令和5年6月30日(金)実技試験

27日2年生、28日3年生、そして今日は、1年生、明和高校の前期実技試験が、やっと終わりました。

6月の間に、しかも、1週間の間に全学年の試験があったのは、初めてです。

自分が音楽高校生、音大生だった頃を想い出し、試験を聴いて下さった先生方は、大変だっただろうなあと身に沁みて感じます。

あの頃は、自分が演奏するのに頭が一杯になっていて、先生方のお気持ちまで考える余裕などとてもなかった気がします。

自分を育てて下さった先生方に改めて感謝の気持ちで一杯です。


令和5年6月26日(月)全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

先日、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの予選があり、高校2年生の生徒さんが予選通過したと喜びの報告を頂きました。

おめでとうございます。


令和5年6月25日(日)PTNA予選真っ最中  みえ音楽コンクール予選

A1級を受けられた小学1年生の生徒さんが、優秀賞で予選通過、C級を受けられた小学6年生の生徒さんと小学5年生の生徒さん2人共、
優秀賞で予選通過、そして、B級を受けられた小学4年生の生徒さんは、奨励賞を頂いたと喜びの報告を頂きました。

又、みえ音楽コンクールの高校生部門の予選もあり、明和高校3年生の生徒さんが通過したと喜びの報告を頂きました。
皆さん、よく頑張られました。

おめでとうございます。


令和5年6月24日(土)門下生の御活躍~PTNA予選 そして、桐朋学園大学のスチューデントコンサート~

今日もPTNAの予選がありました。D級を受けられた中学2年生の生徒さん、中学1年生の生徒さんが、優秀賞で予選通過したと喜びの報告を頂きました。

おめでとうございます。

←6月26日(月)桐朋学園宗次
ホール(仙川)で、18:30開演、
スチューデントコンサートが開催されます。


昨年度の成績優秀者の方々の演奏会です。


門下生の中から、現在、桐朋学園大学2年生の清水陽菜さんが、選ばれて、リストのハンガリー狂詩曲第2番を演奏されます。

門下生の皆様の御活躍をお祈りしております。










令和5年6月23日(金)門下生の御活躍

←来月の7月23日(日)宮脇彩永さんのピアノソロリサイタルが開催されます。

場所は、愛知県立芸術大学の奏楽堂で、午前11:30開場、12:00開演です。

彩永さんは、現在、愛知県立芸術大学大学院博士前期課程2年生で、これが、大学院の研究リサイタルになるそうです。

自身の心に渦巻いていたさまざまな感情を音にしたシューマン、情景を鏡という名の自分に映し出したラヴェルを中心とし、「パーソナル」をテーマにプログラムを組まれたそうです。

彩永さんは、音楽を聴いて心に思い描くことを大切に表現したいとの事です。

大学関係者だけでなく、一般の方もどなたでもお聴き頂けます。(入場無料)

ご興味のある方は、是非応援に行ってあげて下さい。



※ここからは、私のホームページの状況についてお知らせしておきます。
ここのところ、なぜだか、原因がわからないのですが、パソコンのホームページの調子が悪く、明日ご連絡下さる生徒さん達の御活躍も、もしかすると、早急にアップすることが
出来ないかもしれないので、前もってお詫び申し上げます。

今日は、たまたま上手くいきましたが、又、明日はどうなるかわかりません・・・・。
ご連絡頂いたのに、門下の活動や、日記の掲載がない場合は、パソコンの調子が悪いのだと思って下さい。よろしくお願いいたします。


令和5年6月22日(木)魅了される音楽的な空間は、弾き始める前にわかる

明和高校の試験や、名音大の試験、さまざまなコンクール、ありとあらゆる本番が迫ってきました。

生徒さん達は、最終仕上げに向けて皆さん、よく頑張っています。

生徒達には、ピアノ以外の事で大事な事を沢山話します。

「上手な人って、ステージに出てくる歩き方から、音楽が鳴っているみたいに素敵でしょ?その人の背後に音楽の光を連れて・・。
その人が歩くともう既に情緒的な音楽が聴こえてくる。そして、お辞儀の仕方、座り方、鍵盤に手をのせて弾き始める前のあの、研ぎ澄まされた空気感・・・・素晴らしい音楽家には、必ず、この弾く前、音を出す前に、もう既に、この人、いい演奏するだろうなあ・・・というのが、わかる」。

「初めの3分間でほとんど決まると言っていいと思う。小説とかもそう。初めの一ページで、面白い本は、グッと読者の心をつかむし、映画とか、お芝居、バレエや、オペラなどの総合舞台でも、あ、これは、何か違う、特別な空間があるし、その人が出てきただけで、魅了される・・・・」。

