令和5年5月25日(木)門下生コンサートのお写真が出来上がりました

門下生コンサートのお写真が送られてきました。

今日の午後の生徒さんから、お配りしています。 

あとは、DVDの製品化を待つだけです。
←パリで買ったラファエロの「小椅子の聖母」の壁掛け。

ラファエロの絵は、私の大好きな画家の1人です。











令和5年5月24日(水)ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan

←第13回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japanの自由曲コース/特別コースにおいて、優秀指導者賞を頂きました。

生徒の皆さんのお陰です。有難うございました。























令和5年5月23日(火)門下生コンサートのDVDチェック

門下生コンサートのサンプルが送られてきました。

1人1人の生徒さん達のお名前や、演奏がずれていたりしないか、全てくまなくチェックしました。

今日、ビデオ屋さんにお返事しましたので、最終的なものが仕上がったら、日記に書きます。

お写真はまだなので、お送りさせて頂く方々には、お写真と一緒に幹事さんの方から、お送りさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。
皆さん、素敵な演奏です!楽しみにしていてください!


令和5年5月16日(水)門下生の御活躍

←9月24日(日)14時開演、守山文化小劇場で「le petit bois」Piano Concert
~Vol.2~が開催されます。


門下生の中から、今井あかねさんが御出演されます。

あかねさんは、スペイン民謡/禁じられた遊びより「愛のロマンス」
そして、ヤナーチェク/ピアノ・ソナタ「1905年10月1日の街頭で」他

を演奏されます。

ご興味のある方は、是非応援に行ってあげて下さい。
















令和5年5月15日(月)門下生の御活躍

←大阪で、キットパスのプレゼンをする小学5年生の前田暁映君。

色々な企業の社長さん達や、お客さんが見えて下さったそうです。

沢山の方に声をかけて頂けて良かったですね!
皆さん、きっと感動されたのだと思います。

暁映君の曲が流れる日がくるのが楽しみですね!

大きなスライドの中で、ピアノを演奏しているのは、暁映君です。映画を見ているみたいですね!

レッスンの時、私が「音楽が途切れてしまわないよう、音と音を心でつなげるように・・・」と話すと、「心でつなげるって、どういうことですか?」とサッと質問が飛び出します。
私「う~ん、難しいなあ、心でつなげるってどうやって説明したらいいかなあ・・・次の音へ向かっていく緊張感を持って気持ちを持ってつなげる・・・・」
何か、全然、説明になってない。自分でも笑ってしまいました。

子供の「なぜ?」「それは、どういう意味?」質問するって本当に素晴らしい事です。
子供達の純粋な質問に日々、学ばせられる毎日です。


令和5年5月12日(金)PTNA教室紹介「生徒の声」掲載

←PTNAピアノ教室紹介のホームページ「生徒の声」欄に、新しく掲載されました。

掲載して下さった生徒さん達、有難うございます。

生徒の皆様の暖かいお言葉を励みにして、生徒さん達が、音楽を通して、より豊かな人生を歩んでいけますよう、これからも精一杯お手伝いさせて頂きます。


















令和5年5月10日(水)曲目選びについて

ピアノの先生方から、「1人1人の生徒さん達の曲選びをどのようにされているのですか?」と度々尋ねられることがあります。

私の場合は、生徒自身が弾きたい曲をまず、尊重するようにしています。
その後、生徒の方から、アドヴァイスを求められれば、アドヴァイスするという具合です。

私自身の体験では、子供の頃から、曲選びを通して、先生とぶつかることがよくありました。
今、自分が弾きたいと思っている曲と、先生のご意見がよく食い違うのです。

私が、桐朋の高校3年生の頃、卒業演奏会に選ばれた時は、ショパンのソナタ3番がどうしても弾きたくて、先生にご相談すると、
「ショパンはね、どの先生方ももう飽き飽きしているし、自分が一番上手く弾けるって思っているからね(笑)ソナタ3番で勝負しようとしたら、
よっぽど上手く弾いて、心に残る演奏しないと、いい評価は頂けないよ」。とアドヴァイス下さいました。
今は、そのアドヴァイスの真意がすごくよくわかります。

けれども、まだ当時高校3年生だった私は、
「よし!じゃあ、とびきり綺麗に弾けるようにして、先生に納得して頂けるよう、頑張ろう!」と奮発して、レッスンに持っていきました。
「へえ、意外と貴女が弾くといい曲に聴こえるよ。いいよ、それ弾いたら」。と認めて頂き、最終的に卒業演奏会に選ばれて、私にとってすごく心に残る想い出です。 

