平成29年8月30日(水)2度と通らない、しかし、一度は誰もが通る道

今日から、明和高校のレッスンが始まりました。身体全体が、溶けてしまいそうなくらい、暑かったです。

皆、受験生。皆、それぞれに、自分の道を目指して、頑張っています。お勉強に、ピアノに、大変だと思いますが、泣いても笑っても、あと5か月程度。一生懸命に乗り切ろうと踏ん張っている様子に私も勇気をもらっています。目の前の困難に立ち向かっている生徒達を見ていると、若い時に戻りたいなど(誰しもそんなことは思わないでしょうが)とは全然思いません。自分の若い頃を思い返しても、あの大変さを想い出すと、思い出したくもないくらいですが、若さの良さは、唯一、未知な世界に対して、情熱と気力がすごいから、頑張れます。

受験生達の心の支えとなれるよう、そして、2度と通らないこの道を、しかし、どんなに辛くても、一度は、誰もが通らなければならないこの道を大切にしていきたいです。


平成29年8月26日(土)「美」を常に踏まえた練習

来年3月25日(日)天白文化小劇場で開催される、第16回門下生コンサートに参加される生徒さん達の名前や、曲目などが、大方、決定してきたので、パソコンのワードに打ち込んでいます。

曲目を決める時は、大体、生徒達が好きな曲を持ってきますので、自由に任せています。今回は、ショパンが、ズラリと並んで、ショパンの全曲演奏会みたいになってしまうかも!?と思っていたら、徐々に他の作曲家の作品も出始めたので、バランスがとれてきています。

曲の仕上がりが、美しくなるかどうかは、まず、基礎をじっくり固めていくことから、始まります。早く全部弾いてしまいたい!と、はやる気持ちは、よくわかりますが、まず、楽譜に書かれてあることを正確に、表現出来る事が大事です。その上で、今度は、楽譜に書かれていないウラの部分を表現することは、もっと大切です。作曲家の空気を読む感じです。

一番よくない練習は、頭を使わず、指だけ動かしている練習です。芸術をするうえで一番大事な「美」という要素を抜きに練習をしていても、あまり、綺麗な仕上がりは、望めません。

ハーモニーが、移ろっていく瞬間、調性が変わる瞬間、彩り豊かな演奏は、聴き手を虜にします。拍子や、リズムなども、厳格に守らなくてはなりませんし、
かといって、機械的になっていてもいけません。常に、人間の呼吸と同じように、生き生きと脈づいて、どんなテンポ感になっても、リズムは、常に脈づいていることが大切です。

「一本調子」とか、「単調でつまらない」演奏というのは、音色の変化がなかったり、リズム、テンポ感が、ダラダラしているとそういう演奏になってしまいます。
同じフレーズでも、一回目と2回目とでは、歌い回しを変えて演奏出来る人と、2回とも同じ歌い回しになってしまう人とあります。

同じハーモニーやメロデイなのに、吹いている風が、そよ風のようなのか、一瞬吹いてきた風なのか・・・・・?そこらへんを今この瞬間で、即興的に、
今、生み出された、そんな瞬間が沢山あればあるほど、聴き手は、感動します。

色々と研究し尽くしても、お客様の前では、又、こうしてみよう、ああしてみよう、と、どこまでも、課題は尽きないと思います。
自分なりに、試行錯誤しながら、研究していくと、それが、結果的に良い練習、となっていくと思います。


平成29年8月24日(木)読書

学生さん達は、夏休みも、もうあと残りわずかとなりました。私の学生時代を想い出します。ピアノの行事で年がら年中追いまくられて、
夏休み最後の31日の1日しか、残ってない!半泣き状態で、自由研究を済ますという感じでした・・・・・・。

夏休みの中の宿題の中で、好きだったのは、読書感想文、そして、日記。読書は、学生の頃から、食べてる時も本読んでるね、と周りから呆れられるくらいの、活字中毒だったので、
読書感想文は、大好きでした。

