令和3年3月31日(水)初めてお問い合わせ下さる方々へ

新学期を迎えるにあたり、私の教室の体験レッスンを受けたいとお問い合わせ下さり、有難うございます。

先日も、お問い合わせ頂き、その件について、返信させて頂いておりますが、その方に届いていないように思います。

お問い合わせ頂く場合は、必ず、ご住所に加え、お電話番号もお知らせください。
お問い合わせ下さる方の電話番号が書いていれば、メールが届いていない場合、私の方から、直接お電話を差し上げることが出来ますので、お電話番号も必ず書いておいて下さると有難いです。

私の方に直接お問い合わせ下さる場合は、ホームページのお問い合わせの欄から、手紙マークをクリックすれば、つながりますが、私の方に届いても、私からの返信を撥ねつけていることがよくあり、特に、初めてお問い合わせ下さる方に撥ねつけていることが多いようです。

その場合は、私からのメールを撥ねつけない設定にして頂ければ、大丈夫なのですが、もし、どうしてもつながらないと困っていらっしゃる方は、PTNAのピアノ教室紹介を通して、お問い合わせ下さい。

よろしくお願いいたします。














令和3年3月30日(火)心の3畳間を持つ

←私が、5歳の幼稚園の時、初めて第1回目のPTNAを受けたときの課題曲に、シューマンのユーゲントアルバムから、
「メロディー」が出ていましたが、あれから、45年がたって、今年のPTNAのB級の課題に出ています。
今は、生徒さん達が弾いていて、とても懐かしいです。

左は、5歳の時に、擦り切れる程、聴いた、シューマンのユーゲントアルバムのレコード。

右は、母の注意書きでボロボロになっている、メロディの楽譜。








19回目の門下生コンサートが終わりました。お心のこもったお手紙や、暖かいメールをいただき、1人1人の門下生達の演奏を賛美して下さる
沢山のご感想を誠に有難うございました。

門下生コンサートが終わると、生徒の皆さんの顔つきがグンと変わってきます。どの子もモチベーションが高まるようで、こういう時期ではありますが、無事に何事もなく開催出来て良かったなあと思います。来年は、20周年なので、生徒さん達の成長ぶりと、又、どんな新しいニュースが舞い込んでくるか、今からとっても楽しみです!

翌日から、早速、レッスンも始まり、生徒の皆さんは、PTNAのコンクールへ向けて、練習を始めています。
今年のB級の課題にシューマンのメロディが出ています。私が、5歳の幼稚園生だった頃、母は、毎晩、寝る前にシューマンのユーゲントアルバムのレコードをかけてくれました。

暗い夜の中で、ステレオの赤いランプが灯り、シューマンの暖かいメロディーが流れます。その時間が私には、至福の時でした。

大人になり、人間は誰でも心の3畳間を持つべきだというモンテーニュの言葉に出会い、あの時、私の心の3畳間は、夜必ず聴かせてくれた、
レコードの音が流れる空間だったんだなと振り返ってみて改めて思い返します。

今も毎日、自分自身のピアノに向き合う研究の時間と、読書をすることによって、自分の3畳間を持っているという生活は、幼稚園の頃からずっと変わっていないなと思います。

人間は、誰でも周りに邪魔されることなく、たった1人になってじっと物事を深く考える場を持たなければならないとモンテーニュは言います。

特に私達のような、創造性が問われる芸術の道を職業にしている人間は、特に、そうです。

私は、5歳の子供ながらに、レコードの演奏を聴きながら、何か自分の演奏と違うと、いつも考え、この時、ペダルの使い方や、弱音ペダル、そして、レガートで、ピアノを歌わせる技術を、学んだように思います。

勿論それが、レガート奏法であったり、ペダルの使い方であったり、バランスであったりなど、言葉で考えるようになったのは、ずっと大きくなってからですが、夜聴くレコードの音の中で、自分の心の3畳間を持ち、翌日は、ペダルを踏んで、レコードに近づいた音を出してみよう、とじっくり考える時間を多く持ちました。

ピアノは、練習するだけでは、上手くなれません。自分の演奏には、何が足りないのか?
誰にも邪魔をされずに、たった1人で、物事を静かにじっくり考える時間、「心の3畳間を持つ」ことがピアノ演奏を上達させるためには、必要不可欠な事だと私自身は思っています。

心の奥深いところから、音は生まれ、又自分の心の奥深いところに音が戻ってくるまで、耳を研ぎ澄ますために、たった1人きりで、静かになれる時間を毎日持ってね、と
生徒達にもよく話しています。


