令和5年2月28日(火)門下生コンサートの打ち合わせ

今日は、幹事さん達と南文化小劇場へ、来月3月21日門下生コンサートの最終打ち合わせに行ってきました。
当日のスケジュールの流れなど、例年通り、幹事さん達が、テキパキと準備万端で進めて下さるので、本当に有難く感謝しております。
門下生コンサートも早いもので21年目です。
ここまで開催を続ける事ができたのは、毎年、幹事さん達がお手伝いして下さっているからです。

今日で2月ももう終わり。打ち合わせ後は、調律師さんにいらして頂きました。
PTNAの課題も出たので、一通り、説明をして、生徒さん達は、門下生コンサートの曲プラス課題曲選びを楽しんでいるようです。

曲目選びのコツは、まず、全部弾いてみるといいですよ。その時に、譜読みの力も養われますし、自分には、どういった曲がふさわしいのか選び取る力も何年か経験するうちに自然と身についていきます。

曲目選びは、お洋服を買うときに、ちゃんと試着してみて買う事と同じようなものだと思うと良いと思います。
お洋服だけ見て、これいいな!と思っても自分が着てみたら、あまりふさわしくないこともありますし、その逆もあります。
お洋服自体は、パッとしなくても、着てみると、とてもバランスが良かったり・・・などなど。そんなところにも、自分の美的センスが問われるところだと思うので、自分にふさわしいもの、ふさわしくないものを選び取る審美眼を常に磨き続けていくようアドバイスしています。

来月は、私にとっても、門下生達全員にとっても、待ちに待った門下生コンサート。沢山の方達に助けて頂きながら、準備を進めてまいります。
皆様、どうぞ当日は宜しくお願い致します。
←栄から出ている基幹1号系統バス鳴尾車庫行き、星崎行き、笠寺行きに乗れば、全て地下鉄堀田を経由して、
「千竈通り2丁目」に止まります。
下車すると真ん前が南文化小劇場です。


今年から、コロナも随分と落ち着いてきたので、これまで不可だったロビーでの飲食もOKになったそうです。











←帰りは、反対側のバス停から、栄まで直行出来て、とても便利な場所です。
















令和5年2月22日(水)人それぞれの大事業

←ウィーンシュテファンスプラッツ(U3)の地下鉄の出口を出るとすぐシュテファン寺院が目の前にそびえ立っています。

ウィーン留学して間がない頃、当時23歳になったばかりの私。
不安で孤独で一杯だった私です。

(1994年10月29日ウィーン)

















←ウィーン西駅を下に下がると、マリアヒルファーシュトラーセ(通り)が
あります。
こちらは、ケルントナーシュトラーセより、気軽に入れるお店が沢山あります。

ウィーン国立音大の修士の試験を6月に控えていた26歳当時の私。
今度は、帰国した後、日本でどうやって道を切り拓いていくのか頭が一杯でした。

(1998年3月9日ウィーン)






受験や、卒業式など、新しい生活が始まり出す前の春が少しずつ近づいてきました。
桐朋時代の私の大学4年当時の日記に、今後どのような道を切り拓いていけば良いか切々と日記に綴っているのが懐かしく思い出します。
職業柄、お若い学生さん達と接する機会が多いので、自分の若い頃を思い出し、振り返ってみると、その都度その都度、本当に真剣に真面目に生きてきたなと思います。

大学3年、4年あたりから、周りは一体何をしているのかさっぱりわからない状態になってきて、頼れるのは自分だけ、といった感じになってきます。
子供の時は、自動ドアだけど、大人になっていくとは、自分から、重たい扉をこじ開けていくような感覚に変化していくのが20代です。

桐朋の大学の入学式でいわれた、桐朋の理事長の(故)生江義男先生が私達にメッセージを下さったお言葉が今でも心に残っています。

「20代という年齢は、人生の大事業のほとんどが詰まっているといっていい程、波乱に富んだ時期です。学生から、社会人へ、就職、結婚、女性なら、出産、子育て、人生の大事業は、この20代に全て集約されています。
だから、とても大切な時期です。あなたがたもどうぞ、自覚を持って大学生活を送って下さい」。と。

当時、18歳の私は、「ふ~ん、そうなのか、今までもすごく大変だったけど、20代はもっと大変な時期を迎えるのか!」と思ったりしていました。

あれから、何年もの歳月を生きてみて、今の私が思う事は、どんな道を切り拓くにせよ、やはり、人間は、いつの時代も自分にふさわしい道を
選び続けることが大切だと思っています。その際に、とても大切なのは、他人の生き方と自分の生き方を比べて道を選んだりしないことです。

そして、一番大事な事は、今、自分がやっていることは、自分の喜びにもなり、周りの人達からもとても喜んで頂けているのかどうか。
それが、その人にとっての人生における大事業だと思います。


