令和7年5月14日(水)教育実習真っ最中

←今、明和高校の教育実習真っ最中です。

4年前に明和高校を卒業された門下生OBの清水陽菜さんがレッスン室を訪ねて下さいました。とても嬉しかったです!

今日レッスンの生徒さん達と一緒に記念撮影をしました。みんな、嬉しそうです。

2020年10月23日に門下生の渡部菜々美さんが実習生として、いらして頂いた時には、陽菜さんは、まだ、明和高校の生徒さんとして、この日記に登場して頂きました。
もう陽菜さんが、実習の先生としていらっしゃる時期が来たなんて、時が経つのは本当に早く、感慨深いです。
陽菜先生の授業は、とても楽しいそうです!私も大学4年生の頃、教育実習に地元の中学校へ行きました。あれから32年も経ちますが、ついこの間のようでもあり、何だか随分昔の事のようでもあり・・・。すごく大変だったけれど、大変な事って振り返った時に、不思議とそのどれもが素敵な想い出として残っていくのですね。今も、1人1人の生徒さん達と沢山の想い出を作っています。特に、この歳になると、何でも「今がその時、その時が今」で「又、いつかはない」と思うようになります。
実習は、来週で終わりですが、最後まで、陽菜先生、どうぞよろしくお願いいたします!
←今が一番いい季節ですね!










令和7年5月7日(水)生徒の声欄

←PTNAホームページ教室紹介「生徒の声」欄に新しい声が掲載されました。

習い始めて18年 女性(2025/05/07)掲載

音大を目指す生徒はもちろん、そうではない私のような社会人の生徒にも、分け隔てなく、とても一生懸命、そしてとても丁寧に教えて下さいます。
社会人になっても、ピアノを続けていられるのは、本当に先生のおかげだと思っています。



暖かいお言葉を頂いて、本当に有難うございます。
こちらこそ、いつも生徒さん達の存在に大きく励まされています。感謝の気持ちで一杯です。


令和7年5月1日(木)皆様からのご質問にお答えしていきます。

「暗譜がなかなか出来ません。どうすればよいですか?」といったご質問をピアノ学習者の皆さんから、よく頂きます。
ご質問頂き、有難うございます。
私が生徒さん達にお勧めしている方法は、1フレーズごとに暗譜することをお勧めしています。
そして、和声法の基礎をしっかり勉強すると良いです。
和音は音楽の言葉です。文章を作る時に、言葉を好き勝手に滅茶苦茶に並べてはいない通り、和声法には、きちんとした順序があります。音楽学生はスケールやアルペッジョの指の練習だけではなく、常に、あらゆる調性のカデンツを勉強します。
私は、これまでに沢山の生徒さん達を見ていて、大抵、暗譜が不確かになる時は、フレーズの終止形で分からなくなることが多いことに気付きました。又、メロディは暗譜出来ても、内声や左手のハーモニーでわからなくなる事が多いです。その部分は、注意深く耳で聴いていない部分、又、指先に1つ1つの音がはまっておらず、神経が行き届いていないことが多いので、注意深く聴くようにします。
私が、これまで、練習した曲の中で、一番暗譜に苦労したのは、ウェーベルン変奏曲OP.27とメシアンの鳥のカタログの「ダイシャクシギ」を弾いた時です。
ウェーベルンは桐朋時代の大学2年生の時に、恩師が「この曲は、国際コンクールで絶対にお勧めだから是非譜読みしておいで」。とおっしゃられました。
必死で頑張り、約1週間、ほとんど暗譜状態でレッスンに持っていき、とてもよく頑張ったね、と私の努力を認めて下さり、念願だったダブリン国際コンクールに恩師と一緒に行き、自分も本番で弾いて、又アイルランドの子が演奏したウェーベルンを聴いてものすごく感動した想い出が残っています。
メシアンも暗譜するのに時間がかかりました。しかし、やはり、この時も、最後は、恩師の褒め言葉が私のやる気を更に引き出して下さいました。「メグミ、よく頑張った!」とウィーン時代の恩師にものすごく褒めて頂いて、ウィーン国立音大で演奏する機会を頂いて、本番で演奏しました。
私の体験から申し上げますと、やはり、人間、すごく大変な思いをした時に、少しでも改善が見られた場合に、努力をねぎらって認めて頂けた恩師からの褒め言葉は、とても大切です。そして、どうしてもこれは、「欲しい!」と自から強く願ったときに、物事は、達成出来ます。
暗譜は、最後は、「気力」でやるといいと思います!
又、今まで頂いてきたご質問の中で多いものを、これからも日記でお答えしていこうと思います。
←オランダ、ザーンセ・スカンスで。木靴博物館や、17世紀の佇まいを今に伝える村を再現している場所です。

(2015年12月18日、ザーンセ・スカンスで買ったカレンダー)。