令和2年10月28日(水)パガニーニの主題による狂詩曲


←スイス、ルツェルン。この近くのフィアヴァルトシュテッター湖畔の別荘でラフマニノフは、夏の休暇を過ごします。
「パガニーニの主題による狂詩曲」は、61歳の時、ここの別荘で生まれました。

この写真は、私が、留学から完全帰国する際に、両親を連れてきた想い出の場所です。

空気も澄み切って、静かで、こんな場所で、この下の美しいメロディが生れたんだなあって・・。

(1998年7月1日~5日 ルツェルン撮影)





←ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」から、第18変奏の部分。

この曲の主題の「ラドシラミ」を逆にすると、「ラファソラレ」で、シューマンもブラームスも思いつかないアイデアが浮かんだのです。すごいなあ!

「この第18変奏が、曲全部を救ってくれる」と確信したラフマニノフ。

この曲は、今でも大人気ですね。
















大学生の生徒さんが、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」を一生懸命練習しています。
私が、この曲に初めて出会ったのは、やはり、大学生の頃、恩師の本番の練習稽古にセカンドとして、お付き合いさせて頂いた頃でした。

この曲も、超絶技巧が、盛りだくさんで、ラフマニノフ特有の甘く、切ない部分や、グレゴリオ聖歌の「怒りの日」を盛り込んだ厳かな部分もあります。

鋭いリズムによる、ピアノとオーケストラのスリリングな掛け合いもあり、生徒さんと一緒に、若い頃を想い出しながら、再び、スリリングな掛け合いを楽しんでいます。

自分の昔を想い出すと、ラフマニノフは、コンツェルトの2番は、割と弾きやすいですが、この「パガニーニの主題による狂詩曲」の方が、技術的には、難しいと思います。私は、アシュケナージのCDをよく聴きますが、もうバリバリです。おおっ!!というくらいすごい!

18変奏の前に、ロシアの冬を思わせるような凍り付いたような、厳しくていかめしい17変奏が、次の18変奏がくることによって、春が来たような、暖かみを感じます。

ラフマニノフが言う通り、この18変奏で、この曲の全ては、救われている感じがします。本当に美しいです。


令和2年10月25日(日)バッハコンクール

小学5年生の生徒さんが、バッハコンクールの小学5・6年のC部門で、優秀賞を頂き、全国大会へ進むと喜びの報告がありました。

よく頑張られましたね!おめでとうございます!


令和2年10月24日(土)芸術は精神の栄養
















←私が小学4年生の時に書いた、「ごんぎつね」の読書感想文。









小学4年生の生徒さんが、「ごんぎつね」を弾くと言って、聴かせてもらいました。

新美南吉 原作 /新井鷗子 作詞 /三宅悠太 作曲
1.ひとりぼっちの ごんぎつね 
 かまわれたくて いたずらばかり
 きょうは ぬすみを はたらいて
 にげてみあげた あきのそら

2.むらでちいさな おとむらい
  しんとしずまる しょうじのそとに 
  だれがおいたか おくりもの
  ひかるいわしに くりのやま

3.ドンとひびいた じゅうのおと
  ごんはめをとじ もううごかない
  ぼくのつぐない きづいてと
  あおいけむりが たちのぼる



簡潔に書かれた作詞に、とりわけ、三宅悠太さんが作曲したそのメロディが素晴らしい歌でした。

「ごんぎつね」は、私も彼女と同じ年頃の小学4年生の時に、国語の授業で、読書感想文を書いたのですが、その内容をすっかり忘れており、
改めて、この歌詞と、背景に流れる音楽に感動しました。

間奏部分で、朗読が流れます。彼女に読んでもらいました。

「長い雨があがった日のこと、兵十は川で魚をとっていました。
それを見ていたきつねのごん。
兵十が目をはなしたすきに、びくの中のウナギを口にくわえてにげていきました。