令和3年3月28日(日)第15回セシリア国際音楽コンクール

門下生コンサートの翌日に、第15回セシリア国際音楽コンクール リサイタル部門が東京であり、現在、愛知県立芸術大学3年生の
宮脇彩永さんが、第3位を頂いたと喜びの報告がありました。

受賞者は、又、演奏機会が頂けるとの事で、良かったですね!8月の蓼科音楽祭で、ミニリサイタルをさせて頂けるそうです。
門下生コンサートでは、長時間に渡り、最初から最後まで私達にお付き合い下さり、疲れが出ていないかと心配しておりましたが、本当におめでとうございます!

これからも益々ご活躍をお祈りしています!















令和3年3月27日(土)門下生コンサートの様子から・・・

←合格インタビュー。








←卒業生インタビュー。








←新入生インタビュー。







←生徒さんのお母様が送って下さいました。
現明和生と卒業生です。















令和3年3月26日(金)第19回門下生コンサート終わりました!

←昨日、第19回門下生コンサートが無事に終わりました!

幹事さん達、アナウンスして下さるピアノの先生、保護者の皆様、演奏して下さった出演者の方々、御参加いただき、誠に有難うございました。皆さんの熱演に、大きな成長ぶりに、コロナも吹っ飛んだような一日でした。

今年、皆さんから大好評だったのは、演奏して頂く順番を、年齢順、同級生は、50音順にしたことでした。
少しずつ、年齢が上がっていき、それぞれの演奏がとても新鮮に感じられたとの事です。




←生徒さん達のお母様がお写真を送って下さいました。
終演後、皆さん、楽しそう!演奏していない生徒さん達も応援に駆けつけて下さいました。
もう既にお仕事を始めている生徒さん達も訪ねてきてくださいました。
お母様方にも久しぶりにお会いできてとても嬉しかったです!


既に沢山の方々から、ご感想をお寄せ頂いています。
正に継続は力なりだと門下生の皆さんの演奏を聴いて、とても感激されています。
来年は、2022年3月21日(月・祝春分の日)天白文化小劇場で開催致します。もう、今から、来年の門下生コンサートが楽しみだと皆さん、そうおっしゃってくださいます。

来年は、20周年を迎えます。
両親が、ヨタヨタ歩いているのを見ると、来年は出来るかな?と毎年ここ最近いつも感じています。
いつもリサイタルの時や、こうした門下生コンサートなども、両親が元気でいてくれるからこそ、開催出来ることであります。

両親にも、門下生の皆様にも、聴きにいらして下さった、全ての皆様に心より感謝申し上げます。

こんな私ですが、助けて頂いて有難うございます。どうぞ、今後とも皆さん、よろしくお願いいたします。
←今年、桐朋学園大学をご卒業された生徒さんが、お写真を送って下さいました。
私と一緒に過ごした間の10年間の中の、明和高校3年間は、特に、何も変えられない宝物だと言って下さるお言葉が本当に嬉しいです。

卒業インタビューの時、明和高校での彼女とのレッスンを想い出して、胸が詰まり、又、涙が込み上げました。
御卒業本当におめでとうございます!私の教室から巣立った生徒さん達の全員が、ピアノを通して、心が清らかで、立派な
人格を磨き続けて素晴らしい社会人としてご活躍されるのをいつも応援しています!










令和3年3月24日(水)明日元気な姿でお会いしましょう!

日差しも明るく、嬉しい春と共に、明日、3月25日(木)天白文化小劇場で19回目の門下生コンサートの本番を迎えます。
(開場12:30 開演13:00 入場無料)

私達や、幹事さん達、調律師さんは、朝9時には、ホール入りして、準備を進めていますが、リハーサルのある方は、その時間に、
リハーサルのない方は、本番の衣装を着て11:30集合です。天白文化小劇場は、地下鉄鶴舞線の「原」駅(2番出口)と直結していて、
とても便利です。
一階は、コンビニや、カフェなどもあり、その4階がホールとなっております。

皆さんの元気な姿にお会いできるのを楽しみにしています!皆さん、明日は、どうぞよろしくお願い致します!


令和3年3月23日(火)門下生コンサート、あさって本番です!

