令和2年1月31日(金)ウィーン留学時代、両親へ宛てた私の航空書簡から・・・(1996年1月21日 24歳当時)


←このウサギ。全部卵の殻で作っているとか。

フィンランドのヘルシンキにある、ファッツェルチョコレート工場の玄関前には、こんなウサギがド~ンと待ち構えています。

(写真は、3枚とも、2018年8月31日撮影)








←この工場の中で、作曲家シベリウスが好きだったというチョコレートを見ることが出来ます。













←北欧の家具は、デザインがとてもオシャレです。













今、学生たちは、試験、試験ずくめ。私もそれに伴い、大学生達のピアノ実技試験の審査をして先日終わりました。
自分が、ウィーンの学生だった頃は、どんなだったかな?自分の試験を振り返り・・・

1996年1月21日 ウィーンから両親へ宛てた航空書簡から・・・

「お父さん、FAXをどうも有難う。私のエルステ(ウィーン国立音大でまず初めに受ける卒業試験の事)の時は、みんなが祈っていてくれてお陰様で無事卒業出来ました。試験を受けよう!と思い立ったのは、本当に遅かったし、こちらでは、入学より卒業の方がはるかに大変なので、ものすごく不安でした。
試験の2日前の晩に、突然、ケラー先生から、お電話で、「私の母が、もう近々亡くなるので、シュトゥットガルトへ行かなくては、なりません。
メグミの試験を聴けないのがとても残念です。でも、とってもメグミは頑張って、よく準備をしたし、この前のレッスンでとてもよく弾いていたから、きっと素晴らしい試験を迎えられるでしょう。前の日もコンチェルトのセカンドさんと一緒にプローベ(リハーサル)をホッホシューレ(大学)のスタインウェイでやりなさい。
バルバラとシュテファンもその日、リハーサルをしますから、彼らにスケジュールを聞いてね、じゃあ、本当にご免なさい、上手くいくことを祈ってますよ」。とおっしゃっていましたが、もうすぐ、先生のお母様が息を引き取られるという時で、とても声が沈んでいらしてお気の毒でした。試験当日は、ホールが満席で、立ち見も出た程、ものすごい聴衆でした・・・」。

来月へ続く・・・


令和2年1月25日(土)奏心会主催第10回フレッシュコンサート オーディション参加者募集中


←来る2020年3月23日(月)奏心会主催第10回フレッシュコンサートオーディションの
参加者を募集致します。


申込期間は、1月29日(水)~2月27日(木)必着です。(申込書と参加者受領を確認してから参加申し込みが完了いたしますので、締め切り期日を厳守してください)。

このオーディションに合格された方は、5月5日(火・祝)電気文化会館で開催される、
奏心会フレッシュコンサートに出演出来ます。

最大の特徴は、オーディション参加料のみで、合格出来れば、一切チケットノルマや、コンサートに出演するための費用がかからないという素晴らしいオーディションです。

参加資格は、
沢山舞台経験を積んで、自分のレヴェルを向上させたいと願っている方、専門性の高い勉強をしている小学1年生~30歳まで(愛知・岐阜・三重の東海地区に居住の方)
です。

選ばれるのは、10名程度の狭き門のオーディションではありますが、
是非皆様のご参加をお待ち申し上げております。

オーディション当日の会場は、毎コンが開催されている、今池ガスホールです。

挑戦したい!という方は、ご連絡下さいませ。


令和2年1月24日(金)桐朋学園大学2年生19歳当時の私の日記から・・・  心のうずき


←アイルランド、ダブリンの英国大使館で、練習する私。

(1991年4月19日撮影)










←桐朋学園大学2年生19歳当時の私。
ダブリン国際コンクールのホストファミリー先のライアンさん宅で。

これから、本番に向けていざ、出陣!
(1991年4月22日撮影)









桐朋学園大学2年生19歳当時の私の日記から・・・

平成3年6月23日

日増しに、オーディションの結果がショックになってきて困った。もっとやる気を出さなくては。
「めぐみが、ピアニストになるまで、お父さんは、一生懸命働くからな。安心して頑張りなさい」。とお父さんから電話があった。