兵十は、病気の母親にうなぎを食べさせたかったのです。でも、その願いは、かなわないまま、母親はなくなりました。
ごんは、反省して、こっそり、兵十に食べものを届けることにしました。

今日もごんは、兵十の家にやってきました。しかし、裏口にいるところを見つかってしまいました。
「うなぎをぬすんだごんぎつねめ」
兵十は、火縄銃をかまえました」。


私も、1つ1つ歌詞を読んで彼女に弾いて聴かせたあとに、「○○ちゃん、何を言いたいか、この歌詞の本当の意味は、わかる?」と尋ねてみました。

「人間は、大体において、表面だけ見て、この人はこういう人だと決めつけてしまいやすいけれど、人を見る時には、深いところを見て、感じないといけないってことだね。
音と一緒だね」。

この話を読むと、自分の事を知ってもらう前に、相手の事をよくわかろうとする心が、大切なんだってことがよくわかります。

「ごんぎつね」は、誰かとケンカして言い争いになった場合は、まず、自分の事を主張するよりも前に、相手の言い分の方を先に聴くことが大切だということを子供達に教えているお話だと思います。

自分も言いたいことがある通り、相手にも言いたいことがある・・・顔の中に、口は1つで、耳は2つあります。耳が2つという事は、自分が話すよりも、相手の話をまず聴くことが大事だってことです。相手が言わんとすることを、心で聴かなくてはなりません。音の心を聴くことと同じです。

届かない想いは、いずれにしても、切ないし、哀しい。だから、いつでも、自分の思いはきちんと相手に届くように心を込めて伝える努力をしなければならないし、相手の言い分も自分の言い分以上に、慈しみを持った心で、聴こうと努力しなければいけない。

子供達には、競争させるよりも、こういった人の道を教えたお話や、美しい音楽を沢山聴かせることで、より、情け深い豊かな人間性を作り、音楽的になっていくと思います。人の心の深いところまで見通せるようになると、それに伴い、確実に音楽も豊かになります。

病気のお母さんにうなぎを食べさせたいと思った優しい兵十の気持ち、そんな兵十を見て、自分がそのウナギを盗んでしまい、本当に悪かった、お母さんが亡くなってしまい、残された兵十の事を可哀想だなあと思った、ごんの心からの反省、そして、ごんが、償おうとして、内緒で、兵十に食べ物を送り続けた優しい気持ち、そのごんの優しい気持ちを知らずに、火縄銃で打ってしまった兵十、有難うって言いたかったけどごんは死んでしまったから、伝わらない・・・2人共、すれ違ってばかりで、切ないし、哀しいけれど、いいお話ですね。ごんと兵十の心情を思うと、涙なしで読めないです。

「食事は身体の栄養で、芸術は精神の栄養」だと思っています。

芸術は、「必要必急」で、潤いを与えてくれています。
モーツァルトや、ベートーヴェンの曲が、ペスト、スペイン風邪や、戦争があっても、途絶えることなく続いていることがこれを証明しています。









令和2年10月23日(金)教育実習


←今日は、教育実習にいらして下さった、明和高校のOBの生徒さん(左)が、私のレッスン室を訪ねて下さり、とっても嬉しかったです!

現在の生徒さん(右)の授業を担当して下さったそうで、クラスの子達から、大人気でモテモテだったそうです!
今日で、彼女の実習は、最後とかで、とても淋しいと現在の生徒さんが話していました。

彼女とは、ついこの間、最後のレッスンで泣いてお別れしたばかりだったけれど、もう大学卒業なんて・・・。


子供達の成長は、本当に早いです。

門下生コンサートでも演奏して下さるとの事、とっても嬉しいです!




←生徒の皆さん、気遣って下さり、本当にどうも有難うございました。












又、今日は、1年生のスケールの試験がありました。そして、2年生の生徒さんが、ショパン国際コンクールインアジアの地区大会通過したと喜んでいました。おめでとうございます!

