令和3年6月30日(水)サマーコンサート

←来る7月10日(土)開演13:30しらかわホールで、明和高校のサマーコンサートが開催されます。

門下生の中から、現在明和高校3年生の清水陽菜さんが、オーディションに合格されました。
本当におめでとうございます!

陽菜さんは、スクリャービンのソナタ第2番を演奏されます。

ご興味のある方は、応援に行ってあげてください!
入場申込(入場無料・全席指定・要申し込み)


















令和3年6月28日(月)第41回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

中学3年生の生徒さんが、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの予選を通過したと喜びの報告を頂きました。

勉強にピアノに、中学3年生という年齢の忙しい中で、よく頑張られましたね!

おめでとうございます!


令和3年6月27日(日)引き続き・・・・

今日は、昨日に引き続き、PTNAの予選がありました。

A1級を受けた、小学2年生の生徒さんが優秀賞で予選通過、もう1人の小学2年生の生徒さんは、奨励賞、
又、B級を受けた小学3年生の生徒さん2人、小学4年生の生徒さん2人、優秀賞で予選通過したと喜びの報告を頂きました。

皆さん、よく頑張られましたね。本当におめでとうございます!


令和3年6月26日(土)PTNA予選真っ最中

今日もPTNAの予選がありました。
グランミューズ部門のDカテゴリーに参加された、連弾のお2人が、優秀賞で予選通過と喜びの報告を頂きました。

おめでとうございます!


令和3年6月21日(月)フルートの国際コンクール


現在、フライブルグ音楽大学に留学中の小島理紗さんが、フルートの国際コンクールの伴奏で、優勝されたと喜びの報告をお母様から頂きました。
(Online stream First Ratzbaum International flute competition)

コロナの為に、1年以上ずっと日本に帰国出来ていない理紗さんですが、理紗さんの伴奏で演奏出来たフルートの方は、さぞ、幸せだったことでしょう。
本当におめでとうございます。

理紗さんが、明和高校時代、色々な楽器の伴奏を引き受けていたことを想い出します。どんな体験もいつかどこかで、必ず、後になって生かされる時がきます。

彼女は、ドイツで、伴奏ピアニストとしても引っ張りダコの様子ですが、今後は、いよいよ卒業試験に向けて頑張るそうです。

現在、留学中の生徒さん達は、色々と大変な事が多いと思いますが、何もかも、後になって振り返れば、全て良かったなあ!と思える時が必ず来ます。

生徒の皆さんが、何もかも幸せな道へつながっていきますようにいつもお祈りしています。


令和3年6月20日(日)昨日に引き続き・・・

昨日に引き続き、ピティナの予選がありました。

B級を受けに行った小学4年生の生徒さんが優秀賞で予選通過したと喜びの報告を頂きました。昨年は、全く舞台で演奏出来なかったから、再開出来ただけでも参加者の方々は、それは嬉しいでしょう。

よく頑張られましたね。おめでとうございます。

←鶴舞公園に綺麗なバラが沢山
咲いています。


私が好きな色は、ピンクと白です。










令和3年6月19日(土)PTNAの予選が始まりました

今年も、ピティナ・ピアノコンペティションの季節がやってまいりました。
今日は、小学2年生の生徒さんが、A1級を受けに行き、優秀賞で予選通過と喜びの報告を頂きました。

よく頑張られましたね。おめでとうございます。

今年は、第45回目、第1回目を受けた幼稚園の5歳の私が、補助ペダルがなくて、矢代秋雄さんの「おすまし」をペダルを使うために、
審査員の市田儀一郎先生に「立って弾いたら?」と促されて、立って弾いた日の事を、昨日の事のように感じます。

この世に生まれて50年近い歳月の全てをピアノと共に歩み、今、私は、自分の幼い頃の気持ちを想い出しながら、生徒さん達に向き合っています。
小学生には、小学生、中学生には、中学生、高校生には、高校生、大学生には大学生・・・・それぞれの年代に降りて行って、1人1人の気持ちを推し量りながら、向き合っています。

人生は、1度しかないけれど、色んな年代の生徒さんがいるお陰で、そのたびに、何度も自分の人生を想い出し、振り返ることが出来ます。
生徒さん達を通して、若い頃に戻れる間接体験が出来ることを幸せに思います。















令和3年6月15日(火)一生危機感、一生青春

←皆さん、これ、何だと思いますか?

公衆電話は、壊れていることが多くて、あまり、使えませんでしたが・・・。
私が桐朋学園大学を卒業した直後に初めて滞在した22歳の頃の
ドイツ、ミュンヘンのテレホンカードです。

日本は、自動販売機や、公衆電話や、公共のものが、誰も見張っていなくても、壊されることなく、皆、きちんとルールを守り、安心して暮らせる素晴らしい国なんだなということが、外に出てみると、痛切に感じました。
(1994年5月7日~6月11日私22歳当時のミュンヘン滞在時のテレホンカード)

て、6月も半ばに入り、私の教室の生徒さんは、ほとんどの生徒さん達が、PTNAの本番へ向けて、一生懸命練習しています。
弾き合い会をやって、皆とても刺激になったようで、良かったです。

中学生の生徒さんが、先日、「身体の使い方がわかりません。どうすればいいでしょうか?」とレッスン室に入るなり、本人自ら私に質問してきたので、本人のやる気を感じて嬉しく思っています。

大学生の生徒さん達も、ものすごい量の曲を練習しています。私の大学時代の日記を読み返してみると、毎日毎日、ピアノの事ばかりで、普段の実技の先生のレッスンの他、公開レッスンや、コンクールや、演奏会、留学の準備などで追いまくられて、私の青春イコールピアノの行事ばかりで埋め尽くされています。