「お客様の心をグッと掴むには、いつもどのような面に気を配って、その人が過ごしているかという日常生活がやはり現れると思う。何かしら、心の中に平々凡々でない空間を創り出したい、それには、自分は、何に気を配らなければならないのか?常にこれは、一流を目指そうとするなら、大事な事だよ。音楽の世界以外でも、ほら、最高級のホテルとかに泊まると、一歩足を踏み入れた途端に、もてなしてくれるホテルの方達や、レストランなんかでも、超一流のところに行くと、やっぱり、何もかもサービスが行き届いていて、絶対にお客様に不快な思いをさせない。そういった、サービス精神や、非日常を味わわせてくれるのは、やはり、そこが超一流だから。
超一流の世界を沢山知ると、皆共通点があるから、超一流にいつも触れるようにしてね。
それを自分の心に取り込み、理想のイメージを持って、そうなろうといつも心に強く願い続けることで、誰でも出来るようになる。
なぜ、それをいつも心にしっかり思い続けなくてはならないかといえば、音楽家は、やはり、夢を売る職業だから・・・」。
←名音大の紫陽花が、今とても綺麗に咲いています。

紫陽花も冬や、春には絶対に咲きません。必ず、この梅雨の時期と決まっています。

気持ちが焦ったりするときは、自然の姿から見習います。

自然は、とても忍耐強く、時がくるまでじっと耐えています。

人間も、大事な事がわかるには、時を待たなければならないのです。




令和5年6月18日(日)門下生の御活躍~昨日に引き続きPTNA予選、そしてハンガリー便り~

今日も、昨日に引き続き、PTNA予選がありました。
C級を受けられた小学6年生の生徒さんが優秀賞で予選通過、グランミューズ部門A2カテゴリーを受けられた大人の生徒さんが優秀賞で予選通過、もうお一人の大人の生徒さんが奨励賞を受賞したと喜びの報告を頂きました。
皆さん、よく頑張られました。おめでとうございます。

又、今日は、現在、ハンガリーのリスト音楽院に留学中の吉岡瑞貴さんが、先日行われたLondon Classikal Music Competitionで第2位を受賞されたと喜びの報告を頂きました。
おめでとうございます。

素敵なお写真も送って下さいました。
瑞貴さんは、マルトンヴァーサールのブランズヴィック城にある「ベートーヴェン記念博物館」で、
19世紀の愛好家ブランヴィック家とその娘達ジョゼフィンやテレズとの関わりやその当時のピアノなどを見学されたそうです。
ベートーヴェンが愛した、ハンガリーの美しい庭園や、「熱情ソナタ」や、「テレーゼ」など数々の名曲が生まれた場所を訪れる事が出来て良かったですね。

ハンガリーもこの時期は、雨の日が多いとの事ですが、お身体お大事にして、日本では、吸収できない、沢山の事を吸収して、お元気で御活躍お祈りしております。


















令和5年6月17日(土)第47回ピティナ・ピアノコンペティション

今年も暑い夏の訪れとともに、ピティナの予選が始まりました。

グランミューズ部門Dカテゴリーを受けられた生徒さん達お2人の連弾が、優秀賞で、予選通過したと喜びの報告を頂きました。

おめでとうございます。


令和5年6月13日(火)門下生の御活躍

門下生コンサートのDVDを幹事さんが郵送して下さり、皆さんからお返事頂き、それぞれに、今の近況報告を頂いてとても嬉しく思っています。

先日、広島で行われた第25回さくらぴあ新人コンクールで門下生の中から、現在、愛知県立芸術大学大学院博士前期課程2年生の宮脇彩永さんが第2位を受賞されたと喜びの報告を頂きました。そのための入賞者による演奏会が10月1日に開催されるそうです。

おめでとうございます。

又、今日は、門下生の中から、既に学生を卒業されて御活躍中の佐藤愛さんのコンサートのお知らせです。

8月8日(火)HITOMIホール19時開演 ピアニスト佐藤愛の「熱響」~燃える2つのデュオ~が開催されます。

主催のメニコン様のご厚意で100名様無料ご招待となっていますので、ご興味のある方は、是非応援に行ってあげてください。




















令和5年6月12日(月)門下生の御活躍

←6月27日(火)11:30開演、宗次ホールで、ランチタイム名曲コンサートが開催されます。

門下生の中から、現在、愛知県立芸術大学大学院博士前期課程2年生の髙浪杜和君が
御出演されます。

ご興味のある方は、是非応援に行ってあげてください。




















←6月29日(木)18:00開演、東京・五反田文化センター音楽ホールで
第85回東京国際芸術協会の新人演奏会が開催されます。


髙浪杜和君は、ソロで、J.S.バッハ=ブゾーニ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータから「シャコンヌ」BWV1004ニ短調を演奏されます。


門下生の皆様の御活躍がいつもとても楽しみです。

















令和5年6月11日(日)第47回ピティナ・ピアノコンペテイション Pre特級一次2の審査

←10日、11日と東京の武蔵野音楽大学江古田のウインドアンサンブルホールで、
Pre特級一次2の審査がありました。












←審査の先生方と一緒に。

先生方、スタッフの方々、お世話になり有難うございました。





















令和5年6月6日(火)門下生コンサートのDVD,ブルーレイ出来上がりました

門下生の皆様に長らくお待たせしておりましたDVD,ブルーレイが今日、届きました。
レッスンに来られた生徒さん達から順番にお渡しいたします。

明日、幹事さんが取りに来て下さいますので、郵送の方は、もうしばらくお待ちください。














←門下生コンサートのブルーレイは、飼い主さんの宝物だね!
ボクも楽しく一緒に見せてもらったよ!