実習に来て下さったOBの生徒さんも、みんな、明和高校で、育ち、私と一緒に素敵な想い出を沢山作ることが出来ました。

1人1人の生徒さんとの想い出は、私の一番の財産であり、宝です。


令和2年10月20日(火)門下生コンサートの準備進めています!

昨日から、急に寒くなりました。マンションが暖かいので、そのまま薄着で外にピューっと飛び出していったら、寒い寒い・・・
名音大でレッスンしている時も、1日中寒い寒いと言っていました。

毎年、この時期になると、門下生コンサートの準備に取り掛かります。

来年は、3月25日(木)天白文化小劇場で開催致します。今現在の生徒さん達は、全て決定していましたが、今日大学生達のOBに連絡を入れさせて頂いたら、すぐお返事を下さり、皆さん、快く出演して下さるとの事、とっても嬉しいです!

今、現在の生徒さん達は、OBの子達が、どのように幼い頃から、ピアノの道を歩んでこられたか、知らない生徒さん達も沢山いらっしゃると思います。

又、毎年、聴きに来て下さる方々が、「えっ?小学生だった子が、今、大学生?」という感じで毎年、楽しみに聴きに来て下さる方もいらっしゃいます。

今、現在の生徒さん達も、憧れの先輩たちのようになりたい、そう思って一生懸命頑張っています。

私達の職種は、後の世代の方達に伝えていくことが務めであり、それが、クラシック音楽を継承していくことにつながります。

皆さん、大きくなりました。是非、生徒の皆さんの成長した姿を聴きにいらして下さい!

小学生、中学生、音楽高校、音大生、大学院生、趣味の方、ピアノの先生方、皆さんにお会いできるのを心待ちにしています!


令和2年10月19日(月)40代最後の誕生日 


←「ハッピーニューイヤー!あっ、間違えた!ハッピーバースデー!

今日は、飼い主さんの誕生日なんだって。


飼い主さんが大切に育てている生徒さん達から、色々プレゼントを頂いたみたいだよ。

どれどれ、ボク達にも見せて~!」


























































今日は、私の誕生日でした。49歳になりました。40代最後の歳を迎え、感慨深い気持ちでおります。

朝から、ドイツのフライブルクに留学中の生徒さんや、もうすでに、ピアノの先生として、立派なご指導されていらっしゃる生徒さん達、長い長いお付き合いの生徒さん達も
今まで私との過ごした想い出を沢山書いてメッセージを下さいました。皆さんが私の事をそのように想って下さり、涙が込み上げます。

皆さんの私を想って下さる、熱い気持ちをしっかり、受け止めて、これからも、皆さんに色々と教えて頂きながら、一歩一歩、私の「ピアノの道」を歩んでいきます。

皆さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


令和2年10月16日(金)一足先にお祝いして頂いて・・・


←今日は、明和高校の生徒さん達が、私の誕生日を一足先にお祝いして下さり、
感激しました!

お返しに、セレナーデを演奏しました。恋人の為に窓の下で演奏する曲です。
私にとっての恋人は、いつも生徒さん達だから・・・。

今、教育実習にいらしている、生徒さんも一緒にお祝いして下さり、びっくりするのと同時にとても懐かしく嬉しかったです。

























←綺麗なお花や、寄せ書き、カードや、スマホケースを頂きました。

私の持っているスマホケースは、どこから見ても「オジサン」ケースだったので、
こんな可愛いのを頂いて、すごく嬉しいです!