今、生徒さん達も、色んな事をレッスンノートに書いてくれます。そうすると、その子の色んな心や、想いを知る事が出来るので、とても嬉しいです。


本の大好きな中学3年生の生徒さんがいて、「夏休みは、何読んだ?」と尋ねると、「太宰治」と言っていました。「先生も、学生の頃、太宰治にすごくハマった時期があって、斜陽とか、人間失格とか手あたり次第読んだよ。」と答えて、川端康成とか、芥川龍之介とかも面白いよね、と話しました。

夏目漱石の「こころ」は、高校生時代、一番、グッと胸に響いた小説で、今、読み返しても、名作だなとつくづく思います。
人の心の機微を沢山感じ取ったり、色んな体験が多いと、うん、そうだ、そうだと共感しながら読んでいけます。自分の心、他人の心、色んな人の心を知ると、こちらの胸に届き、又、身につまされる思いで、読書も生きてくるのだと思います。

小学5年生の生徒さんが、「人生を変えてくれたペンギンを読んだよ」。とのことで、どんなあらすじか、話してもらいました。とても面白そうなので、読んでみたいです。


平成29年8月23日(水)本当の実力を培う事が大切


←E級全国決勝大会で、ベスト17賞を受賞された中学2年生の生徒さんのお母様が写真を送って下さいました。


生徒さん達から、
決勝大会に残った方々の演奏を聴いて、あれも弾きたい、これも弾きたいと思った、決勝大会に残るようなハイレヴェルの演奏を聴いて、沢山刺激をもらえた、などなど、いろんなご感想をお寄せ頂きました。

コンクールに参加する事で、一番良い点は、他の参加者の方々の演奏を聴くことが出来る事です。

レヴェルの高いコンクールは、それだけ、皆さんの演奏の質も非常に高いわけで、そこから、学べることが沢山あります。

又、刺激を受けると同時に、「あんなすごい演奏、自分には、到底無理だ・・・・自分がピアノを弾いても世の中のためになるのだろうか・・・・」と自信を失っていく場合もあるので、私は、そこらへんを、注意して生徒さん達を見守っています。

音楽の道でやっていきたいと目指している人は、素晴らしいピアニストが毎年のように出たとしても、その人1人だけの演奏を聴いて満足することはあり得ないのだから、自分が出来る事、自分でしか出来ない事を着実に、コツコツと積み上げていくしかないと思います。

又、一方でコンクールの弊害は、コンクールで賞を取ろうとすれば、どうしても、長期間に渡り、すごく時間をかけて、コンクールの曲だけ練りに練らないといけませんので、その間、色々な曲に触れることが出来なくなり、結果的に、譜読みが遅くなったり、音楽家としての本当の実力を培っていけなくなる恐れもあります。

どのみち、音楽家になりたいという人は、コンクールがある時だけ頑張るとか本番前だけ頑張るという感覚ではなく、何もない時でも、いつも、色んな曲を聴いたり、自分であらゆる曲を弾いてみたり、音楽をしていること自体が、一番楽しいという感覚でいる事こそが、将来ものになる人だと私は考えています。


平成29年8月22日(火)PTNA全国決勝大会E級中学2年生ベスト17賞受賞!!

PTNAの全国決勝大会があり、E級に出場した、中学2年生の生徒さんがベスト17賞を受賞されました。おめでとうございます!
PTNAのコンクールは全国決勝大会に進むだけでも、大変な事ですから、全国各地から、参加された皆さんにおめでとうと言いたいです。