平成3年7月3日

英語の先生が、とてもいいことをおっしゃって下さった。
それは、未来の夢というタイトルで、

「そういう希望を持っている人は、必ず実ります。心の「うずき」、例えば、どうしても音楽家になりたい、こういう音を出したい、
こういう「うずき」みたいなのは、種であって、絶対に実るんですよ。誰も絶対こういうことで成功するなんて、初めからわかっている人は、いないんですから。
あなた方も、自分のやることに自信を持ちなさい。
何でもやる時は、先生がそばにいるわけでない、結局自分でしょ?自分だけが頼りで、何でも自信を持って勇気を持ちなさい。
希望というのは、神様があなた方に与えてくれた唯一の天職なんですよ」。とおっしゃられた。

昨日は、ピアノがもう上手く弾けなくて、すごく落ち込んだけど、これからは、絶対ピアニスト目指して頑張る。
浜松もオーディションを受けることになっているから、もっともっと大きな夢を持って、絶対あきらめずに最後までやるぞと決心した。


*ピアノに燃えに燃えていた、大学生の頃の私です。この英語の先生がおっしゃって下さった、「心のうずき」が激しく私の心の中で渦巻いていました。
そのために、あらゆることに挑戦しては、失敗して落ち込んだり、そのたびに、周りの先生方や、両親から、
大きく励まされながら、ここまで来ることが出来ました。落ち込みから這い上がらなくてはならないのは、勿論自分だけれど、やはり、恩師や両親からお言葉を頂いて、泣き付いたり、恥ずかしい思いも一杯して、ここまで歩いてこれました。自分の力だけでは、到底無理だったと思います。
今は、生徒さん達が私の大きな力になって、毎日、癒され、励まされています。

いつの頃からか、私は、悟りを開き、何歳までに、音楽家になっていなければならない、という期限を設ける必要はないことを、悟りました。
音楽が好きなのだから、一生、歩いていく道だと思えば、その道そのものが、音楽家の人生だという事に気が付いたのでした。


令和2年1月23日(木)虫眼鏡で読む私の航空書簡(1994年~1998年ウィーン留学時代)


←ルフトハンザ航空のパンフレット。

スタインウェイピアノが翼を広げて、雲の上を飛んでいます。

飛行機の中で、雲を眺めながら、ピアノを聴くのが私は大好きです!













1995年3月29日 母へ宛てた私の航空書簡から(23歳当時)

「昨日は、お父さん、お母さんのお手紙が、2ついっぺんに届きましたよ。どうも有難う。日本は大変みたいですね。(地下鉄サリン事件)
私くらいの若い人や、独身の33歳の女の人とか。誰がそんなひどい事をしたのでしょうか?まだまだ、夢が一杯あったでしょうに・・・・。
私も日々心が揺れ動いて、今日はとてもいい日だった、とか、本当に嫌な日だった、とかさまざまです。
ピアノというものを長年やってきたけど、ライバルだらけだし、夢を追えば追うほど、大変になってきて苦しくなることもあるけど、
ピアノを弾いてなかったら、こんなところに来れなかったし、マラコフみたいな素敵な芸術を見せてくれるようなダンサー、素晴らしいピアニスト達の演奏もこんなに聴けなかったし、夢は、沢山あればあるほど、大変だけど、そういった亡くなられた方達は、もう何も出来ないですものね・・・。
日本では、お父さんもお母さんも元気そうに暮らしているみたいで、何より安心ですし、私は、1日1日本当に感謝しています。
ウィーンもとても私に合っていて、大好きだけど、日本もとても好きだし、食事もとても美味しいし。
今は、日本を外から、見ている感じなので、今までよりずっと、今度帰ったときは、改めて、興味深く日本という国を見ることが出来る気がします」。


←23歳当時の航空書簡。

両親は、ウィーンから毎日のように送られてくる私の手紙(というよりは、実況中継かな?)を読んで、

「ひゃあ~!このミミズがはったような小さな字!
虫眼鏡で見ないと読めないじゃない、よくまあ、こんなに書くことがあることだね」。

と読むのに苦労していた様子です。












令和2年1月21日(火)生徒さん達の成人式


愛知県芸大2年生の2人が、久しぶりにレッスン室を訪ねて下さいました。

つい先日あった、コンサートプルモのお話や、現在の大学生活、そして、以前、私と明和高校で、共に過ごした日々などの懐かしい話が沢山出来て、
とても嬉しかったです!

