令和6年9月24日(火)世は無常なり
←少し、涼しくなり、明和高校へ通勤するのも歩きやすくなってきました。
明和高校前の緑が勢いよくグングン伸びています。
←正門から見たら、教室が囲いに覆われています。
毎週レッスンに来るたびに、変化しています。
←レッスン室から見える、工事現場。ここに新しいホールが建つそうで
楽しみですね。
人間も、周りを囲む環境も、何もかも、日々移ろって変化していきます。
正に、世は無常なり・・・。
令和6年9月23日(月・祝)自然の姿に見習いたい
←今日は、名音大の出勤日です。
今朝の気温は、感動の26度!涼しい風が吹いています。
オーストリアやドイツの夏の最高気温くらいにようやく下がって、この美しい青い空が澄み切っています。
秋が本当に来るのかな?と思うくらい今年の夏は酷い暑さでしたが、
しかし、秋は、ちゃんとやってきました。
いつも自然の姿を見習っていたい・・・・。自然は、静かに黙って焦らず、
ゆっくり、ゆっくり時を刻んでいます。人間の内なる精神も次のステップへ進むには、ゆっくりとでしか進むことが出来ないんだよ、忍耐強く待っていてね!と自然は、私にいつも教えてくれるようです。
←レッスン室から見える名古屋駅。美しい眺めです!
さあ、秋学期も本格的に始まりました。
今学期も生徒の皆さんとのレッスン、とても楽しみにしています!
どうぞ宜しくお願い致します!
令和6年9月22日(日)門下生の御活躍
←12月15日(日)稲沢市にあるSOBUE AOKUMA COFFEEでソプラノミニコンサートAOKUMA音楽会VOL.8が開催されます。
(1部11:30、2部15:30スタートで、各部30分前開場)
ソプラノの方のピアノ伴奏者は、既に、現在ピアニストとしてご活躍中の
宮脇彩永さんです。
この音楽会を主催される方は私の教室に通って下さっている
松木奈代美さんです。松木さんの御主人様が経営されるカフェでのコンサートです。
ご興味のある方は、是非、応援に行ってあげて下さい。
令和6年9月21日(土)30年前のウィーン到着記念日
←30年前のウィーン。
ウィーンに到着して、まだ、時差ボケの私、ウィーン国立歌劇場前で。
長袖のカシミヤのセーターと黒いジャンパーでもまだ寒いくらい。
(1994年9月23日、ウィーンで 22歳の私)
今日は、私にとって、今から丁度30年前の9月21日に初めてウィーンに到着した記念日です。
この30年間の間に、本当に、何もかもが大きく変わりました。
まず、インターネットがありませんでしたから、留学準備にしても、ほとんどは、本を読んで情報を得ました。
あとは、大使館へ出向いて、パンフレットをもらいに行ったり、テレビのドイツ語講座を見たりするくらいでした。
桐朋時代の高校、大学の時のドイツ語の先生がドイツでの日常生活をお話しして下さり、そのお話から、私の頭の中で、色々と想像したりして、少ない情報の中で、まだ見たことのない土地への憧れや、ロマンに溢れ、幻想に満ちた私の夢は、ふくらむばかりでした。
今の人達は、どうなんだろう?私達が育った頃よりも、あらゆる面でもっと現実的に物事を考えているような気がします。
ピアノを始める前に、音楽で食べていけるかどうかをすごく気にされる方達が多くなっていますが、そんなこと、学生の頃、全く考えたことがなかったよねえ、とよく家族で話しています。
いや、逆に、音楽がないと生活が出来ない、音楽があるからこそ、生活が出来るのだと私自身は、ずっと思っていました。
人それぞれ、まず真っ先に他の事を全て犠牲にしてでも守りたい優先順位というものがあると思うのですが、私の場合は、それがピアノだったので、ピアノの神髄を極めたい、という思いがずっとあり、まず、食べていけるかどうかは、二の次でした。
←この本のカバーの裏にドイツ語の楽典用語が書かれています。
ウィーン国立音大の入試前によく勉強した本です。
←ドイツで生活するために、持っていくといいものや、必要な事柄が沢山書いてあり、これもよく読んだ本です。
ドイツでの生活の本は、結構あり、以外と、オーストリアのものは、少ない印象でした。
YouTubeは、今の情報がすぐゲット出来て、便利で楽しいですね。しかし、お若い方の目には、いいのかもしれませんが、私くらいの年齢になると、長時間は疲れて見れません、皆さんは、どうですか?