PTNAは今年で、第41回目にもなります。私の音楽人生は、第1回目の参加者としてPTNAから始まりました。6歳の頃、ベラ・シキ先生のレッスンを受けさせて頂き、その時ドイツ語を通訳して下さった播本枝未子先生との出会いも、PTNAを通してですし、小学2年生の私をアメリカに演奏旅行に連れて行って下さった、PTNA創立者の(故)福田靖子先生は、バスティン先生が来日されたときに、ご一緒に私の三重の家に来て頂いたり、PTNAの先生方には、感謝してもしきれないくらいお世話になっております。
←バスティン・メソードの創始者のバスティン先生が、福田先生と私の家にいらして下さり、小学2年生の私に、はなむけのお言葉を色紙に書いて下さいました。1979年9月12日の事です。はるか、はるか昔の事なんですが、幼い頃の私の心に、
しっかりと福田先生とバスティン先生が下さったお言葉が、胸に刻まれています。





私が、これから、生徒さん達を指導していく上で、いつも、思っている事は、いつの日か、きっと、同じ場所で、審査員を務めたり、生徒と一緒に仕事をする日もきっとあると思うとそれが今の私の楽しみになっています。

全国各地のピアノ学習者の皆さんが、より、ピアノが好きになっていってくれると嬉しいなと思っています。日記を書くためにパソコンを使っていたら、今日は、刈谷国際音楽コンクールの本選があり、桐朋女子高校2年生の生徒さんが、奨励賞を頂いたと報告がありました。皆さん、おめでとうございます!
というわけで、台風の目のように過ぎ去った、夏休みでしたが、今年の夏休みも、生徒さん達と、沢山良い想い出が作れました。
来週からは、もう学校が始まりますし、受験生も、沢山いますし、毎年の事ながら、いつも、初心を忘れることなく、自分の道をしっかり、一歩一歩歩んでいきたいです。





平成29年8月21日(月)自己評価

今日は、現在桐朋女子高校2年生の生徒さんから、第4回刈谷国際音楽コンクールの予選通過したと喜びの報告がありました。
今、夏休みで、帰省中なので、毎週レッスンに来ていました。又、今日は、PTNAの全国決勝大会があり、出場した生徒さんから、本番で、どんな風に弾いたとか、報告してくれました。

生徒さん達は、成長するにつれ、自分の演奏を冷静に自己評価出来るようになってきます。そうした軸がはっきりわかるようになると、1つ1つの結果に対して、驚かずにすみます。良くても、悪くても、その時の演奏の結果が、ただ、結果として出てきただけの事ですから、悪くても落ち込む必要はないですし、良くても、まあ、時間をかけて、本番も完璧に弾けたから、良い結果が出た、ただこれだけの事です。

上手く弾けたか、上手く弾けなかったかは、演奏者自身が一番よくわかるはず。自分の耳が、一番頼れる先生だと思って、音の中味、質感(ニュアンス、色合い、音の変化、音の遠近感など)や、テンポ感や、拍感、あらゆる点でのバランスが聴き取れるようになってくると、自然に上達していくと思います。


平成29年8月18日(金)ムーシケコンクールアドヴァイスレッスン


今日は、ムーシケコンクールに参加される方達のアドヴァイスレッスンに、四日市へ伺いました。

レッスンが行われる、第一楽器店のムーシケホールは、ヨーロッパの響きのように、残響がとても美しくて、素晴らしいホールです。

ご参加頂いた、7名の生徒さん達、普段ご指導して頂いている先生の教えをよく守り、皆さん、とても熱心にレッスンを受けて下さいました。

私のホームページをいつも楽しみに見て下さっているというピアノの先生から、お土産まで頂いて、家に帰ってから早速頂きました。

連絡先がわからず、御礼の感想も申し上げられませんが、お気遣い頂き、有難うございました。すごく美味しくて、1人で、ほとんど食べてしまいました。(笑)

生徒さん達には、沢山の参加者の中で、どうすれば、良い結果が出せるのか?
ポイント、コツをアドヴァイスさせて頂きました。

皆さんのピアノ上達に少しでも、お役に立てましたら、幸いです。


平成29年8月17日(木)あるのは、今、この瞬間


PTNAのコンクール、G級本選優秀賞で、全国決勝大会へ進まれる、明和高校3年生の生徒さん。












今日で、全国決勝大会へ進まれる生徒さん達のレッスンが全て終わりました。

明日から、第41回ピティナ・ピアノコンペティションの全国決勝大会が、始まります。北は、北海道から、南は、沖縄から、全国各地からの参加者の皆さんの
ご健闘をお祈りしています。