私が、桐朋学園大学4年生の時に、アメリカのカーティス音楽院教授のゲイリー・グラフマン先生が来日されて、桐朋にいらっしゃいました。実技の先生を通して、その当時のピアノ科主任の(故)林秀光先生から推薦して頂き、ドビュッシーの映像Ⅰ集や、ショパンのアンプロムチュの3番、ドビュッシーの8本のエチュード、ショパンのソナタ3番などを準備して持っていきました。

ゲイリー・グラフマンは、私が21歳当時、64歳でしたが、今は、92歳にもなられるそうです。
ランランや、ユジャワンなどの素晴らしいピアニストを育てられた先生でもあります。

自分が教える立場になっても、「一生勉強」「一生情熱」「一生危機感」「一生青春」という気持ちは、学生の頃から全く変わらないと思います。

青春は、若い年齢の事を指すのでなく、ある物事に真剣に打ち込める、一途になれる、夢中になれるものがある、感激できる事があれば、いくつになっても、一生青春だと私は、そう思っています。


令和3年6月7日(月)めいおんコンクール

昨日、名古屋音楽大学主催の第5回めいおんコンクールが開催されて、現在明和高校3年生の清水陽菜さんが、奨励賞を頂いたと喜びの報告がありました。

彼女は、昨日弾き合い会も朝早くから、参加して下さり、熱田で演奏して、又、夜遅く、めいおんホールで、演奏して、疲れが出ないだろうかと
心配していたのですが、本当によく頑張られました。毎日、かなり、きついスケジュールをこなしていると思いますが、振り返れば、あの時、
大変だったけど、これも乗り越えた、あれも乗り越えた、今度もきっと大丈夫!乗り越えていける!といった強い自信につながっていくと思います。

おめでとうございます!


令和3年6月6日(日)弾き合い会











































今日は、PTNAのコンクールを受ける方達のための弾き合い会を熱田文化小劇場で行いました。

昨年は、コロナで、劇場も全く使用できませんでしたので、今年は、開催出来て良かったです!

全員がマスク姿で十分な感染症対策を取りながらの弾き合い会、「ああ、あんな時代もあったなあ・・・」と
後で、懐かしんで頂ければ幸いです。

幹事さん達を始め、保護者の皆様には、大変お世話になり、有難うございました。

今日、弾いて下さった生徒さん達も、あっという間に成人式を迎えて、大人になっていきます。

皆さんが、ピアノを通して、幸せな人生だったと思えるように精一杯お手伝いさせて頂きます。
これからも、皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。


令和3年6月2日(水)ゆっくり力は、人生の達人

今日は、椙山の中間発表会でした。昨年は、動画提出でしたので、対面で出来るだけでもいいなあと思いました。
色々な大学へ行くと、そのたびに、私のスマホの機種が、悪いのか、Wi-Fiがつながらず、今日、初めて、文化情報メディア学部へ行って、専門の事務の方に、教えて頂き、つながるようになり、ほっとしました。
つい最近は、名音大で、Wi-Fiがつながらず、それも事務の方に教えて頂き、家に帰ったら、今度は、私の家のWi-Fiがスマホにつながらず、
焦りました。

5、6時間、スマホと格闘していたのですが、パスワードを入れるのではなく、暗号キーを入れなくてはならないと知り、まるきり違う事をしていたのです。
そして、椙山。専門の方に>は、アンドロイドでどう入れますか?と聞かれて、さあ?どれだっけ?色々触っているうちに、記号がありました!
スマホデビューして、3年目、初めて>の記号を入れる事も知りました。

何だか、カメの歩みのようにノロノロ、ノロノロしてなかなか、皆さんのように、上手くはいきませんが、マイペースでやっています。

最近、「いそがない人」がいい人生を送るという、斎藤茂太さんの本を読みました。
私は、スマホよりも、とにかく本が大好きで、大学に行くときや、寝る前など、隙間時間にいつも読むのですが、この本は、今のお若い方達に特におすすめしたい本だなと感じました。すごく面白くて、あっという間に読んでしまい、どれも、全て、共感する事ばかりなのですが、特に、ゆっくり力は、人生達人の技かもしれない、というタイトルの内容は、とても共感しました。

急ぐ方(急)が、どちらかと言えば、身に付きやすいといいます。まずは、そこを訓練されるのが普通だと思うが、むしろ得難いのは、ゆったりしている(緩)の方だということです。
抑制する力、ブレーキをかけたりする力は、さらに一段上の修練が必要となるのではないか、試しに、これまで、「早く、早く」を心がけていたものを「遅く、遅く」と意識してやってみると、今までとは別の技術が身につくはず。本当にいい結果を生むには、焦らない、急がない。
ゆっくり力は、実力を秘めていて、奥深い。これを身につけている人は、人生の上級者、達人だというわけです。

自分の焦る気持ちや、早く何でもやってしまいたい、とか色々と焦っても、世の中のほとんどの事は、長丁場。大切なのは、自分のペースをつかみ、それを守ることだ、と共感できる内容でした。

私の場合、ピアノの道では、子供の頃から、焦ったことがないけれど、スマホや、パソコン関係では、毎日、1つ1つわからないことが多すぎて、そのたびに、焦ってしまいます。やはり、わからない、理解出来ない、そういった分野に出くわすと、ゆっくり力が保てなくなってしまうのかなと思いました。
どんなことでも、わかるようになるまで、ゆっくりと待てる、自分の心も抑制して、ブレーキをかけることが出来る人間は、一段上の人生の達人だと思います。
←スイス、ルツェルンのロイス川。

深い川は、ゆっくり流れる・・・か。

器を大きくするのは、ゆっくり力。浅い川は、せわしなく流れ、深い川はゆっくり流れる。
生き方も、常に深い川を目指していきたいです。

(1998年7月1日~5日、スイス、ルツェルン撮影)