令和6年9月19日(木)ハンガリーからのお便り
ハンガリー国立リスト・フィレンツ音楽院修士課程ピアノ科に入学が決まった、吉岡瑞貴さんが、近況報告を下さいました。今週から、少しずつ、授業が始まるそうで、大学院では、沢山の授業を受けさせていただけるそうでとても楽しみです、との事です。
瑞貴さんは、先日リサイタルの折には、門下の方々、保護者の方々にお越し頂いて本当に有難うございましたとの事です。私からも門下の皆様に御礼申し上げます。
つい先日、ルーマニア、チェコ、ポーランド、オーストリア、ドイツなどで、豪雨、洪水の災害があったことをニュースで見て、ハンガリーも近いので、瑞貴さん、大丈夫かなあと心配しておりました。
でも、とてもお元気そうで、安心しました。
私が、留学生活を送っていた頃も、大寒波が襲って、何万人死亡とか、そういうニュースが流れるたびに、日本にいる両親が心配してくれました。ウィーンのレストランで、発砲事件があったと聞くと、又、それも日本で見ると、全員が事件に巻き込まれている状態のように見えますが、案外、現地にいる人は、日本ほど、メディアが騒ぎませんし、現地にいる人の方が、「え?そんなことがあったの?」くらいの感じです。日本でも、阪神淡路大震災があった時に、「メグミの家は、無事なのか?」とあらゆる人から聞かれましたけど、日本=大地震=メグミの家のように何でも結びつけて聞かれましたが、日本も北から、南まで、以外と広いんだなと感じます。
とはいえ、今年の夏の名古屋の暑さには、もう参りました。
35度が続いて、身体がもう悲鳴をあげております。ハンガリーは17度、寒いくらいだそうです。
私も22歳の時にウィーンに初めて、飛んだのが9月21日で、秋でした。カシミヤのセーターにジャンバーを着ていましたから、名古屋で今、そんな恰好はとてもではないですが、出来ません。
オーストリアでは、雪が降ったと聞き、牛さん達が、9月に降る雪・・・とびっくりしている様子も、ニュースで見ました。
日本は、異常に暑く、世界中が、おかしな気象になっていることだけは、確かです。
瑞貴さんの他にも、ドイツで働いている門下生達がいるので、皆さん、無事かなあと思っています。
←瑞貴さんが、素敵なお写真を送って下さいました!
立派な大学ですね!お身体お大事にして、留学生活を満喫してくださいね!
令和6年9月16日(月・祝)最近読んで面白かった本
最近、「国際線外資系CAが伝えたい自由へ飛び立つ翼の育て方」を読みました。
とても面白くて、買ってきて一気に読みました。
Ryucrewさんというカナダの永住権を持っていらっしゃる日本人男性の外資系フライトアテンダントの方です。
本の中では、リュークルーさんがどのようにしてCAさんになられたかを書いていらっしゃいます。
私個人的には、飛行機に乗る事が多かった事もあり、そのたびに、CAさんの職業というのは、実際どんな現場なんだろうと日頃からとても興味があり、手に取った本でした。
リュークルーさんは、YouTubeも沢山出されています。その話の面白い事、関西弁で色々な事を教えて下さっていますが、もう、お腹をかかえて笑って見ています。私も三重県で15年間は過ごしたので、一応、関西弁は、喋れます(笑)そんな話、どうでもええで。
特に面白かったのが、オカン(お母様)との旅動画です。
リュークルーさんの夢は、自分が働く飛行機にオカンをのせることだったそうで、その夢が実現した動画は、見ていて本当に感激しました。
この方の母親思いな優しい心とあちこちの国の搭乗ゲートで出国するときに、お母様とさようならする場面など、私が見送られる側、見送る側を何度か体験した思いと重なり、ものすごく感動しました。
リュークルーさんの動画を見ているとどんな時も人生楽しめるなあ、生きている事自体が本当に嬉しくなるなあ、いい動画作成して下さり、有難う、本当にいい動画だなあと思って見ています。飛行機の機内に搭乗する際に、CAさん達が、「グリュスゴット!(こんにちは!)」とか乗客を笑顔で迎えて下さいますが、あれは、単なる挨拶だけではないという事を初めて知りました。その際に、どんな人が乗っているか、顔色や、泥酔していないかなどチェックするためでもあるというのを知り、そうやって、CAさん達が色々と気を配ってくれているからこそ、私達は、安心して乗っていられるんだなあと初めて知りました。それだけでなく、他にも勉強になる上、リュークルーさんの話が最高に面白いです。