又、パソコンの調子がおかしくなりました。ずっと昨日から、レッスンの合間に、何度パソコンを立ち上げても、うんともすんとも言わなくなり、パソコンの会社のサポートセンターに電話したり、普段からお世話になっている、青色申告会に出かけて行って、パソコンを持っていくと、「マウスが、原因なのでは?」との事。違うマウスを使ってやってみたら、何の事はなく、又、動き出しました。

パソコンが立ち上がらないと、ホームページの日記を書けなくなってしまいます。

門下生コンサートも近づいているので、何としてでも復旧させねば!の一念で今、やっと書けるようになり、ほっとしています。

先日、クラコンの入賞者演奏会があり、門下生の応援に行って下さった、小学生の生徒さんが、レッスンノートに書いていました。

「○○さんは、ステージに出てくる時から、堂々としていて、にっこりお辞儀をされていました。
始めの一音を聴いたときに、私は、雷に打たれた衝撃を感じ、吸い込まれていきました。
めぐみ先生がいつも私に教えて下さっていることの全てが、○○さんの演奏には出来ていてびっくりしました。
音色の変化や、表現力というのは、こういう事をいうんだなと、
よくわかりました。私は、○○さんの応援に行ったけど、「○○ちゃんも頑張ってね!」と○○さんが応援してくれているような気持になりました」。

この文章を読んで、子供も大人も、感性のある、いわゆる勘のいい人、というのは、年齢など全く関係ないなとつくづく感じ、すごいなと感心しました。

先輩の演奏を聴いて、私とのレッスンを思い出し、お辞儀などのステージマナーから、演奏に至るまでの一挙手一投足の全てを全身耳にし、目をしっかり開き、瞬きもせず、食い入るようにして聴いていた彼女の真剣な姿が目に浮かびます。

私達音楽家の役目は、後に続いていく人達にクラシック音楽の伝統を伝えていき、ピアノの演奏を通して、生きていることの喜びや、感動を伝えていく責任を担っています。

門下生の子の演奏を聴いて、ちょっとしたことでも、自分の養分にしていこうとする、観察力と、彼女の洞察力にあふれた学ぶ姿勢に感動でした。

本番を目前に控えて、どの生徒さんも素晴らしい演奏をしています。

小さい子供達から大人の方達まで、この世は、全て何かを私達に教えてくれるものであり、学ぼうとする人にとっては、全てが
我以外皆我師なりです。

あさって3月25日(木)天白文化小劇場、13時開演です。長い間かけて一生懸命研究してきた曲を、門下生一同、心を込めて演奏致します。

皆様のご来場を門下生一同心よりお待ち申し上げております。

←アメリカのサンディエゴで、作曲家の中田喜直先生と一緒に小学2年生当時の私。

今年のPTNAのB級の課題曲に中田先生の「夕方のうた」が出ています。

無口で何も話さないシャイな私をいつも気遣って下さる優しい先生でした。

生徒達が「夕方のうた」を弾くたびに、子供好きで、お優しい中田先生のお言葉が懐かしく、
耳に聴こえてきます。






←一番右、現在もご活躍のピアニスト若林顕さん中学生当時、その隣が中田喜直先生。
その隣の一番小さいのが小学2年生当時の私です。

ラスベガスのグランドキャニオンで。

アメリカ演奏旅行にPTNAの創立者の福田靖子先生と、中田喜直先生が連れて行って下さったことがきっかけで、私は、「ピアノの道」を一生歩くとこの時、心に強く決心しました。

お2人の先生が亡くなられても、私の胸に先生方のお声が、お言葉が、今も蘇ります。

残して頂いたものを私は、今現在しっかりと受け取り、後に続く人たちにバトンタッチしているような気持ちで、音楽家としての強い使命感を持って後の人達に伝えています。


令和3年3月18日(木)明和高校合格発表

今日は、明和高校の合格発表がありました。

午前10時。大人の生徒さんが、レッスンに見えていて、「今日はね、明和高校の合格発表の日なので、レッスン中、電話に出ますが・・・」とお話しすると、「勿論ですよ、もうそろそろかな?」なんて、2人でドキドキして、お話していたら、電話が鳴りました!