令和5年2月20日(月)門下生コンサートのチラシ最新版

←来月3月21日(火・祝)第21回門下生コンサートが一か月後に迫ってきました。

外部の方々から、「何時から始まるのでしょうか?」又、「是非聴きに行きたいのですが、伺ってもよろしいでしょうか?」。と尋ねれらます。
どうぞ、入場無料でどなたでもお入りになれますので、お気軽にお越しください。

新しく入会されたい方達、体験レッスンを受けたい方達など、お問い合わせ下さり、私の門下生達にご興味を持って下さり、誠に有難うございます。
先日、プログラムの校正を幹事さんが送ってきて下さり、1人1人、レッスンに見えた生徒さん達には、
再確認して見て頂いています。

左のチラシは、最新版のチラシです。幹事さん達が作成し直して下さいました。
有難うございます。

本番前一か月は、「避難訓練」「サバイバル訓練」が始まります。

私も生徒さん達も最高のものをお客様にお届けするために、日々、訓練しています。

勿論、私の求める最高級の演奏とは、その人にとって精一杯やり尽くした先に見えてくる最高級の事です。

是非、この機会にお越し頂き、私や門下生達が、小さい頃からどのような毎日を過ごし、音楽を愛する真剣な気持ちを大切にしているか、ご覧いただけますととても嬉しいです。

場所は、南文化小劇場、12:30開場、13:00開演です。


令和5年2月14日(火)キットパステーマソング

日本理化学工業株式会社のキットパスのテーマソングとして、門下生の中から、小学4年生の前田暁映君の作曲した曲が、社長様に認められて、世界へ羽ばたく応援曲として、活用されることになったと喜びの報告を頂きました。

暁映君がレッスンに自分で作曲した曲を持ってきたとき、私も、一度聴いただけで、キットパスの楽しさが伝わってきて、どこも私が手を入れるところはない、完璧な作曲でした。

キットパスのワクワクした前向きな気持ちが伝わるだけでなく、ちゃんとT-S-D-T(トニカ、サブドミナント、ドミナント、トニカ)
(Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅰ)ハーモニーの進行が自然に使われて、拍子や、大譜表、1カッコ、2カッコ、リピート、D.S. fine、アーティキュレーションなども、きちんと書かれてあり、
本当に感心しました。

楽譜の書き方など教わってなくても普段ピアノを弾くことで楽譜を見慣れているからでしょう。ソルフェージュなどしなくても楽譜をちゃんと書いていて素晴らしいと思いました。

暁映君は、「ボクの作った曲で、皆さんの心に響いて、喜んでもらえてとってもうれしいです。ボクの夢は、音楽の力で周りの人達を幸せにすることなので、その夢に一歩近づけてとってもうれしいです」と話しています。

良かったね、暁映君!世界中のキットパスを使う人に暁映君の作った曲が応援歌として流れる日が楽しみですね!

おめでとうございます!
←オランダのガラス窓は、どこの家庭もピカピカに磨いてあります。

(オランダで、買ったカレンダー)











←ドイツのミッテンヴァルト。どこのガラス窓もピカピカです。

暁映君の作った曲がオランダにも、ドイツにも世界中の人達に流れていくといいですね!










令和5年2月13日(月)第24回ショパン国際ピアノコンクール in Asia   第13回日本バッハコンクール全国大会

今日は、ショパン国際ピアノコンクール in Asiaのオンライン決勝大会の結果が出て、明和高校2年生の本村玲菜さんが金賞を受賞、
又、先日、バッハコンクールの全国大会があり、小学4年生の都築美渚さんが銅賞を受賞したと喜びの報告を頂きました。

おめでとうございます。
←生徒さん達から、ヴァレンタインを頂きました。

有難うございます。























令和5年2月8日(水)確定申告

←今日は、確定申告の日です。毎日、仕事を終えると、帳簿をつけて、事務をとります。
普段から、お世話になっている青色申告会へ山のような書類とパソコンをカートに入れて、確定申告の書類を提出してきました。

音楽家って、ピアノ弾いているだけでは、ダメで、ピアノ以外にやらなければならない事務が
山のようにある大変な仕事です。
私が桐朋の高校・大学時代お世話になった恩師は、いつもおっしゃっていましたね。

「ああ、サラリーマンがうらやましい。全て会社がやってくれるからね、いちいちこんな面倒な事しなくて済むから・・・」と。

おっしゃる通りです。


←ああ、やっと終わった・・・
ピアノの事と違って、私にとっては、すごく難しいですが、優しく教えて下さる先生のお陰で、今年も無事に確定申告が終わりました。

お世話になり、青色申告会の皆様、有難うございました。









令和5年2月7日(火)南文化小劇場のホームぺージ掲載

←南文化小劇場の3月の催し物予定表をクリックすると、私のホームページに飛びます。(ご興味のある方は、下記をクリックするとご覧になれます)。

幹事さん達が、色々と動いて下さり、とても助かります。

当日の集合時間が書かれた紙も作成して下さり、門下生の皆様に配っておりますので、よく読んでおいて下さい。

https://www.bunka758.or.jp/facility/minami/schedule/ へのリンク

ところで、いつも、リンクをジャンプさせる方法がわからず・・・。
パソコンの先生に教えて頂くのですが、すぐ、忘れます。本当に理解していない証拠だなとつくづく思います。