又、私がウィーン国立音大の修士の試験曲の中にシューマンのソナタ3番全楽章をプログラミングに入れていたのですが、ウィーン時代の恩師からも、
「シューマンのソナタ3番は、成功しない。やめておいた方がいい」。とおっしゃられました。しかし、この時も、この曲に対して、私なりの自信があり、「では、一度聴いて頂けませんか?」と全楽章弾くのを聴いて頂きました。
すると、「なかなかいい出来栄えですね。では、これを試験曲に使いましょう」。となりました。
ピアノ学習者の皆さんは、これがどうしても弾きたいという場合は、先生を驚かせるくらいの演奏をして先生を説得するといいですよ。(笑)

そんな体験が数多くあり、私は、1人1人の生徒の立場を考えてアドヴァイスすることが大切だと思っています。
20歳の生徒がショパンを弾いたと言っても、せいぜい、10年くらいなものでしょう。
それに反して、大抵の先生方は、50年以上、ショパンの作品を、自分も弾き、あちこちのコンクールやコンサート、学生達の試験などで、毎日のように聴き続けています。

そこで、食い違うのです。先生が教えたい曲と、生徒が弾きたい曲とが・・・先生の立場では、もう飽き飽きしている曲といっても、生徒達にとっては、まだ、飽きる程聴いても弾いてもいませんから、新鮮に感じます。

なので、教える時に、出来るだけ、自分の主観が入った意見を言わないように気をつけています。

選曲に困って、右往左往している学生には、こちらの案を一応出しますが、これさえも、「これは、私の意見であり、この通りにしなくていいよ。
気に入らないときは、全部変えたっていいよ」。というのが私流です。

そうやって、放りっぱなしではなく、いつも一緒に考えようという姿勢は保ちつつ、どこか、生徒達に逃げ道(自分で選べるという自由な選択)を
作ってあげると生徒達も、気持ちが楽になるでしょう。

先生に全部お任せでいい子もいいれば、全部自分で決断したい子もいる。

1人1人が今、何を求めているのか、欲しがっているのかを常によく観察して、対応すると良いと思います。
←ドイツのヴィースの巡礼教会。

質素な教会に見えますが、中に入ると、涙を流したというキリストの像や、
ロココ様式の装飾が、とても美しい教会です。


(2012年8月24日撮影)







令和5年5月5日(金・祝)ショパンの想い出

←私が桐朋の音楽高校2年生の時に勉強したショパンの
「24の前奏曲」の楽譜です。


24曲通すと全部で、43分程かかります。

月並みな言い方ですが、ショパンのメロディは、どれも全て美しく、ピアノ曲からもし、ショパンを除外してしまったら、
どんなに淋しい事でしょう。


高校2年生の私は、この曲の持つショパンの詩的な美しさに惹かれて、無我夢中で1番から24番まで練習しました。あまりにもボロボロの楽譜になったので、表紙を紙で作って貼っても中身は、テープだらけの無残な姿です。
←その後、あまりにもボロボロになったので、大学2年生の春にダブリンの国際コンクールを受けに行くきっかけもあり、2冊目を買いました。

あらゆるCDを聴き、24のプレリュードを演奏されるリサイタルも沢山聴きに行きました。

桐朋時代の恩師が、私の24のプレリュードを気に入って下さり、サントリーホールの大ホールに設置するピアノの選定や、出来たばかりのオーチャードホールに設置するピアノの選定のお仕事の時に、まだ高校生の私を連れて行って下さいました。私が、24のプレリュードをそこで弾いている響きを恩師が聴き、又、恩師が、演奏して調律師の方達や、サントリーホールの関係者の方々が聴いて下さるというお仕事です。

その当時、桐朋にいらして下さった、ミハイル・ヴォスクレセンスキー先生の公開レッスンを受けさせて頂いたり、私にとってショパンの作品の中で一番思い入れの深い曲です。

全部美しいけれど、個人的に、特に好きなのは、13番です。


←24のプレリュードの自筆譜です。

曲を勉強する時に、自筆譜を必ず見なさいといつも恩師はおっしゃっていました。

印刷した音符はどれも同じに見えるけれど、バッハの手書きの音符なんて、うねっていて、それだけでも音楽が聴こえてきそうな感じがしますよね。

タイプで打った手紙よりも、手書きの手紙がより人の心を揺さぶるのは、誰しも同じだと思います。

←ジェラゾヴァ・ヴォラにあるショパンの生家の前で。

(2010年8月24日撮影)












←ワジェンキ公園のショパンの像の下で。

近くで見るとものすごく大きいです。

(2010年8月24日撮影)









令和5年5月4日(木・祝)生徒さんのお母様がプレゼントして下さいました

←生徒さんのお母様が来年の門下生コンサートのお知らせを作成して下さり、
額に入れてプレゼントして下さいました。


レッスン室の前に飾らせて頂いております。
今日レッスンにいらした生徒さんが「素敵ですね!上手に作られていますねえ!」。とおっしゃるので、
「ええ、生徒さんのお母様が作成して下さったんですよ。綺麗に作られてすごいですよね!」。とお話しました。