推薦で合格出来たとの知らせにホッと安堵しました。本当によく頑張られました。おめでとうございます!
毎年の事ながら、受験は、特にドキドキしますね。人生の間には、何度か、修羅場をくぐり抜けていかなければならないことが、あるけれど、高校受験は、1つの修羅場だと思います。

大学受験もそうですし、その後も、生きていれば、人は、いろんな場面で、さまざまな出来事に遭遇します。

出来るだけ、嫌な出来事からは、逃げたくなるのが、人間だと思いますが、その嫌な出来事に遭遇した時の対応の仕方によって、人間は、大きく道が分かれるのではないかなと思います。

悩みや悲しみは、生きている限り逃れることは出来ません。1つ、修羅場をくぐり抜けても、又、次の修羅場が待ち構えています。それが、生きることなんだと思います。私は、人間が、なぜ、苦しむように出来ているかと言えば、他人の苦しみや、悲しみを共有出来る気持ちを失わないよう、心が鍛えられるように、日々修練の場を与えられているような気がするのです。

だから、ずっと心が強いまま一生過ごして生きていける人間というのは誰もいないと思います。もし、「自分は、これで、何も怖いものがなくなった。自分は、心も強く、何でも出来て、自信満々だ。」なんていう傲慢な人間が(実際いるはずがありませんが)もしいたら、反対に、この世の中は、危険きわまりなくて、安心して住めない世界となってしまうと思います。

「身体が痛い」と泣き叫ぶ病気の人を見て、「うるさい、黙れ」などという人はおりません。
病気ではなくても、多かれ少なかれ、人間は、皆、心に痛みを抱えていて、どの人間も苦しんでいますから、他人に優しくして、面倒を見てあげないといけないのは、人間として当然の事です。

自分も他人のために「一隅を照らす」存在であることが理解出来ると心の底から幸せが溢れてくるのです。

自分の弱さや強さを知るために、色んな出来事に出逢うように作られています。自分の弱さを知り、いざとなれば、強い自分を発見することもある。嫌な事にも嬉しい事にも出会うチャンスが沢山あるから、自分の物語が出来上がっていきます。


自分しか書けない、色んな物語が作っていけると思えば、嫌な事も、哀しい事も、全て我慢できます。全部自分にとって必要な事だからです。


何でも、始めることは、やさしいと思いますが、ただ一つだけ難しい事があります。それは、1つの事だけを続ける意志を貫けるかどうかです。

私は、生徒さん達の1人1人の良さを一番いい宝石に変えてあげられるように、磨き続けます。又、私は、生徒さん達から、鍛えられて、鍛えられて、私の事も生徒さん達が、磨いて下さいます。

そうして、お互いが、磨き続けて、人格が向上するために、日々成長しあっていきます。
私が出会う人の全てが、神様が遣わして下さった人達だ、本当に有難い、といつも感謝しています。

受験生に又、嬉しい春がやってきました。これからの御活躍を益々お祈りしています!

門下生コンサートも丁度、来週の木曜日に迫ってきました。合格インタビューや、卒業生インタビュー、新入生インタビューも楽しみにしていてください!


令和3年3月17日(水)ウィーン留学時代の私の日記から・・・23歳当時

←ウィーンのムジークフェラインで聴いたグレゴリーソコロフの演奏会のプログラム。

(1995年10月4日、23歳当時)








←ムジークフェライン(楽友協会)のプログラムの表紙は、今は、又、変わっていると思いますが、私が
ウィーンに住んでいた時代は、毎回この金色の表紙でした。黄金の間の大ホールが
キンキラキンだからかな・・・。


ここのホールは、終演が来ると、空気を入れ替えるために、窓が自動でパアっと開くようになっているのです。その当時は、エアコンもなかったから、熱気ムンムンでした。
日本のホールで窓が開くホールなんて見たことがないので、初め、びっくりしました。


ポリーニの演奏会を聴いたときは、アンコールの時に窓がパアっと開き、外で、雷がゴロゴロ・・・雨がザーーっと降ってきて・・・・その時弾いていたショパンのエチュードの
「牧童(エオリアンハープ)」は忘れることが出来ません。
嵐を遠ざけて、洞窟の中で、羊飼いの少年が、優雅に笛を吹いている・・・そのままの情景が目に浮かびました。

音楽を聴くと、目に見えないものを見ることが出来ます。そして、聴いている人の心がパアっと大きく豊かに開かれていきます。どんなに哀しみを歌っていても、音楽だけは、人の心を抑圧しない。どんどん心が大きく、のびやかに開かれていく瞬間が音楽にはあるから、私は、音楽が大好きなのです。

1995年10月4日 ウィーン留学中、23歳当時の私の日記から・・・

ムジークフェラインへ、グレゴリーソコロフのチャイコフスキーのコンツェルトを聴きに行った。
オーケストラは、ウィーンシンフォニカー(ウィーン交響楽団)で、指揮者は、Jurij Ahronowitschで、初めにストラヴィンスキーの組曲2番、
そして、チャイコフスキー、パウゼ(休憩)を挟み、メシアンのDie Himmelfahrt(昇天)そして、最後にラヴェルのラ・ヴァルスだった。
グレゴリーソコロフのピアノはとても良かった。もうバリバリで、それでいて、ふくよかに歌われていて、とっても素晴らしかった。