本もとても良かったです。音楽家を目指すお若い方達にも是非お勧めしたい本です。自分の夢をかなえている人達に共通している道のりがやはり、ここには、書いてあり、どんな職業を目指している方にも共通している大事なポイントがあると感じます。読んでいて、勇気が湧いてきたり、爽やかな気持ちになれる素敵な本でした。
そういえば、音大受験前に、私の教室に札幌から飛行機でレッスンに通われて、昭和音大に入り、卒業後、国内線のフライトアテンダントになられた生徒さんがいます。その子は、女の子だったけど、今も空の上を飛んでいるのかなあ
どんな職業でも、他人の生き方に惑わされず、「自分らしい生き方」が出来れば最高の人生だと私は思います。
←私が読んだリュークルーさんの本、出版社はKADOKAWAです。
本も、動画も、最高に面白いです!
令和6年9月14日(土)第15回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan 愛知地区本選
今日は、第15回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan の愛知地区本選がありました。
高校3年生の大藪真菜さんと中学3年生の永峯佳樹君が、本選通過して全国大会へ進むと喜びの報告を頂きました。
おめでとうございます。
令和6年9月6日(金)夏休みが終わり、学校が始まりました
9月に入り、明和高校でのレッスンも始まりました。
名音大も、来週からレッスンが始まるので、秋学期のレッスン時間の打ち合わせ、履修登録の真っ最中です。
今年は、6月くらいから、夏のような感じで、本当に暑いです!今だに頭がクラクラするような連日の猛暑に私は、
かなりバテております・・・・。
皆さんは、どうですか?これ以上、温暖化にならないよう、地球を冷やすには、私達は、一体何をどうすればよいのか、そんな事をよく考えます。
早く、涼しくなりたいですね。
というわけで、秋学期も皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
←東京ゲーテ・インスティトゥートに通っていた頃のドイツ語の教科書です。
私が、一番好きなページ(笑)チーズは、デア ケーゼとか、お皿は、デア テラーとか、実物と一緒に単語を覚えると頭に入ります。
教科書の字だけ何回読んで暗記しても、結びつきませんから、目で見て、発音して覚える、ピアノの譜面を見て、音を出すことに似ていると思います。
この写真は、全部ドイツ語で食べ物の名前が書いてあります。
ドイツや、オーストリアのレストランでは、日本のように食品サンプルがないから、イメージしづらいですね。
日本は、うどんとか、ラーメンとかお寿司とか何でも、綺麗に食品サンプルがあり、これは、日本の素晴らしさだといつも思います。サンプル見て、
「あっ、これ美味しそう!これ食べよ~」となりますよね!ヨーロッパでは、
黒板にチョークでメニューが書いてあるだけだから、わかりにくいです。
シュパイゼカルテ(日本でメニューの事)にも文字だけしか、書いてありません。
ドイツのミュンヘンでサラダを頼んだら、もうお皿一杯のサラダが出てきて、びっくりした想い出があります。
日本人のお腹には、サラダとスープだけ頼んで後は、パンくらいあれば、
もうお腹パンパンになるくらいのボリュームがあると思います。
初めは、そのボリュームにびっくりしたけれど、ドイツも、オーストリアも冬が長くて、とても寒い事と、あとは、日本と比べると、ものすごく歩く距離が長いので、沢山食べることが、大事なんだと思いました。
外食は、日本と違い、とても高いので、私がウィーンの留学生だった時は、いつも自炊で、ほとんど外食は、しませんでした。