令和4年12月28日(水)今年1年を振り返って

今年もあとわずかとなりました。まだ、あと3日ありますが、いつ書けるかわからないので、今日、最後の日記を書いておこうと思います。

パソコンの先生が、早速、来年の日記が書けるように準備して下さっていますが、1月の日記を作成するのは難しいので、私の力で出来るかどうか不安です。

今年1年を振り返ると・・・色んな事がありました。今年もピアノ中心の毎日を送り、生徒さん達の成長が何よりも楽しみな毎日でありました。

私自身は、不完全ではありますが、いい加減ではない、これが私の精一杯だという生活を送れたと思います。

皆様には、お世話になり、誠に有難うございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。















令和4年12月27日(火)門下生の御活躍

←来年2月19日(日)開場13:30開演14:00名古屋・伏見・電気文化会館ザ・コンサートホールで2022年度ピティナ・ピアノコンペティション入賞者記念コンサートが開催されます。

門下生の中から、小学4年生の都築美渚さんがショパンの幻想即興曲を演奏されます。

美渚さんは、2018年の年長さんの時、初めて門下生コンサートでビビディ・バビディ・ブーを弾きました。

今、あの日から5年の歳月が経ち、小学4年生になり、ショパンの幻想即興曲が弾けるほどになりました。すごいです。美渚さんの努力の賜物です。

ご興味のある方は、是非、応援に行ってあげてください!














令和4年12月26日(月)ウィーンからフローエ ヴァイナッハテン!

←ウィーンに留学中の鈴木真琴さんから、クリスマスカードを頂きました。どうも有難うございます。

今では、どこのマルクトの何が美味しいかまで把握しているそうです!

先日、ウィーンでコンサートを開催されて、今は、東京で演奏活動に走り回っている様子です。

門下生の皆様の御活躍、いつも応援しています!












令和4年12月25日(日)べーテン音楽コンクール全国大会

今日は、べーテン音楽コンクール全国大会が、ありました。自由曲コース一般A1部門で、大野まどかさんが「ベスト10賞」を頂いたと喜びの報告を頂きました。

悩みながらも半年間弾き続けてきて良かったととても喜ばれていて、こちらもとても嬉しいです。

おめでとうございます!


令和4年12月24日(土)今年初めての雪

←ウィーン留学中の鈴木真琴さん(左)と桐朋学園大学1年生の清水陽菜さん(右)。

赤坂であった真琴さんのコンサートを聴きに行って感激したと陽菜さんが素敵なお写真を東京から、送って下さいました。

真琴さんは、久しぶりに出会った陽菜さんが大人っぽくなられてびっくりしたとの事です。

門下生同志が長い間、仲良く交流が続いているのを見るのは、私にとって、一番の
クリスマスプレゼントです!

私が真剣に、生活の全てをかけて向き合ってきた生徒さん達の事だから、どの生徒さん達の事も本当に可愛いです。


←今日は、名古屋音楽大学の冬期講習がありました。左の建物の中で、実技のレッスンが行われています。

名古屋は、今年初めての雪です。

私の足跡と誰かが通った足跡・・・

ドビュッシーの「雪の上の足跡」
大好きな曲です。









←雪の中、御参加下さった生徒さん、有難うございました。(左は、名古屋音楽大学の私のレッスン室。)

無事にレッスンを行う事が出来て良かったです。

受験生の方達は、お身体に充分気をつけて毎日寒いですが、乗り越えていってください。












令和4年12月23日(金)門下生の御活躍

ハンガリーのリスト音楽院に留学中の吉岡瑞貴さんから、
International Music Competition in Paris "Grand Prize Virtuoso"Senior Categoryにおいて
First Prize(第1位)を受賞したと喜びの報告を頂きました。

Philharmonie de Paris(フィルハーモニー・ド・パリ)で行われた授賞式では、リャードフのバルカローレを演奏して、
沢山のお客様から暖かい拍手を頂き、世界中のコンテスタントの方々と交流させて頂けて一生の想い出に残る素晴らしい経験をされたそうです。

誠におめでとうございます!

全ての門下生達の御活躍をいつも応援しています。


令和4年12月21日(水)ハンガリーからメリークリスマス!の生徒さん

←現在、ハンガリーのリスト音楽院に留学中の吉岡瑞貴さんから、素敵なクリスマスカードのハンガリー便りが届きました。

いつも真っ先に私の事を想い出して下さり、有難うございます!

瑞貴さんは、ハンガリーでの留学生活も3ヶ月が経ち、レッスンや生活にもすっかり慣れて、充実した毎日を送っているそうです!

沢山の事を学んでより良い演奏が出来るよう、努力したいとの事でした。


今は、ハンガリーもクリスマスの装いが始まって、街中がとても美しいと思います。

ところで、このカードの表に書いてあるのは、ハンガリー語ですよね。

ドイツ語だとメリークリスマスは、「フローエ ヴァイナッハテン!」
ハンガリー語で書いてあるメリークリスマスの事だと思いますが、何て言うのかしら?

「ボルド カラーチョイント」!?!?かしら?(笑)

1年後、瑞貴さんが帰国した時、教えてもらいたいです!

寒いですが、お元気で頑張って下さい!