生徒の皆さん、長い間、よく頑張られました。ピアノの上達は、小さな積み重ねを大切にしていくこと、芸術の世界は特に、あせって、早く到達したいと思っても、そういうものではなく、努力をしながら、なおかつ、とても時間がかかるということを良く知り、1つ1つの結果や、
周りの評価を気にしすぎず、大らかな気持ちで、自分の基準で、精一杯のベストを尽くせれば、十分です。

過去を振り返らず、まだ、来てもいない明日の事を考えて、取り越し苦労をしたりせず、「今」やるべきことを精一杯歩み続けていれば、自然に、扉は、開かれていきます。


平成29年8月16日(水)ウィーンの話


→第7回門下生コンサートの時、真琴さんが、小学6年生の頃。6歳の頃から、ほとんどレッスンを欠席しない生徒さんとして、私の教室からの「努力賞」が出て、表彰されました。この後、インタビューもあったんですが、小学6年生とは思えない受け答えに、周りの大人もびっくり仰天でした。

先日、コンサートに出演された、鈴木真琴さんが、レッスン室を訪れて下さいました。
沢山の門下生の皆様がお越し下さったこと、くれぐれもよろしくとの事です。

彼女が、来月、ウィーンに行くので、その時、弾く曲目をレッスンした後、ウィーンの話を色々としました。


ウィーンは、音楽の都。音楽家なら、一度は行ってみたいと憧れる国だと思います。ウィーンは、私を音楽学生として迎え入れてくれた国でもありますから、他の国とは、違う、格別な想いがこみ上げます。

そんな、私の大好きな街ウィーンの話を真琴さんとしているだけでも、ワクワクしてきました。私の所で、学ばれている全ての生徒さん達が幸せな道を歩んでいけますよう、どの生徒さんの事も、いつも見守っています。


平成29年8月14日(月)13回目の指導者賞受賞

今日、PTNAのコンクールの指導者賞受賞のお知らせがありました。
生徒さん達のお陰で、今年も指導者賞を頂きました。13回目です。私は、生徒さん達の結果も気にしないように、自分の結果も気にするたちでは、ありませんが、有難く思っています。

それよりも、ウイーンから帰って、生徒さん達とのレッスンが楽しくて、たまらず、あっという間に、20年近く過ぎ去りました。
ウィーンから帰ったばかりの私は、もう早く、生徒さん達を教えたくて、ウズウズしていました。生徒さん達がまだ、幼いという事を全く念頭におかず、大人に要求するようなレッスンをしていましたので、私の音楽に対する厳しさについてくる生徒さん達は、皆さん、大変だったのでは、と今、振り返ると思う事もあります。

けれども、どれだけ、要求を厳しくしても、どの生徒さん達も、とても素直で、私のレッスンをとても真剣に、熱心に、受けてくれるので、本当にやりがいを感じ、とても嬉しく思っています。

生徒さん達を導いているようで、実は、生徒さん達が、私をこの場所まで、連れてきて下さった・・・・生徒の皆さんに感謝の気持ちで一杯です。

これからも、生徒さん達と一緒に、どこまで、音楽の道の奥深さに入っていけるか、まだまだ、楽しみが尽きません!