お2人共、成人式を迎えたばかりなので、写真も見せて頂きました。お着物姿は、すごく綺麗で可愛くて、袴姿は、すごくかっこよくて、「うわ~」と感激しました。

県芸の授業の帰りに、ご挨拶にいらして下さったのですが、荷物の重いこと!「ちょっと体重計で測ってみよう!わっ、7キロもある~」

2人共、先生は、淋しがりやだと知っているから(笑)・・・・小学4、5年生の頃から見させて頂いて、立派な成人式の姿も見ることが出来て、幸せな時間が過ごせました。

2人共どうも有難う!


令和2年1月19日(日)ピアノフェスティバル 2020審査


今日は、ピアノフェスティバル2020のコンクール審査で、東部市民センターへ。

朝から、夜まで、87名の参加者の方々へ、講評用紙を書きました。

音楽の底知れぬ深さが胸にしみいる年齢になるまで、ずっとピアノを続けていってほしいなと願いながら・・・・。

お世話して下さった皆さん、お世話になりまして有難うございました。











令和2年1月13日(月・祝)目線を上に上げて弾く


←ザルツブルグの街角で。手回しオルガンの横に手長ザル!?


(1995年9月撮影)











生徒さん達は、3月22日、東文化小劇場である、門下生コンサートに向けて、頑張っています。私は、本番前の生徒達の演奏を遠くから眺めて指導しています。

遠くから、見ることで、身体や、顔の表情、さまざまな表情の変化を見通すことが出来るからです。

大体において、上半身、背中から首筋が、固く、顔もうつむき加減で、表情が硬直しています。

「もっと自由に、目線を上に上げて、大きなフレーズを描くように、のびのびと歌うように」弾くよう、促します。
首筋や、背中が固まっていると、音が伸びません。

「どうして、人は、演奏会に行くのかな?ただ、音楽を聴くだけでいいのなら、家で、CDつけて聴いてればいいと思うけど、実際はそうじゃない。
ステージに出て、演奏している姿、音が出始める前、音楽が流れている間、音が終わった後も、何かうっとりするような余韻を残すような
感じであったり、演奏者の持つ雰囲気全てが魅了されるものであったときに、初めて、聴いて下さる人は、心から感動するのではないかしら?」

と私は、生徒達に話します。

目線を上に上げて、鍵盤を見ないで弾くことは、ピアノとお友達になれている、楽器の扱いに手慣れている何よりもの証拠です。

無表情になっている生徒達には、眉間にしわを寄せたり、眉毛と眉毛の間を伸ばしたり、手でぎゅうっとつねったり(笑)面白い事を言って笑わせたりします。
学校のお勉強しているような窮屈な感じになってはいけません。

心から歌って音を感じると、自然と顔にもそのような表情が生まれてくることが、大事であり、勿論、表面からとってくっつけたものになってしまってはいけません。

音と一体になっている、人間の表情の美しさを見てください!何と美しく、神々しいのだろう!と私は思います。

俳優の演技指導もきっと同じようなことがなされていると思いますが、音楽で一体、何を表現したいのか、それを聴き手に伝える技術を今、
生徒達に特訓中です。



令和2年1月10日(金)感じる心 失わない


←ウィーンの旅行会社に置いてある、ポーランドのパンフレット。(1994年~1998年時代)