令和4年12月18日(日)ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan全国大会

今日は、ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japanの全国大会があり、自由曲コース連弾一般部門で、山本優子さんと今井あかねさんの連弾が銅賞、自由曲コースソロ一般部門A部門で今井あかねさんが銀賞を受賞されたと喜びの報告を頂きました。

おめでとうございます。


令和4年12月17日(土)日本バッハコンクール

先日あった、日本バッハコンクール動画大会(大阪地区)の結果が出て、小学4年生の都築美渚さんが、優秀賞で全国大会へ進むと喜びの報告を頂きました。

おめでとうございます。


令和4年12月14日(水)門下生の御活躍

←来年2023年3月18日(土)開場14:00開演14:30スタジオリリタで、
現在、愛知県立芸術大学4年在学中の山田ありあさんが、ソロリサイタルを開催されます。


プログラムは、
ラモー:クラブサン曲集と運指法 第2番(第3組曲)一つ目の巨人、やさしい訴え

シューマン:幻想曲Op.17

ベートーヴェン:ソナタ第30番 Op.109

シマノフスキ:4つのエチュードOp.4  です。

ありあさんは、先日、東京音楽大学の大学院に合格が決まったと喜びの報告を頂きました。

誠におめでとうございます!

ご興味のある方は、是非、応援に行ってあげて下さい!








令和4年12月8日(木)私が、留学時代に受けていたウィーン国立音大でのピアノレッスンの様子

私が、ウィーン国立音大に留学中、受けていたレッスンの様子を書きます。
レッスン室のドアをノックして開けると、前の生徒さんのレッスンをしていても、必ず、私の所に走り寄って、
「グリュス ゴット!メグミ!(こんにちは、メグミ)」
と握手して下さいます。私も先生の手をしっかりと握り返し、「グリュス ゴット!」と言います。

日本流でいえば、これが、「よろしくお願いいたします」になるレッスン前のご挨拶のようなニュアンスだと思います。

しばらく前の人のレッスンを聴いていることも楽しみの1つでした。

ブラームスのOp.76、Op.119の小品集や、ラヴェルの高雅で感傷的なワルツ、プロコフィエフ1番のコンツェルト、バッハのパルティータ1番などなど、先生が弾いて下さるのを聴いたり、そのレッスンに反応して生徒が応えていく・・・振り返ると何だかとても懐かしいです。

レッスン自体は、日本で、幼い頃から、専門的な教育を受けて、音高・音大卒業してきた人達なら、全く違和感なく、馴染めます。私自身は、
日本の先生方がして下さるレッスンと変わらないと思いました。
必ず、レッスン中に度々言われる言葉は、「プロビーレン ズィー マール!」「フェアズーヘン ズィー マール!」(試してごらんなさい)です。

日本流で言うと、「はい、もう1回やってみましょう」と言った感じです。その時に、先生の思うような音が出せれば、
「ヤー!ゲナウ!(そうです!)」
と言ってもらえますが、「ナイン!ノッホマール!(違う、もう一度)」となかなかスムーズにはいきません。

私も、今は、教える立場になり、生徒達に納得のいく音が出るまで、何回も同じことを繰り返させたりしますけど、このどこまで、繰り返させるか、いつケリをつけるのか、ここの線引きがとても難しいところだといつも思っています。

何回も繰り返させたところで、まだ、本人の聴く力がなければ、同じ音の繰り返しになってしまいます。
だからと言って、すぐあきらめて投げ出してもいけませんし、しつこすぎるのもよくないと私は思います。

そこで、色々な話題を持ち出してきて、違う頭の回路に切り替えるような話題を振ってみたりして、軽く気分転換するようなこともしていきます。
                                                 ~続く~
                                                   
←この時は、ロンドン在住のピアニスト、マレイ・ペライアも公開講座、公開レッスンに来て下さり、とても心に残っています。(1998年6月15日~19日)

ウィーン国立音大では、しょっちゅう公開講座、公開レッスンなども開催され、いつも聴きに行きました。自分が受けるよりも、他の人のレッスンを聴く方が、よく理解出来ます。


そこで、面白いのが、ホールの階段に平気で「ジベタリアン」して座って聴いている学生が一杯で、そこらへんが日本とちょっと違うところ。















令和4年12月6日(火)バッハは聴くのも弾くのも大好き

←生徒の皆様が熱心に頑張って下さったお陰で、第13回日本バッハコンクールの指導者賞を頂きました。

バッハは、どの作品もとても美しいですよね。弾くのも聴くのも大好きです。

私の生徒さん達も、バッハが大好きだという子はとても多いです。

ある生徒さんが、平均律にとても興味を持っていて、練習を始めたいから、何版を買ったらいいですか?と尋ねられました。

原点版のほか、やる気のある生徒さんには、私がお勧めしている校訂版も参考にするよう、お勧めしています。









令和4年12月2日(金)音楽は神の美しい贈り物

←みなさ~ん、はんてんのきせつがやってきましたね~!
ちょっと寒いけど、ピアノ楽しんでね~!

(上下共に昭和47年10月19日撮影。丁度1歳になったばかりの私、その当時住んでいた三重の東谷の社宅で。
昔は、10月でもすごく寒かったんですよ。)


















←みじかいはんてんもきてみたよ~!
ん?うしろにおいてあるピアノ、はやくひきたいなあ!

この時点では、母が、ピアノを買ったことで、夫婦喧嘩の種となっていたお邪魔虫の
ピアノ。まさか、私がピアノを弾くようになるとは、両親共に、全く考えていなかったというから、不思議なものです。

もし、私がのちにピアノを弾くことが出来なければ、このピアノは、大きな家具になったか、夫婦が別れたか?

色んな想いが混ざり合っていて、私にとって、ピアノとは、何か?と聞かれても、一言では、答えることが出来ません。

自分の意志ではなく、私の前方を照らす光に導かれて、そのまま素直にまっすぐ歩いてきた道が、
私の「ピアノの道」です。

ピアノでは、私の複雑な気持ちや、あらゆる感情を伝えることが出来ます。
音楽は、直接私の心に訴えるので、私にとって、ものすごく大きな力を持っています。

結局、私にとって、音楽は、神(両親)からの美しい贈り物だったんだと思います。

そんな贈り物をこれからも沢山の方達と分かち合っていきたいです。