令和3年3月15日(月)必ず人は変わるし、成長する

今日は、現在愛知県立芸大在学中の生徒さんが、久しぶりにレッスンに見えて、成長した演奏を聴かせてくださいました。

曲は、リストの「ダンテを読んで」です。

素晴らしくて、本当に感激しました。今から12年前の丁度この時期、彼が、お母様と一緒に連れられて、小学3年生の終わりに初めて私の所に
体験レッスンを受けて下さった日の事を私は、今でも鮮明に記憶しています。

小学4年生の初めての門下生コンサートで弾いて下さった曲は、ハイドンのソナタ第50番の3楽章でした。

あの日から、もう12年も時が過ぎたんだなあって・・・色々あったけど、12年たつと、もうこんな大曲が弾けるようになるんだなあと。

人は、必ず成長するし、毎日、変化していきます。「よく頑張っているね、すごく成長したね!」と話しました。

今、男の子の入会が増えているので、門下生コンサートの時に、彼の演奏を聴いて、「ボクもあんな風になりたい!」とモチベーションが更にアップすると思います。

私は、学生時代、上手いピアニストなんて、星の数ほどいて、自分がピアノ弾いていても仕方ないんじゃないか、と思う事がよくありました。
しかし、社会に出てみると決してそうではなく、ちゃんと人の目が注がれています。

必ず、誰かの心に残っていきます。

それが、音楽の素晴らしさだと思います。幼い頃から、種を蒔いて大切に大切に見させて頂いた生徒さん達の美しいお花が一杯咲いている場所が、門下生コンサートです。その美しいお花を沢山見ることの出来る私は、本当に幸せです。


令和3年3月14日(日)第32回名古屋演奏家育成塾コンサート

昨日、第32回名古屋演奏家育成塾コンサートにおいて、最優秀賞である、名古屋市長賞、聴衆賞、奨励賞を頂いたと佐藤愛さんから喜びの報告がありました。

愛さんは、明和高校、愛知県立芸大を卒業後、パリ地方音楽院、リヨン国立高等音楽院の修士課程を修了されて、現在、日本に拠点を移して、御活躍されている若い、ピアニストさんです。

おめでとうございます!今後も益々ご活躍をお祈りしています!


令和3年3月12日(金)1対1で向き合えるピアノレッスンの素晴らしさ

←3月25日(木)天白文化小劇場(13:00開演)で開催される第19回門下生コンサートを目前に控えて、入会されたい新しい生徒さん達のお問い合わせが、多く寄せられています。

最近は、男の子の入会が増えています。世の中の流れが変わってきたなあと感じます。

昨日、現在、愛知県立芸大在学中の生徒さんが、レッスンに見えて、又、成長した姿に、演奏に、再会できて、とても嬉しかったです!

小学3年生から見させて頂いて、もう今は、成人されています。そんな風に成人された子達が次から次へと、レッスン室を訪れて下さるのは、本当に嬉しいです。

よく考えてみると、ピアノのレッスンの素晴らしさはここにあると思います。
お互いが1対1で向き合う事が出来、お互いの事をよくわかりあえているという特典があります。
普通の関係では、まずそういった関係は、なかなか作れないと思います。
ピアノ以外の他の先生で、例えば、小学生の時にお世話になっても、年賀状のやり取りくらいはあっても、実際に又、その先生のお宅を訪れて話をして・・・という機会は滅多にないことです。

昨日の彼女も小学3年生で演奏した、初めての門下生コンサートは、ギロックのソナチネでした。そして、今は、これだけの大曲をこなし、又、その成長された演奏を聴くことの出来る幸せをつくづく感じます。

今、まだ、私の所にいらして間がない生徒さん達もあっという間に、成人して、社会の為に働く人々になっていきます。

子供の時は、まだ、あまり、お話が出来ないけれど、大学生になると、大人同士の話が出来るようになるので、とても楽しいです。
門下生一同、皆さんのご来場を心よりお待ち申し上げております。


令和3年3月10日(水)ストームグラス クラウド

←ストームグラス クラウド(気象予報計)だそうです。

気温や、気象によって、液体や、結晶の様子が変化するのだそうです。











名古屋工業大学大学院を今春、修了された、本居千佳さんが、ブルーメンシュタインコンクールで第2位サファイア賞を受賞されたために、
名工大の、特別功労部門で学長先生から表彰されたと今日レッスンに見えて、話されていました。おめでとうございます!
上記のストームグラスは、彼女からのプレゼントです。有難うございました。