平成29年8月13日(日)8月も、もう半ばに・・

今日は、日本クラシック音楽コンクールの予選があり、高校1年生の生徒さんが、予選通過したと報告がありました。

コンクールを終えた生徒さん達は、早速、門下生コンサートに向けて張り切って取り組んでいます。

今日来た生徒さんが、レッスン室に入るなり、「先生、僕、お母さんの誕生日プレゼント作ったよ」と言って、レッスン室のドアを閉めて私に、ひそひそ話で何を作ったか、教えてくれました。


レッスンが終ると、お母さんと手をつないで仲良く帰っていきます。とても楽しそうです。


平成29年8月12日(土)音の祭典(東京藝術大学3年生によるコンサート)


今日は、伏見・電気文化会館ザ・コンサートホールで、東京藝術大学3年生によるコンサートがあり、
川地咲由里さんと、鈴木真琴さんの応援に行きました。

本番前、鈴木真琴さんと。この時、咲由里さんが、丁度いなくて、写真がなくて御免なさい・・・・・。

2人共、本当に素敵でした!彼女達とは、もう15年くらいのお付き合いになり、2人共、あちこちで、活躍されて、立派なピアニストさんに成長されているのですが、
私の心の中は、なぜか、いつまでも初めて出会った、6歳の頃のままで、時が止まった感じがしています・・・。


門下生達に囲まれた、咲由里さんと真琴さん。現在の生徒さん達だけでなく、昔、見させて頂いた、生徒さんや、お母様達、沢山の方にお会い出来、近況もお聞きすることが出来て、とても嬉しかったです。

どの生徒さんの事も家族ぐるみで、幼い頃から見守り続けていくので、私にとって、家族のような気持ちでいます。
聴きにいらして下さった、生徒の皆さん、どうも有り難うございました!












平成29年8月10日(木)努力の成果はある時を境にパッと花開く


PTNAのコンクールで、F級本選第2位、全国決勝大会へ進まれる椙山女学園高校2年生の生徒さん。

小学生の幼い頃から来ている彼女も、もう高校2年生にもなります。すっかり女らしくなられて、身体も大きくなってきたので、一層、弾きやすくなってきましたね。

普段は、お勉強や、部活など、ピアノ以外の事で、とても忙しい彼女ですが、長年、地道にコツコツとあせらず、よく努力された成果が出て、彼女の良さが、花開いてきているのが、レッスンのたびに、感じられます。

沢山の人達の心を揺さぶるような、印象に残る演奏目指して、毎日工夫をこらしている様子です。


先日、暴風警報で、中止になった、名音大の夏期講習がありました。

ピアノ演奏家コース志望の高校3年生の生徒さん、小さい頃に、私のリサイタルをお母様と一緒に聴きに来て下さったとの事です。有難うございます。

名古屋から、音楽家を目指す、沢山の若い方達を育てていきたいです。


又、今日は、日本クラシック音楽コンクールの予選があり、明和高校2年生の生徒さんが通過したと報告がありました。

沢山の生徒さん達と触れ合っていて、感じる事は、努力の成果は、ジワジワ出てくるというよりも、ある時を境にパッと花開く傾向にあります。早く咲く人もいれば、遅く咲く人もいます。
私の教室の合言葉、「あせらず、じっくり、コツコツと」これからもどの生徒さん達の事も暖かく見守っていきたいです。


平成29年8月9日(水)連日、コンクール続きで・・・



PTNAのコンクールで、E級本選第1位、全国決勝大会へ進まれる中学2年生の生徒さん。












又、今日は、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの本選があり、明和高校2年生の生徒さんが、銅賞を頂いたとのご報告がありました。

又、三重大学教育学部音楽教育コース3年生の生徒さんが、ベーテン音楽コンクールの大学・院生Bコース、自由曲部門で優良賞、予選通過と喜ばれていました。
おめでとうございます!


平成29年8月8日(火)PTNAコンクールG級明和高校3年生全国決勝大会へ

PTNAコンクールのG級の本選が昨日、今日とあり、明和高校3年生の生徒さんが、見事、全国決勝大会へ進むと喜びの報告がありました。
曲目も沢山あり、大変な級ですが、よく頑張られました。おめでとうございます!