来年第22回門下生コンサートは、2024年3月20日(水・祝)天白文化小劇場で開催致します。

又、1年後の門下生の皆様がどうなっているのか?成長を楽しみにしております。













令和5年5月3日(水・祝)練習の仕方

先日の門下生コンサートのDVDは、5月の末頃、私の方にサンプルが送られてくるそうです。それを見直した後、生徒の皆様にお配り出来ると思います。
お写真は、まだ届いておりませんので、しばらくお待ちください。

新学期が始まり、爽やかな5月となりました。今年1年間で練習していく曲を生徒さん達と一緒に考えたり、音楽漬けの毎日を送っています。

音楽高校生、音大生の皆さんは、60分くらいのリサイタルプログラムを常に練習している方達がほとんどだと思います。

常に持ち曲は、60分くらいを用意してレッスンに臨み、自分の練習では、更に先を読んでいくために、持ち曲を弾きながら、次の60分の曲目を譜読みして練習していきます。

そこで、大変になってくるのが、2時間分くらいある曲をどのように練習していけばいいか、それについて、私なりの方法ですが、書いていきますので、もし興味があれば試してみてください。

まず、私は、ある程度の「結果」=「成功」を生み出すためには、自分にとって必要な「時間」と「年月」と「計画性」が大切だと思っています。
どうしても達成したい事があるならば、それに向けて、自分には、どのくらいの「時間」をかけなければならないか、そして、どのくらいの「年月」を必要とするのか、それを、今日やったから、明日はやらないというような、行き当たりばったりな練習方法ではなく、毎日、目標に向けて、粘り強く改善していく一貫した「計画性」を持ちながら、目標へ向かって突き進んでいるかどうかを自分で確認することが、必要不可欠です。

音楽高校生なら、平日は、3時間、休日は、6~8時間、ほとんど一日中練習していますね。
そして、音大生になれば、1日のほとんどの時間をピアノの前で過ごすのが、一般的な音大生の生活といえるでしょう。
勿論、弾くだけでなく、研究の時間が含まれています。

もし、6曲を1日に練習しなくてはならないという事であれば、それを細かく時間で区切ると良いと思います。出来上がっている曲なら、まず、全部暗譜で通してから、細かい研究の作業に入ります。どんな色の音で弾こうか、テンポ感はいいか、フレーズ感は、自然であるか、曲のクライマックスまで、持続していく緊張感、それが消えていく音楽の静けさ・・・まだ、色々な研究が山のように残されていますが、とにかく、出来ていなくても構いません。
時間が来たら、ケリをつける、これがコツです。出来ていないところを悩んだり、執着しすぎて、先に進めなくなっていたとしたら、尚更、時間というものは、有難いです。出来ても、出来ていなくても、10分やったら、はい、おしまい、で良いのです。
1曲を10分ずつかけていけば、あっという間に1時間がたち、一応6曲練習出来ます。これを3回色んな組み合わせで弾けば、3時間、平日は、まんべんなく練習出来ます。
練習に行き詰っている方達は、多分何からどう練習を始めて良いかわからないという事が多いのではないかと思います。

曲の1ページ目で行き詰っている子はなかなか、次のページへ進むことが出来ません。でも、次の10分の持ち時間には、次のページを「見る」ことが大切です。

実際に弾かなくても、毎日、ページを開いて見ているだけでも随分と目が慣れてきます。

私の場合、ピアノの分野では、1人1人の生徒達が、何の問題を抱えていて、こういうところが行き詰っている、という1人1人の症状が、
一瞬にしてわかりますし、さっと答えが出せます。しかし、パソコンなどの他の分野では、わからないことが次から次へと出てきます。

先日も、パソコンの事で、又わからないことが出てきて、パソコンの先生に指導に来て頂きました。

色々といつも御指導頂いて、本当に有難く感謝しているのですが、こんな私でも、「めぐみさんは、パソコンのスキルが年々上達していますね。
色々な事が出来るようになって、どんどん自分のものにされていますよ。」とおっしゃって頂いて、パソコンの面では、まだまだ、本当に、初心者なのですが、それでも、とても嬉しく思いました。

又、「めぐみさんの日記は、色々な内容の話題が沢山あって、読んでいてとても楽しいですね」。ともおっしゃって頂きました。
この歳になっても褒めて頂けることがあるのは、嬉しいなあと・・・。

ピアノの練習も日々、改善、工夫をしながら、計画性を持って、取り組めば、必ず誰しも、上達出来ると思います。
←おなじみのツェルニー30番、40番、50番、60番。

毎週6曲くらい見ていき、どんどん上がっていくのが楽しみで仕方がない子供の頃でした。











←ツェルニー30番に入る前に弾いていた、ツェルニーのリトルピアニスト、8小節の練習曲、
小さな手の為の25の練習曲、左手のための24の練習曲です。

左手のための24の練習曲は特に好きで、1冊丸ごと弾いて持って行ったら、
ピアノの先生から、「ひゃあ~、レッスンするのがこわいなあ」と。(笑)