November 2001       
        
          「ラヴァンド・ちょっといい話」の中で「日本で一番古い
             ラベンダーは札幌市の石村櫻さん宅にあります」と
             ありましたがこれは誤りです。
             正しくは札幌市の高橋萬右衛門北海道大学名誉教授宅  
             にあるそうです。
             訂正とともに石村さんにお詫び申し上げます。

          秋田からひと足早く雪便りが届きました。
             この間まで咲き続けていたラベンダーもとうとう
             雪の下に隠れてしまう季節がきたのですね。

 
               冬が来た

               きっぱりと冬が来た
               八つ手の白い花も消え 
               いちょうの木もほうきになった

               きりきりともみ込むような冬が来た
               人にいやがられる冬
               草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
 
               冬よ
               僕に来い、僕に来い
               僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
               しみ透れ、つきぬけ
               火事を出せ、雪で埋めろ 
               刃物のような冬が来た
                               (高村光太郎詩)


             先日少しだけ雪が降りましたが、今夜はどうも本格的に
             なりそうです。大好きな冬がとうとう来たようです。
             明日の朝はいちめん真っ白な別世界になることでしょう。
             いままで何十年となく初雪をみてきましたが、不思議に心が
             落ち着いた記憶が残っているのは何故なのか、ふと考えてみました。
             春夏秋冬、これほど劇的に風景がかわる時はないでしょう。
             しかも、ありとあらゆる色の世界で、白色の世界が際立つのです。
             まさに白紙の世界です。
             すべてを浄化し、原点に立ち返らせてくれる雪。
             雪国に生まれ育って、ここまでこれたことに幸せな気分を
             味わっているところです。

                             
             例のラベンダーですが、あれから何度となく霜の洗礼をうけ
             さすがに疲れたらしく、冬ごもりに入ったようでした。
 

           煮物を口にほおばり味見をしている時にチャイムが鳴った。
             口があけられず低い声で「はい」と言うと「すみません、
             まちがえました・・」 ???  どすのきいた声に部屋番号を
             押し間違えたと思い、思わずあやまってしまったショウメイさんが
             自分で鍵を開けて帰ってきた。  


          暗闇で育てていたヒヤシンスにいつの間にか真っ白な
             サンタクロースの髭のような根が伸びていました。
             びっくりしたのはクロッカスです、葉がもう20cmも伸び
             これは間違いなくあわて者のようですね。

             でもクロッカスの葉ってこんなに長い? なんだか自信が
             なくなってきました。もしかしたら、これはムスカリだったりして?
             一番あわて者なのはわたしなのですね、きっと。

          隣にちいさいけれど素敵な花屋さんがあります。
             教室も開いているためか、お花もグリーンもかなり
             気に入ったものが揃います。
             ハンモックに寝そべっている大きなサンタクロースを中心に
             今日からクリスマスの飾りつけになった上にポインセチアや
             シクラメンの鉢がたくさん並びとても華やかです。
     
             華やかさの中に落ち着きが感じられるディスプレイは
             色の統一感からきているのでは? と学ぶところの
             多い花屋さんです。

                         
          デジカメを修理に出しました。年内は無理かもしれないと
             言われ年賀状が作成できないので困っています。
             「光学10倍のデジカメいいなぁ」と浮気心を起こしたので
             きっと怒って反乱に出たのかもしれませんね。 

          昨日はウィルス騒ぎでお騒がせしました。いろいろと
             アドバイス頂きありがとうございます。なんだか掲示板に
             近づいているようで心強いです。HPからのメールは最初は
             知らない方の名前なのでいつも少し緊張してしまいます。

             
             ウィルスメールが5通も届き、ワクチンが反応して画面が
             真っ赤になったという報告もありました。
             そんな画面になったらパニックになりそうですね。
             人ごとだと思っていましたが、危機管理をしっかりしないと。
             わが国にも当てはまりそうな言葉ですが・・・
            
          小説・冷静と情熱のあいだは江國香織氏が描くあおいの
             「Rosso」、辻仁成氏が描く順正の「Blu」からできているが

             映画は
「Blu」(青)」でも「Rosso」(赤)でもない、
                 
「冷静と情熱のあいだ・Viola(紫)です」
            
             と中江功監督は言っています。わたしの中ではこの言葉で
             映画に対する思い入れが強くなったのかもしれません。

             
「情熱の赤と冷静な青の恋が実りラベンダー色が誕生した」
             のですから・・・

             ところでこの映画の舞台となるイタリア・フィレンツェの市の
             カラーは偶然にも”紫”だそうです。
             以前、その地を訪れ街を一望した時、建物の壁も屋根も歴史の
             感じられる枯色で統一されていました。わたしにはそのイメージが
             強すぎたせいか紫とうまく結びつかないのですが。 