彼女は、普段のレッスンにおいて、音大生でもないのに、ピアノに誠実に向き合われている姿がとても印象的な生徒さんで、いつも感激していました。

4月からは、東京でのIT関係のお仕事に就職が決まったと、とても喜んでいました。今後も、彼女の専門のコンピューター関係のお仕事をバリバリとこなされていくかっこいい姿が目に浮かぶようです。

私は、まるきり、コンピューターおんちなので、レッスンのあと、色々と教えて頂いてとても助かりました。

IT企業は、これから、益々花形の職業になっていくと思いますから、新天地でのご活躍をお祈りしています!


令和3年3月9日(火)演奏会のご案内

←来週3月17日(水)カワイ名古屋のコンサートサロン・ブーレ(開場14:30開演15:00)で、
名古屋音楽大学ピアノ演奏家コース、ピアノコース4年生成績優秀者による、
夢見月コンサートが、開催されます。

現在、名古屋音楽大学ピアノ演奏家コース3年在学中の谷口拓未君が、
ブラームスのソナタ第2番の第1楽章を演奏されます。

ご興味のある方は、是非応援に行ってあげてください!

(入場無料・完全予約制、関係者のみの公演となります。

メールでのお問い合わせは、yumemizuki317@gmail.comです。)














令和3年3月7日(日)門下生の御活躍

←3月12日(金)青少年アートピアで、日本クラシック音楽コンクールの入賞者記念演奏会があります。

明和高校2年生の清水陽菜さんが、スクリャービンのソナタ第2番「幻想ソナタ」より第1楽章を演奏されます。

ご興味のある方は、応援に行ってあげて下さい!

(陽菜さんは、午後18:20頃演奏予定だそうです)。






令和3年3月3日(水)打ち合わせ

天白文化小劇場へ、門下生コンサートの打ち合わせへ行ってきました。

いつもなら、現幹事さんと新幹事さんもご一緒に打ち合わせに伺えるのですが、今年は、係の方と現幹事さん達と私の4名で行われました。

幹事さん達が、とてもテキパキ毎年進めて下さるので、本当に有難く、感謝しています。

毎年、幹事さん達、アナウンスして下さるピアノの先生方、普段からご支援下さる保護者の方々、演奏して下さる皆様の大きな力を頂いて、19回目を迎えることが出来ます。

生徒さん達は、最終の仕上げに入り、どうすれば、聴いて下さる方々に勇気をあげて、
吸引力のある、説得力のある強い演奏が出来るか、日々研究中です。

何よりも、音楽を心の底から慈しみ、愛する事です。上手く弾こうなんて一切考えず、心底、音楽を愛しているのだったら、必ずその熱い思いは、ちゃんと相手の心にもまっすぐ届きます。

3月25日(木)午後13時開演です。

皆さんの熱い演奏を是非、聴きにいらして下さい!お待ちしております。






令和3年3月1日(月)ドキドキはワクワクに・・・

名古屋音楽大学のホームページに門下生コンサートのチラシが掲載されています。
ご興味のある方は、ご覧ください。

←名古屋音楽大学のホームページ、演奏会スケジュールをクリックすると、

今月3月25日(木)13時開演天白文化小劇場で、開催される門下生コンサートのチラシが見れます。














春の日差しが、明るくなり、又、愛知県は、緊急事態が解除になりました。

今日は、約1年ぶりに現在愛知県立芸大の生徒さんが、レッスンに見えて、懐かしく、とっても嬉しかったです!

昨年の1月に明和高校卒業生の子達のコンサートがあったときに、私も、門下の子達もあんなに、ガヤガヤとロビーで、マスクもせずに、大騒ぎだった日を想い出しました。

門下生コンサートの時に、他の皆さんにお会いできるのがとても楽しみだとお話ししていました。私も、すごく楽しみです!

又、一段と成長された、彼女の演奏に、他の子達も皆、又、一段と成長しているだろうなあ!とわくわくしてきました。

先日、小学生の生徒さんが、「ドキドキします」と言うので、「ドキドキは、わくわくだよ。緊張するのは、わくわくして楽しいからだよ」。と話すと、
ニッコリ安心したようでした。

本番当日は、私達も感染症予防対策を取りながら行ってまいります。

皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。