☆ 英国庭園めぐり ☆   
                − 庭園の妖精たち −

           

SISSINGHURST CASTLE GARDEN (シシングハースト城庭園)The National Trust保有
 
英国で一番美しい庭と賞賛され20世紀の傑作といわれている。イチイの緑の生け垣に囲まれた白い花と
 銀葉植物だけのホワイト・ガーデンは有名、カモミールで覆ったベンチのあるハーブ・ガーデン、オールド・ローズが
 咲くローズガーデン、暖色のコテージ・ガーデンなど全てに優れた色彩計画が施されている。

城館で唯一残った城門の塔から庭園全体をそして、どこまでも平地が続く景色を眺めることができました。
何でもそうですが目線を変えると新しい世界が広がりますね。イギリス人はバラとクレマチスが大好きです。
バラはほとんど終わっていましたがクレマチスはその花数に驚くほど咲き誇っていました。これが歴史を感じる
レンガの壁にとても美しく映えます。最後の写真は門の外にある苗売り場です。


 The National Trust・・・19世紀後半、産業革命によって田園の暮らしが都市型に変化しイギリスの自然は
   荒廃の一途をたどっていた。1893年ピーターラビットの物語に登場する湖水地方の土地が売りに出される
   という話に3人の市民が立ち上がり、2年後環境保護団体として誕生。「古き良きものを次世代に残す」という
   思想に共鳴し寄贈された城や建物、寄付金で購入したものなど100年の歴史と実績を積み今では英国最大の
   土地保有者です。230のガーデン、4万ヶ所以上の遺跡や20ヶ所の城郭、890キロに及ぶ海岸線(イギリスの
   自然海岸線の半分にあたる)や24万ヘクタールの田園地帯を保有。会員数260万人。
   日本では明治維新の頃、イギリスではすでに自然環境保全の思想が生まれていたわけです。

 
☆ Royal Botanic Gardenns, Kew (キュウ・ガーデンズ)
 
  世界最大の野生植物のコレクションを誇り、テムズ河畔120haの敷地を持つ王立植物園。
    標本の数は600万に及び4万種以上の植物がある。

各テーマごとに分かれていますが、キュウ・パレス前のフォーマルガーデンのラベンダーに見とれ、
ここにいちばん長くいたような気がします。建物の壁に草花だけでなく、木まで這わせてしまうのには
驚きました。えっ、ドアが開かない? 大丈夫、外国のドアは日本と違い内側に開きます。


☆ RHS Garden Wisley (ウィスリー・ガーデン)
  
英国王立園芸協会が運営する240エーカーの世界最大級の庭園。園芸の普及と発展のため、品種の試作、
   園芸技術、庭園デザインなど園芸家に役立つ庭園造りを目指している。

ロンドン市内の観光をやめてこのウイスリーを行程にいれてくれたことに感謝したいほど、ここも
素敵なガーデンでした。ロングボーダーガーデン、ローズガーデン、ロックガーデン、ハーブガーデン)、
モデルガーデン(自分の庭作りのヒントを得る為にたくさんの人が熱心に見ています)の他にライブラリーや
ゴールデンアカシアが美しいレストランもあります。そしてあちらこちらでラベンダーとの出会いもあり大満足。 

 
      

 お待たせしました!番外編!

 ☆縁の下の力持ち編☆ 「私たちはこの庭が好きなんです」という声が聞こえてきそう・・・
   

 
☆旅の途中で見かけた美人編☆                              「美人の影から他の美人を撮るT氏」

 ☆ カップル編 ☆
   

 
☆見ただけでおなかいっぱい編☆
     

 ☆Many Thanks☆
                
 
      
たのしい旅を陰で支えて下さった、添乗員のSさん、事務局のKさん、そして大御所T氏
ほんとうにありがとうございました。
Sさんはどこへ行ってもみんなからカメラを預かりパチリ、パチリ、シャッターの数ではSさんが一番かも?
Kさんも片時もデジカメやビデオカメラを離さず、長時間に及ぶ撮影を。
T氏は愛用のすばらしいカメラでひとつひとつ丁寧に撮影を。

特にラベンダー撮影時には真剣な表情と優しく愛情に満ちたまなざしがi印象的でした。