        
  「冷静と情熱のあいだ」を観てロマンの余韻に浸り、それを
             何日もひきずりたかったのですが、その後行ったビッグサイトの
             フェアで現実の仕事に引き戻され、お台場のX’masツリーを
             写真に撮ろうとすればデジカメが故障しているのに気がつき、
             携帯から送信した仕事のメールはやはり届いていなかったし、
             家に帰れば追い討ちをかけるようにやはりウィルスだったことが
             判明・・・   なんだかわけのわからない1日でした。

             ウィルスに感染するとラヴァンド色の風邪になってしまいますね。


          このHPのメールアドレスから頂いたメールで本文がなく
             添付ファイルだけのものが届きました。写真を添付して
             くれたのかもしれませんがウィルスだったら、と怖くて未だに
             開くことが出来ません。お心当たりのある方はお知らせください。 
 
          このところガーデニングの風につつまれています。

             寒くなるとベランダ仕事ができなくなる、いやしたくなくなる
             ので鉢の植え替えや球根の植えつけをしました。
             チューリップ、スノーフレーク、クロッカスそして種まき名人の
             まねをしてフリージアも。ラベンダーの挿し木も合計70本。
             こんなに熱がでたのははじめてです。はしかに終わらないと
             良いのですが・・・ 
          その日は珍しく午前2時すぎまで起きていたにもかかわらず
             ☆しし座流星群☆を見ずに寝てしまった私。すごく感動して願い
             事をしたという友人の話を聞くと東京でも見ることができたんだ
             と、時間を取り戻したい気分になってくる。NHKの少年ドラマ
             シリーズ「タイムトラベラー」を懐かしく見た後パソコンをいじっていたら
             そんな時刻になっていました。このドラマに出てくる「ラベンダー」、  
             当時、私にとってのラベンダーは未知の花でありその響きや
             香りを想像してほのかな憧れをもっていたのかもしれません。
             このドラマからラベンダーに興味を持つようになった方は
             たくさんいらしゃるのでは?
       
             あっ、でも懐かしいなんて書くと年齢がばれてしまいますね。
                                                      

          今年はちょっと出遅れてしまいましたが水栽培をスタート
             させました。ヒヤシンス、クロッカス、ムスカリそして蟹爪水仙。

             水仙の球根に刃物で傷をつけそこから出てくる葉が横へ
             螺旋を描きながら伸びていくので水仙の蟹作りと呼ばれ
             中国や台湾ではお正月飾りとして新年を華やかに彩るそうです。

             成功すれば皆さんにもご披露できるのですが・・・  

          10月初め銀座の並木通りで思わず立ち止まりました。
             10m以上ある大きなオリーブの木を見つけたのです。
             それだけでも感動なのにオリーブの実もたくさんつけています。
             しばらく見とれてしまいました。でもどうしてこんなところに?
             よく見ると素敵なフランス料理店の前庭だったようです。 

             今日、ランチの予約をしようと思ったのですが年内はもう
             無理とのこと。今、東京で一番予約のとれないお店だそうです。

          この秋は雨が多いですね。晴れた今日休みがとれたので
             思い切ってナナアルバの剪定をしてみました。
             上部の挿し木にしたものがうまく根を出してくれれば仲間が
             増える、と思うとバッサリ切ることができました。 

  
        こんなことが何回か重なり携帯を変えようと思っています。
             いったいどこをさまよっているのか?メールを送信してから
             8時間後に届くことも。真夜中にメールが届き友人間不和の
             原因にもなりかねません。違う会社同士だと相性も悪いそうです。
             やはり一番普及している会社のものに落ち着くのでしょうか。              

          園芸店を覗いてしまうと誘惑があちらこちらに・・・
             もうベランダは満席なので買ってはダメと言い聞かせて
             いたのですがクリスマスツリーの形に刈り込まれた
             ローズマリーが私を呼んでいます。席は譲り合って
             もう少しづつつめてくださいといえば大丈夫かなと思い
             とうとう購入してしまいました。 