今、やっと出来ました。パソコンの先生、いつも助けて頂き、有難うございます。


令和5年2月5日(日)全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

先日、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの予選があり、明和高校2年生の生徒さんが予選通過したと喜びの報告を頂きました。

おめでとうございます。


令和5年2月3日(金)留学時代に培われたメモ魔

私が、ウィーン国立音楽大学で、毎週受けていたレッスンの様子を書きます。
ウィーン国立音大は、冬学期が10月1日~1月31日まで、夏学期が3月1日~6月30日です。
学期の一番初めのレッスンで、私の先生は、今学期は、何曜日の何時から、と全部日時を前もって決めて下さる几帳面で、とても誠実な先生でした。

そこで、先生は、「何日、何曜日の3時15分」とか、「2時30分」とかレッスンの時間帯をまとめてどんどん話されます。
「3時15分」は、「フィアテル ナッハ ドライ(3時の15分後(4分の1)」という言い方や、「1時半」を「ハルプ ツヴァイ(2時の30分前」と言われると結構ややこしいのです。

先生が私の為に取って下さる貴重なレッスンの日時を間違えては、絶対いけないと思い、一度も間違えたことは、なかったです。

先生は、たびたび、他の生徒さん達の事を「あの子は、よく時間を間違える。どうもドイツ語が通じない」。とか、「突然レッスンをキャンセルしたり、非常に困る。全くルーズな子だ」。とか他の生徒さん達の事をよく話されていて、やはり、万国共通、ピアノが上手に弾ける以前の問題で、
人間として、誠実な対応をしていないと、どこでもそういった評判が立つんだなと思いました。

外国人だから、ドイツ語が聞き取りにくかった、とかでは、済まされません。私は、いつもポシェットの中にメモ帳とボールペンを用意しておき、すぐ取り出せるようにして、
先生がおっしゃって下さるドイツ語をメモしていく癖がついたのも、この頃からです。

今、現在、日本語でも同僚の先生方が、お話されるときに、すぐメモ帳を取り出して、メモするので、「わっ、新聞記者みたい!」と笑われたことも・・・
私が「メモ魔」なのは、留学時代からの習慣になっています。
←ポツダムのサン・スーシ公園で、買った絵葉書。
                          
(2011年12月ドイツのポツダムで)                                                     











令和5年2月1日(水)昇格したら、秘書!?

←2月に入りました。飼い主さんが、日記を書けないそうなので、私が代理人で書きます。

申し遅れました。初めまして、私は、「ふわ」と申します。名前の由来は、私の触り心地がフワフワしているからだそうです。

飼い主さんの51歳の誕生日に飼い主さんのお母様が私を選んで下さり、今は、飼い主さんのところでお世話になっております。

まだ、新入りなので、はっきりしたことは、よくわかりませんが、飼い主さんを見ていて思うのは、飼い主さんは、一時もじっとしていることがないんです。

いつかぶっ倒れるんじゃないかと思っておりましたら、案の定、ぶっ倒れて、年末年始にかけて寝込んでおりました。

私みたいに、「こうやって、ふわふわの巻物に巻かれて、何も考えず、ぼ~っとしてみたらいかがです?」と誘ってみたんですが・・・。

さて、3月21日(火・祝)南文化小劇場で、門下生コンサートが開催されます。1年に一回、毎年ブランクなく、開催し続けて21回目にもなりました。
生徒の皆様のお力添えを心から感謝いたします。

あんなに小さかった生徒さん達が、今は、立派に成長されて、社会人になっていますから、飼い主さんが歳を取るのも当然ですね!

飼い主さんの命の全てを注ぎ込んで真剣に向き合ってきた生徒さん達のコンサートですからね、それは、飼い主さんにとって、愛おしくてたまらないでしょう。

新しい生徒さん達も沢山お問い合わせ頂き、飼い主さんの教室にご興味を持って下さり、有難うございます。

体験レッスンを受けて頂くのをお待たせしておりますが、1人1人お問い合わせ頂いた方から、順番に見させて頂いております。
飼い主さんの教室の雰囲気をお知りになりたい方は、是非、3月21日にお越しください。

入場無料でどなたでもお聴き頂けます。

飼い主さんの日記が滞っておりますが、あちこち行くたびに「楽しみに読んでいます!」
「日記が大好きです!」とお声をかけてくださいます。
皆さん、いつも有難うございます。私「ふわ」は、飼い主さんの眠るお部屋で、飼い主さんの弾くピアノや、生徒さん達の弾くピアノをうつらうつらしてぼ~っと聴いているのが至福の時なので、生徒の皆さんにお会いすることはないかもしれません。

又、飼い主さんが日記を書けないときに、私が代理で書くことがあるかと思いますが、その節は、よろしくお願いいたします。
昇格したら、秘書になれるかもしれないので頑張ろうと思います。