それなのに花穂をつけているなんて弱いのか強いのか?
  ともかく暖かな室内でぬくぬくしている。

  うらやましいなんて思わないぞ。
  僕らはこれからはじまる冬の寒さに耐えてこそ、美しい花を
  咲かせるのだから・・・
 
 October 2001
 
 ところが、   
  かわいそうなんて同情したのがまちがいだった。
        
  さくらさんはあいつにだけ素焼きでできたネームプレート
  を買ってきてさっそく鉢にさしている。
  つまりおめかししてから写真を撮る・・・
  ということだったらしい。
  
  なぁんだ、どこまでいっても僕らは1番になれないのか。
  でも力を入れたわりにはピンぼけじゃないか。 

 

  
この上のピンクの花は富良野1号を購入した折、おまけに5ポットもつけてくれたものらしい。
次から次へとよく花をつけ、6月から10月まで咲き続け僕らをたのしませてくれる。
そして下のピンクのゼラニウムはほおっておかれても何度も華やかな花を咲かせている貴重な存在だ。
なぜかというとこのベランダはグリーンがほとんどでいろいろな色の花が競演するなんてことは
まず、ないからだ。さくらさんは花の色にも好き嫌いがあるということなのだろうか?

          

 September 2001

 
僕は数ヶ月たっても少しづつ伸びているだけで
 たいした変化はないんだ。今年は、いや
 もしかしたら来年だって花はムリかもしれない。
 もちろんさくらさんのためにがんばるつもりだが。
 
 でも良く見て欲しい。根元の方が木質化して
 いるんだ。さくらさんがその部分を何かの虫と
 勘違いして一瞬ギョっとした時はショックだったが。

 ライバルはあまりの変化の無さに写真も撮って
 もらえないらしい。ちょっとかわいそうではないか?




  August 2001

 8月になりようやくニコチアナは花を咲かせた。
 思ったとおりさくらさんは喜んでカメラを向けている。
  
 同じ時期に種まきされたのにもう花を咲かせるとは
 けしからんやつだ、でも雪のように真っ白でなかなか
 きれいな上に自分の美しさをひきたててくれる葉の
 グリーンとの相性もバッチリだ。
 さくらさんがみとれるのも無理はない。

 
July 2001

 7月のはじめさくらさんは北海道へ旅立った。これからの5日間を思うと僕は
 気が遠くなった。僕にとってはじめての東京の夏、それも空に近いコンクリートの
 ベランダの夏は結構辛いものがある。それでも僕は室外機の熱風も当たらなければ
 コンクリートの照り返しもない特等席にいるのでなんとか生き延びることができた。
  
 ところが、だ。ニコチアナは水不足でぐったりしている。富良野1号はカラカラになり
 緑色の葉や茎が茶色に変わり始めている。その他のハーブもうなだれている、。
 大きな鉢にはペットボトルを逆さにしたものがあるがこの暑さ、数滴づつの補給では
 全く事足りない。皆を元気づける為に僕は井戸端会議を開き身の上相談にものった。
 富良野1号はキリンビールの研究所で開発されたお嬢様育ちということもわかった。
 どおりでストレスに弱いわけだ。ニコチアナは長野であまりかまわれず自由に育って
 きたのでこちらは立ち直ってくれるだろう。僕はベランダのみんなにエールを送り続けた。
 しかし、4日目になると僕も声さえでなくなった。さくらさん、はやく帰ってきてくれ〜

  5日間、ラベンダーを満喫して帰ってきたさくらさんはベランダを見るなり声を失った。
 中でも富良野1号の変貌ぶりにはショックを隠せないようだ。

  そして「たいへん、たいへん」と言いながら
  ひと鉢ひと鉢たっぷりの水をあげだした。
  僕は水をゴクゴク飲み翌朝にはすっかり元気を
  取り戻したが、元気になれなかった者もいる。
  ニコチアナも半分は枯れてしまい、わさびの花も
  ラベンダータイムも復活はなかった。

  こんな姿をお見せするのも・・・といいながら
  さくらさんは2本だけ枯れなかった富良野1号を
  カメラにおさめた。

June 2001
 6月の梅雨の時期にルッコラにアブラムシがついた。薬を使えば食用できないし
 隙間なくびっしり付いているその姿にさくらさんは全部引っこ抜いてしまった。
 そして種組では僕らラベンダーとニコチアナが残った。

May 2001
 5月の初め、ようやく土の上に芽を出した僕を見てさくらさんはとても喜んでくれた。

   間引かれた後         
              ひと芽づつ植え替えられた。

 そうそう、例のライバルは1つしか発芽しなかった為、印をつけられ特別扱いだ。
 言い忘れていたがライバルはトゥルーラベンダーという名前らしい。
        
       
        僕                  ライバルの様子
 
 一体僕らは何度引越しをすればよいのだろう?
 僕らは3人一組で鉢に引っ越した。ちょっと窮屈だがそれはそれでいい。
 でもライバルはどうだろう? Blue Mountain Coffeeなんて書かれたしゃれた樽に
 ひとりでゆったりと座りあなた達とは違うのよとでもいいたげな様子である。

 引越しからどの位経ったのだろうか。5月も終わろうとしているある日、
 さくらさんは満開のラベンダーの大きな鉢をリビングからよく見える位置に置き
 「早くもラベンダー畑出現!」とベランダにまで名前をつけひとりで満足している。
 色は僕より淡いが上品な感じで「富良野1号」という名札を下げていた。

               

 一気にベランダの主役に踊り出た富良野1号だったが、あんな運命をたどるとは
 その時は誰も考えもしなかった・・・

April 2001
 4月のはじめ、やっと僕は蒔かれることになった。さくらさんが種まきを
 決断したのはBirthday Cardに入っていたのもラベンダーの種だったから。

 さくらさんはこのカードがたいそうお気に入りの様子
  でライバルになるかもしれない、と僕は思った。。
         
         
  種まきシートに僕とライバルは蒔かれた。
  だいたい僕らの仲間は他の植物のように簡単には
  芽を出さないんだ。

  さくらさんもそれは承知しているはずなのだが他の
  ルッコラやらニコチアナがどんどん発芽しているので
                 心配そうな顔で水をくれる。

March 2001

 ラヴァンド日記・気まま編に続き、つぶやき編がはじまりました。
    
  つぶやき編ではこのHP作成者であるさくらさんのベランダにある
  ラヴァンドのつぶやき・ひとり言を書き綴っていこうと思います。

   自己紹介:僕の名前・・・ラヴァンド・ヒドコート 

                  僕は東急ハンズの種売り場にいたんだ。
  3月のある日、 さくらさんが僕と隣にいた
  数種のラベンダーの種袋を見比べていた。
  僕は「ちょっと美人に見え、やさしそうな」
  この人の家へ行きたいな、と願ったら
  さくらさんは僕を選んでくれた。
  一緒にルッコラの種も買ったようだ。
  
  家に着くと僕だけが絵の様にリビングに
  飾られた。さくらさんはラベンダーが本当に
  好きみたいでリビングにもベランダにも
  僕の仲間がいるぞ。なんとなく居心地は
  良さそうだ。
  
  ♪ スイセン、スイセン、スイセン ラ・ら・ら〜 ♪