皆さん、最後まで、しかも暑い中、本当にお疲れ様でした。


平成29年8月7日(月)PTNAコンクールE級本選第1位!中学2年生全国決勝大会へ


PTNAのコンクールの本選があり、E級を受けに行った、中学2年生の生徒さんが、「先生、1位でした!」と喜びの報告がありました。全国決勝大会へ進みます。おめでとうございます!
私自身は、今日、名音大の夏期講習の実技レッスンが予定されていましたが、暴風警報が出て、他の日に延期になりました。コンクールに行っている子達も多いので、大丈夫かな・・・と気がかりでした。

私の幼少時代を想い出します。新幹線が、台風、地震、雪、その度に止まり、家に帰れなくなり、ホテルに泊まり・・・・又は、夜中に夜行列車で、帰ったり、そんな風来坊の生活ばかり送ってきましたので、生徒さん達も大変だろうなあと察します。しかし、今の私を支えているものは、そういった、何もかも含めて、すごく大変だった、過去です。過去が大変であればあるほど、益々、自分で決めた音楽家としての道をしっかり歩みたい、強固に築いてきたものを更に貫いていこう、そういう強い気持ちが働くのだと思います。家族を犠牲にしてまで、こんなに頑張っているのだから、音楽家としての未来が開けてこないはずがない、という気持ちを幼いころから常に持ち続けて、現在に至るまで一度も自分の歩んでいる道に迷いが生じたことはありません。
学生時代は、両親を始め、ピアノの先生、今は、生徒さん達、全ての皆さんの応援があってこそ、頑張れているわけで、皆さんにいつも感謝の気持ちで一杯です。
生徒さん達も、きっとそんな確固たる強い信念を持っているはずです。頑張ってきたことは、何1つ無駄になりません。必ず実を結びます。


全国決勝大会へ行く小学4年生の生徒さん、初めての出場で、今から、ワクワクしている様子です。












平成29年8月5日(土)椙山女学園高校2年生F級全国決勝大会へ

今日は、PTNAのコンクールの本選があり、椙山女学園高校2年生のF級を受けに行った、生徒さんが、見事、本選第2位で全国決勝大会へ進むと喜びの報告がありました。小学5年生の生徒さんは、D級で優秀賞です。
おめでとうございます!

又、小学4年生の生徒さんがB級で奨励賞です。賞がなくて、残念だった人も決して、落ち込まないで前を向いて歩んでいって下さいね!

私が色んな所で、審査に伺っても、どの生徒さん達も、同じように、上手に弾かれています。どの方に、賞をあげても、そう変わりはないのです。
音楽家の道のりは、長いです。
私は、目先の事を全く考えていません。コンクールの結果云々ではなく、10年後、20年後、上手くなっていくように音楽家としての本当の実力を培っていくのが大切と私は考えています。


平成29年8月4日(金)オーケストラデビュー


小林ほなみさんの本番を聴きに四日市へ行きました。



リストの協奏曲2番、キラキラ輝いて、まばゆいばかりに華やかな音色。細かい音も何が言いたいかがよくわかる、実に見事な演奏でした。



終演後、ほっとした表情です。

大成功でしたね!満席のお客様の前で、立派にオーケストラと協演デビューを果たされました。

おめでとうございます!





平成29年8月2日(水)リスト協奏曲第2番

来る8月4日(金)に四日市市文化会館の第2ホールでリストの協奏曲第2番をセントラル愛知交響楽団と共演される、小林ほなみさんが、久しぶりにレッスン室を訪れて下さいました。
つい最近は、スペインのウエスカ国際コンクールで第1位を受賞されたり、ラジオ放送など、あちこちですでに、活躍中の若きホープのピアニストさんです。

ほなみさんは、開演18:30のトップバッターで演奏されます。華やかに、オーケストラのソリストとしてデビューされるのが、楽しみです。

又、先日は、渡部菜々美さんが、及川音楽事務所のオーデイションで最優秀新人賞(第2位)に選ばれ、所属できることになったと喜びの報告がありました。
11月4日フレッシュガラコンサートにも出演するとの事です。



鈴木真琴さんが、夏らしいカードを送って下さいました!