これまでに生徒さん達から頂いたプレゼントは、いつも大事に使わせて頂いています。
そして、お手紙や、カードなども、全て大切に保管しています。

こんな私ですが、応援して下さり、本当に有難うございます。

これからも、大好きな生徒さん達の為になれるよう、「ピアノの道」をまっすぐ貫いていきます。




令和2年10月14日(水)ウィーン留学中の生徒さんからの近況報告


←現在、ウィーン留学中の生徒さんが、19日の私の誕生日をお祝いしてウィーンから素敵なカードを送って下さいました。

今年は、バレエのカードにして下さったとの事で、小学1年生の頃から、中学、明和高校、東京藝大、その後、ウィーンに留学してまで、毎年、欠かさず彼女から、熱いラブレターを頂きます。

ウィーンでの授業は、オンラインのものもあり、実技系は、対面で出来ているそうです。

彼女は、今、ドイツ語で、イタリア語やフランス語の言語の授業も受けているそうです。
ドイツ語だけでも、大変なのに、ドイツ語で受けるイタリア語やフランス語・・・・・聞いているだけで、頭が混乱してきそうです。

コレペティ奏者は、指揮者の役割をしますから、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、
必要なのですね。

指揮者がいない時に、その代わりをしてあげるピアニストさんだから、素早い初見力、
幅広い音楽の知識、語学の才能、プラス、人とのコミュニケーション力に優れている彼女にピッタリなお仕事だと思います。

指揮のレッスンでピアノを弾くのが大好きとの事で、他の先生方にも気に入って頂いて、今年も先生運は絶好調とのことです!

いつか必ず、めぐみ先生と一緒にウィーンの街をお散歩して、美味しいSchnitzelを食べて、オペラやバレエを観に行ける日が来ると信じて頑張ります!と・・・・。
(感激・・・涙・・・教師冥利に尽きます)。

幼い頃から見させて頂いた生徒さん達が今でもまだ、私の事を想い出して下さるだけでも本当に有難いです。

ウィーンに又行って、彼女に会いたいなあ!と気持ちだけは、彼女と同じ、23、24歳あたりの青春時代に舞い戻っていくのですが・・・。

現実は、歳と共にやらなければならないことが益々増えて、仕事が終わるとグッタリ・・・今日も1日無事に過ごせたなあ、有難い・・・なんて、しみじみ感謝しながら。おばあさんみたい(笑)

「Go to トラベル」ではなく、私の場合は、「Go to Bed !!」(ベッドのお布団行き)だな、なんて家族から笑われています。

遊ぶのも体力がいりますからねえ(笑)

しかし、現在は、私が持っている知識、自分が体験してきた色々な事を、お若い方達に全て伝えて、分かち合うことが、私の一番の喜びとなっています。

分かち合いたくても、分かち合える相手がいなければ、どうしようもないわけですから、全ての生徒の皆さんに心から感謝いたします。


令和2年10月13日(火)日本クラシック音楽コンクール

日本クラシック音楽コンクールの本選があり、明和高校2年生の生徒さん、中学3年生の生徒さん、共に、優秀賞で、全国大会へ進むと嬉しそうです。

皆さん、連日、よく頑張られていますね!おめでとうございます!


令和2年10月11日(日)べーテン音楽コンクール

今日は、べーテン音楽コンクールがありました。
自由曲コース(大学・院生B)を受けた三重大学教育学部3年生の生徒さんが、最優秀賞で、全国大会へ、

課題曲コースを受けた中学3年生の生徒さんが、銀賞を頂いて、中部地区本選通過したと喜びの報告がありました。自由曲コースを受けた小学6年生の生徒さんは、優良賞を頂いたとの事でした。

又、愛知県立芸術大学2年生の生徒さんが、大阪国際音楽コンクールのAge-U部門のファイナル入選、東京国際ピアノコンクールの大学生部門の準本選通過して、
本選(全国大会)へ進むと喜びの報告がありました。コンクールの曲以外に、バッハの平均律5曲、つい先日、レッスンに見えて、一段と成長した演奏を沢山聴かせて頂きました。
久しぶりに元気な姿を見せて頂けてとても嬉しかったです!

皆さん、よく頑張られましたね!おめでとうございます!


令和2年10月5日(月)日本クラシック音楽コンクール

今日は、日本クラシック音楽コンクールの高校女子の部本選で、明和高校2年生の生徒さんが、優秀賞で、全国大会へ進むと喜びの報告がありました。

よく頑張られましたね!おめでとうございます!