ドイツ語では、ポーランドの事を「ポーレン」と呼びます。

表紙は、柳の下に座る、ショパンですね。

ショパンは、ポーランドの英雄なので、旅行用パンフレットにもどこもかしこもショパンが写っています。






1996年11月20日 24歳当時のウィーン日記から・・・

「ワルシャワフィル カジミェシュ・コルド指揮 ピアノ ヴィルサラーゼのコンサートをコンツェルトハウスに聴きに行った。
ヴィルサラーゼのピアノは、女性らしく、音がきらきらとみずみずしく輝いていて、とても美しかった。
ワルシャワフィルは、お国柄、やはりショパンが一番よく似合うと思った。」


※この時の、曲目は、ショパンの協奏曲第1番でした。
この曲は、数えきれないほど、色んなピアニストの演奏会を日本でも、ウィーンでも聴いたり、自分も大学生の時、そして、ウィーン留学中何回となく弾いてきました。

生徒さんと一緒にこの曲をレッスンしていると、自分がそのころ、どんな生活を送っていたか、全てよみがえってきます。
音楽を聴くと、その当時の風景や、自分が心で感じたこと、思ったこと、考えたこと、色々な心情が全て、パア~っとよみがえってきます。
これこそが、音楽の持つ不思議な力です。

私が、この曲をレッスンに持って行ったとき、先生は、すごく体調が悪くて、でも私の演奏を聴いたら、お元気になられて、
すごく熱いレッスンをして下さったのを想い出します。

先日、国際電話を頂いて、「現代の子達が、あまりにもインターネットをし過ぎているので、人間と人間との暖かい触れ合いや、感じる心が
失われはしないかと心配だ」とおっしゃっていました。ウィーンのどこか静かで、懐かしい感じのする落ち着いた雰囲気が、私は、大好きだったんですけど、現代は、
ウィーンも日本と同じようになってしまっているのですね。

先生御夫妻曰く、「自分達は、石器時代の人間」とおっしゃられておりましたが、私も、そうです(笑)


令和2年1月6日(月)名音大の卒業生達と・・・


←名音大のレッスン室で。


私が、4年前、初めて名音大に勤めさせて頂いて、見させて頂いた大学4年生の生徒さん達です。今春、大学卒業されるので、記念撮影です。

4年間、あっという間でした。お2人共大学1年生の時よりも、ピアノも考え方も成長されて、

ピアノのレッスンだけでなく、将来の事について、色んな人生についてのお話も沢山出来て、
楽しかったです。

遠隔地に行ってしまう子もおり、「先生のリサイタルには必ず帰ってきますから、連絡下さい!」と言ってくれます。
嬉しいですけど、卒業生を見送るのは、いつでも、どこか切なくて・・・こればかりは、先生になって何10年たっても慣れません・・・。先生という立場の宿命でもあります(泣)

まあ、人との別れに向き合って、悲しくも嬉しくもなくなったら、人生終わりかな(笑)

若い皆さんがご活躍されるのをいつも応援しています!













令和2年1月5日(日)フレッシュコンサート


今日は、明和高等学校音楽科70期生卒業生たちによるフレッシュコンサートが
昭和文化小劇場でありました。

現在愛知県立芸術大学2年生の髙浪杜和君と宮脇彩永さんが演奏されたので、応援に
伺いました。

お2人共、私の頭の中では、幼い頃の愛らしい演奏姿とどうしてもダブってしまうのですが・・・
本当に、立派で、成長された演奏を聴かせて頂いて、感無量でした。






沢山の生徒さん達と、お母様方にお目にかかることが出来ました。
門下生の子達、応援にいらして頂いて、皆さん、本当に有難うございました。

先輩目指して、皆さん、頑張りましょうね!











令和2年1月4日(土)べーテン音楽コンクール


←べーテン音楽コンクールバロックコースの全国大会で、第3位を受賞された、小学5年生の大原陽向さん。

よく頑張られましたね!

おめでとうございます!