          メールの紹介から。

             
ラヴァンド日記の写真、驚きました。
             ラヴェンダーとトンボの写真は不思議な映像ですね。
             かなりミスマッチな両者で季節感が無いと言えばないし
             だからこそこの様な取り合わせのものを同じフレームに
             納めることが出来るということは素晴らしいことです。
             もうひとつ、ブドウ畑の紅葉の写真。
             ブドウ畑って、こんなにきれいに色づくものなんですね。
             衝撃を受けました。
             風景写真を撮る自分としては、是非このような光景に
             巡り会いたいと思いながら眺めています。
             秋田も素晴らしい所なんですね。
             今後の撮影の参考にさせていただきました。
             先日蒔いたロゼアが1週間で芽を出しました。(喜)
             あまりに嬉しくて、その小さな双葉を眺めながら
             ひとり祝杯をあげてま〜す。 


             
芽をだしてくれた日って本当にSpecial happy day♪
             ですよね。(さくら談)          

          訂正です。とんぽのいたラベンダーは紅葉の畑とは別の
             以前ぶどう畑だった場所にあるそうです。失礼しました。

          秋田発、ぶどう畑の見事な紅葉です。
             とんぽのいたラベンダーはこのぶどう畑にあるそうです。
             こんなに美しい自然を眺めていられるラベンダーが
             ちょっとうらやましいですね。それにしてもこのラベンダー
             雪が積もるまで咲きつづけるのでしょうか。 

              
          ラベンダーと蜜蜂はよく見る風景ですがとんぽが
             こんなにラベンダーを好きだとは知りませんでした。
             さて、とんぽの数わかりますか?(答え・♪^。^♪ )

              
          秋田から霜の降りた朝にラベンダーが咲いている写真が
             届きました。こんなに寒くなってからも今なお咲き続ける
             ラベンダーの生命力にはおどろかされます。
             その霜(氷)は透明感があり、形はまるでとんぽの羽の様
             にきれいです。
              
             ところが、です。今日気がついたのですが、とんぽの羽の
             ように見えた霜(氷)は実は本物のとんぽだったのです。
             本当におっちょこちょいですね。


          今日は豚汁を作ろうと朝から決めていました。
             理由は朝のTVで紹介されていたからという単純なもの。
             スーパーでは面白いものでその日、はなまるマーケットや
             おもいっきりテレビで体に良いと紹介された食材は必ず
             品薄になっています。

             会社帰りに寄るという時間のせいもありますが案の定
             薄切り豚バラ肉や厚揚げはきれいに売り切れていました。
             バラ肉をもも肉に厚揚げを焼き豆腐にしてかくし味に
             かんずりを使ってみましたがすっきり味のおいしい豚汁が
             できあがりました。

             
          昨日は鎌倉に行きましたがあいにくの雨で
             カメラもリュックの中で眠ったまま、お財布だけが
             活躍しました。鎌倉に行ったらぜひ立ち寄りたいと
             思っていた「トランシス」はプロヴァンスからの直輸入品
             が並び、お店に一歩入るとプロヴァンスの風を感じます。
             店長のこだわりが光るステキなお店でした。
             
             ラベンダー柄の小物もいろいろありワクワクします。
             でも今回購入したのはプロヴァンスプリントを使った
             おしゃれなバッグです。これにカメラを入れラベンダー
             畑を回る自分の姿を想像して今からニタニタしています。            

          最近、カウンターの進み方が速くなったような気が
             します。素敵な感想メールもたくさん届くようになり
             更新の原動力になっています。掲示板設置までの間
             時々メールも紹介していこうと思います。
          ぜひ、オーナーに名乗りをあげたいですね。
             彼の畑なら距離的に様子を見に行くことができそうです。
             昨年、日比谷花壇のラベンダーオーナー制度に登録
             していました。ネームプレートが付いたラベンダー畑の
             写真をもらっても実感がわきません。自分で刈り取ることも
             できましたが富良野までは遠すぎました。刈り取られた
             フレッシュラベンダーが和紙に包まれおめかしして届いた
             のはプロヴァンスから帰ってきた翌日でした。
          今日もメールの紹介から。

   
             僕は贅沢なラヴェンダーライフを送っているとつくづく
             感じます。週末しか逢えないのは遠距離恋愛にも
             似ていますが自分の我が儘ばかりを押しつけている
             ので少し可哀想でもあります。
             拡張する畑に植えるラヴェンダーにはいつの日か
             オーナーさんをつけてあげたいと思います。
             僕が対応できる範囲でほんの少しだけ


          わたしも同じように感じていたことを感想メール
             で頂きましたのでご紹介しましょう。
             
            
 これからの季節、ラヴェンダーにとっては寒さに
             耐える期間ですね。銀色に輝く葉を見ていると
             なんだか元気をもらえます。
             花盛りのラヴェンダーもきれいだけれど冬の
             やわらかい陽に輝くラヴェンダーも好きです。
    
             心にいつもラヴァンド色の風・・・ですね♪