今日から、名音大もレッスンが始まりました。ほとんどの学生さん達は、対面でしていますが、まだ、遠隔の子もいます。
大学から、オンラインレッスンしていますが、今日は、なかなかつながらなくて、結局ラインで行ったりもしました。

ちょっとやらない間に、又、私が、ズームのやり方を忘れたのかな?と思い、色々な学生さん達と試してみたら、どこかの部分をオンにしたら出来ました!

「アップデートされた間に、中身が変わったりしますよ」と学生さんから教えて頂きました。
色々な部分が勝手に変わっていくので、そのたびにドキッとします。自分は、ピアノ弾きで本当に良かった!ピアノのドレミの位置が、コンピューターの中身のようにちょくちょく変わったらそれこそ、大変です!私のような人間にとって、3歳から、永遠に変わらない、ピアノという楽器には、時代がどんなに変わっても変わらない楽器であることを、感謝するばかりです(笑)。

ものすごく大きなiPadで、楽譜を持ってきたりする学生さんもいました。「お休み中は、何か楽しい事ありましたか?」と尋ねると、ほとんどの子は、どこへも行かなかったし、家にいました、という子が多かったです。

沢山宿題や色々課題があるそうで、それに追われていたと皆さん、勉学に忙しかったようです。


令和2年10月1日(木)ピアノと共に歩んだ道のり  ウィーン国立音大の協奏曲試験の伴奏は、先生が担当して下さる

←ラヴェルのピアノ協奏曲G-durの楽譜。

ウィーン国立音大の修士課程を修了する時の試験で準備した、想い出深い曲です。

サックスの音が、バーで流れているような雰囲気のとても美しい2楽章が私は、特に好きです。













←この曲の出だしは、ピシャリと鞭の音(実際は、拍子木のような形をした楽器)で始まります。
オーケストラと一緒の場合は、わかりやすいけれど、ピアノのセカンドと同時に始まる場合は、合図が難しいので、恩師のケラー先生が、手を「パンッ!!」と叩いて、合図をして下さいました。














ウィーン国立音大の入学試験、卒業試験共に公開です。

日本では、協奏曲の試験のセカンドは、学生同士で、担当しますが、ウィーン国立音大では、担当の教授が、セカンドを担当して下さいます。

私にとっては、普段レッスンして下さる先生が、試験で一緒に弾いて下さるなんて、とても心強く、安心感で一杯でしたが、先生方は、どうだったのかな?

ソロを弾き終わった後、今まで点数をつけていらした、教授の先生方が、自分の生徒の番になると、客席から、走ってステージに上って来てくださいます。

すると、「あっ、ケラー教授のお弟子さんなんだな」とか、「今の子は、フローレス教授の生徒さんだよ!」「クリスト教授門下の子だ!」とか、一目瞭然でわかります。

実は、生徒の演奏というより、このコンツェルトのセカンドを弾いて下さる教授の先生方の演奏が、一番のお目当てで、聴きに来る子も多いのです。

私の恩師のケラー先生も、私の試験で、演奏して下さる前、「Ich bin so gespannt(緊張する、興奮する!)」とおっしゃっていました。

学生達の前で演奏するのもですし、他の先生方が皆、見られているところで、演奏するのは、それは、どんなに素晴らしい先生方でも緊張されると思います。

学生も勿論、素晴らしいけれど、やはり、先生方のピアノは、熟練されていて、味があるなあ、と試験の演奏を聴くたびに思いました。

自分がこの歳になって、もし、大学生の子達の試験の伴奏を引き受けて、点数をつけられるとしたら?やっぱりそれは、緊張しますよ~!(笑)

自分が教える立場になると、先生が、生徒と共に点数を一緒につけられているみたいで、嫌ですけど、生徒の立場では、とても嬉しかった想い出です。