皆さん、本当に素敵でした。




















←2023年3月21日にあった21回目の門下生コンサートのプログラム。












令和5年6月4日(日)第7回めいおんピアノコンクール高校生部門  第45回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール中学生部門

今日は、第7回めいおんピアノコンクール高校生部門があり、明和高校3年生の本村玲菜さんが奨励賞を頂いたと喜びの報告を頂きました。

又、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール中学生部門の予選もあり、中学3年生の生徒さんが、通過したと喜びの報告を頂きました。

よく頑張られました。おめでとうございます。

金曜日は、明和高校の保護者会があるはずでしたが、大雨で、中止となりました。私が、明和に勤めさせて頂いて、24年間の間、沢山のお母様やお父様との出逢いがあり、お話することが出来ました。大雨で中止になるのは、初めての事です。

今日コンクールがあった方達は、晴れて良かったですね。
←ショパンが生まれた家、ジェラゾヴァ・ヴォラで買った本の中から。
特に左のページは、私のお気に入りの風景です。ショパンの美しいメロディが聴こえるような気がします。

私は、ドイツ語版を選びました。本は、何回でも読み直せて、記憶に残るので、そこの土地ならではの本を買うのが好きです。








令和5年6月1日(木)ユングやフロイトの心理学

6月に入りました。

先日明和高校の生徒達が、修学旅行へ行ってきたと楽しそうにお話してくれました。

広島、鳥取、島根、岡山へ行ったそうで、原爆ドームや、美観地区など行ってきたそうです。高校生という一番多感な時期にいい想い出が作れたと思います。

私が育った桐朋の高校生活は、修学旅行がないんです。北は北海道から、南は、沖縄まで全国各地から、東京に集まっている学生の集団、
というのもあり、まとめにくいというものもあったでしょう。

桐朋は、A組、B組、C組と3クラスあり、私は、B組でした。生まれて初めての音楽高校生活の初めての授業は、平吉毅州先生の音楽理論、
和声の授業でした。

平吉先生が、黒板にソプラノ課題や、バス課題をダーッと書いて下さる。その下に、あるいは、上に和声を自分で考えて書いていく。これが、もう楽しくて楽しくて。

「音楽高校って何ていいところなんだろう!私には天国のような世界だ!」これが、私の第一印象でした。

中学生までは、訳の分からない授業が多すぎて、特に特殊分野である、音楽に埋没していた私には、普通の事が、とてつもなく全部難しいものでありました。
しかし、音楽高校に入った途端、人生バラ色に変わりました。ほとんどの授業が音楽一色になったわけですから、私にとっては、文字通り天国でした。

人生が私に求めている、魂が私においでおいでしている場所に導かれたんだと強く実感できたのが高校1年生でした。

私の所に来ている生徒さん達のほとんどが、音楽高校、音楽大学を目指して励んでおられます。

最近は、ユングやフロイトの心理学が面白くて本を読んでいます。元々、大好きだった河合隼雄先生の本は片っ端から読みましたが、最近、YouTubeでユングの心理学の河合先生の講演を聴いて、更に興味を持っています。

本もいいけれど、河合先生の又、話し方が、癒されます。真面目な話なんだけれど、決して、窮屈さを感じない、ユーモアと、優しさのある話し方に沢山の方々が救われたのではないでしょうか。

御存命の時に一度お話してみたかったなあと思います。そして、今の世の中を見て、河合先生なら、どのように感じ、思われるかなあと興味があります。

その河合先生が三善晃先生と対談しているものも読み、又、武満徹さんについて書かれてあるのも、とても面白かったです。河合先生ご自身は、フルートを奏されると読んだことがあります。クライエントから聞いた話を全て、黙っておかなければならない辛さと、その辛さを吐き出す、フルートの音色があったかもしれません。
←ブルージュで見つけた「ヘントの祭壇画」。

「神秘の子羊」がおなかから、血を流しています。

その周りを天使たちがグルっと羊を取り囲んで、お祈りしたり、楽器を演奏したり・・・

十字架もあり、聖堂も描かれています。

外の空間に讃美歌が聴こえてくる感じがします。