これからも、ピアノを楽しんで下さいね。










←お年賀状。レッスン室に入るなり、生徒さん達、自分のはどこにあるか?カルタ取りみたいに探しています。
今日、見えた、レッスンの生徒さん達、「あれ?私のがない~届いていないの~?ショック!」と話していましたが、レッスンの後、ポストに行ったら、ちゃんと届いていました。安心して下さいね。











令和2年1月3日(金)どんな出来事も、自分の成長のためと受け入れれば、嬉しい出来事となる


←2020年、ねずみ年、皆さん、お年賀状を有難うございました。

先日まで、私の生徒さん達のコンサートのチラシで賑やかになっていた玄関前ですが、
皆さんから頂いたお年賀状に衣替えしました。

一人一人のお年賀状を見ると、皆さんに支えられてここまでこれたなあとつくづく感じます。








「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!」明けてから、初めてのレッスンの生徒さんが見えて、今日から、
私も仕事始めです。

「お正月は、どう過ごしたの?」と聞くと、「ユニヴァーサル・スタジオ・ジャパンに行きました」。と話してくれました。

又、今年、大学を卒業する生徒さんは、「家で、のんびりして、リフレッシュできました」。と話していました。

彼女は、卒業演奏会に向けて張り切っています。
とてもハキハキして話す現在の彼女を見ていると、人間って、どんどん変わっていくんだなあと、その成長ぶりに感動しています。
勿論、他の生徒さん達も日々、成長し続けているのが、私には、全部わかります。

先日、彼女と「音楽の心」について話し合ったのですが、「昔は、何も考えて弾いていませんでした。ただ単に、弾いていただけだったと思います」。と話すのに対して、

「じゃあ、どうして、段々「音楽の心」がわかるようになってきたと感じるかしら?」と尋ねると、

「やはり、自分が、辛い事を体験して、葛藤したりして、その時に、苦しんだりしたとき、色々な他の人の演奏や、話を聴いたり、色々な体験を重ねていくうちに、音の中の表情を自分の体験と重ね合わせて聴けるようになった気がします・・・」。と話します。

私は、「そうよね。やはり、年月をかけて、色々な人生体験をしていくうちに、音楽の深さ、音楽の心が、わかってくることが、必ずあるよね?」。と話しました。

私も22歳の時には、どうしてもわからなかったことが、50近くなって、音楽以外の面で、人の心もよくわかるようになってきたと感じますし、
更に、真実の光が大きく広がって見えるのを感じます。
これまでにも、何度も修羅場をくぐり抜けてきましたが、沢山、悲しい思いをすることで、一段と「音楽の心」が深く見えてくるようにもなりました。

しかし、悲しい思いもそんなに長くは続かず、又、嬉しいことも沢山やってきます。私は、音楽をやってきたおかげで、感動体験が非常に多く、それが一番音楽をやってきて良かったな・・と思えることです。

思い通りにならないことも、苦しい時も、全部、全ては、自分の成長のためにある!今がグングン伸びるときなんだ!と思えれば、何もかも嬉しい出来事だと感じます。

今年も、どんな、「ピアノの道」が待っているのやら(笑)・・・辛い時も、生徒さん達と共に、朗らかに歩んでいきたいです!


令和2年1月1日(水)明けましておめでとうございます!


新年明けましておめでとうございます!

母が書いた書道の前で。

大きな字を書くのは、ピアノと同じで、すごく体力がいるそうです。

私には、どの字でも綺麗に見えるのですが、「この字も気に入らない、もう一回書き直す」と言って
ハーヒーハーヒー、よいこらしょ、よいこらしょと書いていました。
「年寄りなのだから、いい加減にしたら?」という私に「いいや!絶対に書き直す!」と譲りません。

自分は、そう言っておいて、私が、ピアノを弾いているときに、「もういい加減にしなさい。そんなに弾いたって変わらないってば!」と笑います。

字の美しさもピアノの美しさも何回書いても、何回弾いても、変わらないかもしれないけれど、
人それぞれ、これだけは、譲れない!というものがあるのですね。
その工夫と熱心さが、より良い作品となって仕上がるのも
確かです。

すぐ、初詣に行き、生徒さん達のお幸せをお祈りしてきました。受験生の生徒さん達、頑張って下さい!

私は、毎日、元気に健康で生きられれば、それだけで有難いです。

今年も、レッスン室で、生徒の皆様を明るくお待ちしております!生徒の皆様のお幸せを精一杯お手伝い致します。

どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます!