平成28年10月30日(日)マリンバコンサート


前半は、伴奏で。






後半は、ソロ。















終演後、沢山の生徒の皆さんと。皆さんにお逢いできてうれしかった〜!皆さん1人1人に御礼が言えず申し訳ないですが、又、レッスンで・・・・・・・。いつもありがとうございます!!















平成28年10月27日(木)壁から伝わる大きな愛

大人の生徒さんが、「玄関に貼ってある生徒さん達の愛情がワァ〜と壁から大きく伝わってきます〜」とニコニコしてレッスン室に入ってこられました。

生徒さん達1人1人の温かいメッセージを読むたびに毎日心癒されています。


私の方こそ、生徒さんから、精神的に支えられ、育てられ、1人1人の可愛い生徒さん達の存在が大きな生きる喜びになっています。生徒さん達との出会いに感謝の気持ちで一杯です。

益々、賑やかに、飾られた玄関。
大好きな生徒さん達からのお祝いの言葉は、私にとって元気の源。皆さん、有難うございます!





平成28年10月25日(火)マリンバのリハーサル

10月30日(日)東文化小劇場でマリンバコンサートがあるので、その合わせに。私は、ジェッセルの「おもちゃの兵隊の行進」ベートーヴェンの「ロマンス」
ビゼーの「カルメン幻想曲」、モンティの「チャルダーシュ」、スッペの「スペードの女王」、リストの「ハンガリア狂詩曲2番」、シャブリエ「エスパニア狂詩曲」、ハチャトリアンの「剣の舞」(全員で)
8曲をマリンバ1台、あるいは、2台、の伴奏をします。その合間に、ソロでは、チャイコフスキーの「白鳥の湖」ショパン「ノクターン2番」ギロック「アラベスク・センチメンタル」を弾きます。

当日のプログラムはなく、マリンバの先生が曲の解説をして下さったり、私がソロで弾く時は、私とのインタビュー形式で進行していきます。

エスパニアは変拍子が多く、3人で合わせるので、どこかで、ずれると、皆バラバラになる!音楽家って、直感でいくことが、多いので、その都度その都度、臨機応変に。準備していても、たびたび変わるから、いつも心は柔軟に、頭はスッキリと冷静に。マリンバの音色は、暖かくて優しい音がするので大好きです。

譜めくりさんは、何と17年前、明和の副科ピアノを担当していた際、初めて教えた子がして下さるとの事で、つくづく、音楽業界は狭い!去年の教員免許更新講習の時も、彼女に出会い、
「岩野先生!」と声をかけてくれて、驚いたようなこと。音楽の仕事をしていると、教え子も先生も皆、音楽を楽しむ仲間です。

開演は、午後5時です。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!


平成28年10月23日(日)すごいパワー

今日は、ベーテン音楽コンクール、バロックコースを受けに行った中学3年生の女子生徒が、優秀賞で、全国大会へ進むと喜びの報告がありました。おめでとうございます!

そして、新しい生徒さん、小学1年生の男の子が来てくれました。お母様は、中国の方ですが、日本の大学に交換留学生として、来られた方で、日本語がすごくお上手。


1時間の私とのレッスンを全然、モサモサせず、集中力があって驚きました。大体の子が、初めは、タッチもメチャクチャな子がほとんどなんですが、きちんとタッチが鍛えられていて、すごかったです。お母様にきくと、「私と30分、毎日、しっかり練習します。タッチがクニャクニャではいけない、初めが肝心だから、別に音楽家にさせようという気持ちはなくても、美しい曲として聴こえるようになってほしいです」。とのこと。

最近、ピアノを習う男子が増えて、私の教室も、どんどん男の子が増えてきています。そのうち、メンズ教室になるのでは?と思うくらい、最近入ってくる子は、皆、男の子ばかり。確かに、ピアノは、男の楽器なので、上手く続いていければ将来が頼もしいですね。

又、中国の方は、すごいパワーがあるなあと感じました。「あなた、今日、自分の自己紹介しましたか?先生の名前は、何て言うか聞きましたか?」とお母様が、その子に注意します。

私は、「簡単だから、めぐみせんせい、って呼んでね」というと、その子が、「めぐみ」と呼び捨てするので(笑)お母様が、「先生をつけなさい!」とその子に注意しています。きちんとしつけられてすごいなと感心しました。

中国語で、初めまして、は何ていうの?と聞くと、教えてくれました。ドイツ語では、「フロイト、ミッヒ」ていうのよ、と話すと、「ピアノも、ドイツ語も、英語も、ピアノやっていると、色んな事が学べていいね」その通り。外国語だけでなく、ヨーロッパの歴史や、美術や、文化、建築、作曲家のことについても学べるし、美しい心も育ちます。

楽しく、末永く続いていってほしいです。

門下生コンサートも、今度大学院を目指している男の子、小学6年から12年間も通ってくれていますが、弾いてくれます。皆さんの成長が、とても楽しみです。


平成28年10月22日(土)ベーテン音楽コンクール

今日は、ベーテン音楽コンクールの地区本選があり、高校2年生の生徒が優秀賞(バロックコース)で、全国大会へ行けると大喜びで報告がありました。
続いて、課題曲コースの中学2年生の生徒が銀賞で、地区大会へ行けると2人共、大喜びで報告がありました。又、大学2年生の生徒さんも自由曲コース、大学・院生Bで、最優秀賞、
全国大会へ進むと連絡がありました。

皆さん、おめでとうございます!

コンクールは、私がいつも言うように、1つの通過点にしか過ぎません。いい結果が出る時もあれば、どれだけ努力しても思うような結果が出ない事もある。
コンクールの賞だけもらえればいいという感じでなく、作曲家に対してのリスペクトから始まり、特に音楽家になろうとしている生徒さん達は、1つ1つの結果にこだわらず、黙々とひたすら、前を向いて歩き続けるしかないと思います。コンクールで賞をとるより、もっと大変な事は、ずっと音楽家であり続けることの方が大変なことなのです。それを覚悟していれば、どうという事はないと思います。

中学2年生の男子生徒。お母様が写真を送って来て下さいました!おめでとう!良かったね!








平成28年10月19日(水)45回目の誕生日

今日は、私の45回目の誕生日でした。先週あたりから、プライベートで通ってきている生徒さん達から、早々と、お誕生日をお祝いして頂いて心のこもったカードや、プレゼントを頂いて、有難うございました。

又、今日は、明和の出勤日と重なり、私が受け持ちの高校生の生徒さん達全員が、お祝いして下さいました。綺麗な色合いの素敵なマフラーを皆さんでプレゼントして下さいました。1人1人の心のこもったお手紙も、本当に嬉しかったです。

私が、明和に勤めさせて頂いたのは、まだ、皆さんが、生まれたばかりの17年前です。始めの頃は、高校生から入ってきた生徒さんを見ていましたので、
その頃の私の夢が、もっと小さい時から、大切に育てていって、時間をかけて音楽家の卵たちを育てていきたい、という思いが、強くありました。

皆さんが、そういった私の夢を叶えてくれました。生徒の皆さんの存在は、レッスンをする以前の問題で、そこにいるだけで、私の心を温かくしてくれます。
1人1人の存在は、そこにいてくれるだけで、尊く、生徒の皆さんに心から感謝しています。

皆さんからの暖かいお気持ちと共に、年をとればとるほど、大きな責任を強く感じています。大好きな生徒さん達全員の夢が叶いますよう、今後も、暖かく、
1人1人の生徒さん達を見守っていきたいです。





























平成28年10月13日(木)それでも、若い頃には、戻りたいと思わない

現在、ハンブルグ音楽院に留学中の生徒さんのお母様から、今住んでいる寮のお部屋のお写真など、送って下さいました。
明和高校に入る前に、あれほど、悩んでいた、彼女が、今、立派にドイツで、生活している事を聞くと良かったなあと思います。

私も、彼女と同じ年頃の、日記を読み返してみると、葛藤の日々が綴られていて、若い頃が懐かしいです。しかし、だからといって、もう2度と若い頃に戻りたいとは思いません。先日、傘寿を迎えた、父や母に「若い頃に戻りたいと思う?」と聞くと、「いいや、もう2度といい。」との事でした。(笑)

まだ、体験していないときは、未経験な事に対して、どんな事が起きるのかなと不安もありますが、希望に燃えています。私の生徒達も希望で一杯、おめめキラキラの子達ばかりです。そんな、生徒達を見るたびに、こちらも沢山、パワーをもらっています。


ウイーンに留学していたころ、毎日書いていた、日記帳。(23歳から27歳までの4年間)
楽しい事も勿論ありましたが、葛藤、葛藤の日々。忘れている事も多く、今読み返すと、思い出すから、楽しい。困難を乗り越えていく日々は、今現在も若い時と変わりません。

ムジークフェライン(ウイーン楽友協会ホール)で
ポリーニの演奏会を聴いて感動したことが延々と綴られています。

ポリーニのサインも見えます。







平成28年10月8日(土)大阪国際音楽コンクール

今日は、大阪国際音楽コンクールのファイナルがあり、明和高校3年生の生徒が、第3位を頂きました!おめでとうございます!よく頑張りました!


平成28年10月3日(月)神様に近づいた演奏

来月11月17日、熱田文化小劇場である、ピアノ協奏曲の夕べ。名音大演奏家コース1年生の生徒の本番が追い込みに入り始め、今日、全楽章を通して弾いてもらい、あまりの美しさに、私が、オーケストラのセカンドパートを弾きながら、何回も涙がこぼれそうに・・・・・。

ショパンのコンツェルト1番は、曲自体が最高に綺麗な曲ですが、彼女が弾くと、指は、どれだけでも動くし、ショパンの美しさそのものをそのまま伝えてくれているようで、本当に素晴らしいです。

彼女だけでなく、本番が、近くなってきた生徒達の演奏は、段々、神様に近づいて来ます。神様に近づく、ということは、きらめく遠い遠い芸術の星に近づきつつある、という意味です。彼女と同じく、生徒達の演奏が素晴らしくなってくると、私には、生徒の周りに神々しい光が差すのが見えてきます。そうなった時に、
本番!となれば、大成功、というわけです。

来月、彼女の演奏家としての初デビューがこんな美しい曲で始まるのは、喜ばしい限りです。


平成28年10月2日(日)受験体制

いよいよ本格的な受験体制に入り始めた高校3年生の生徒。今日は、中間リハーサルみたいな感じで、受験曲全部、通して弾いてもらいました。

私と母と感動しながら聴かせてもらいました。受験曲は、約1時間にわたるリサイタルプログラムです。完全な集中力と、強い精神力で弾き通してくれました。

途中で、汗を拭きふき、大きく呼吸を整えながら、それでも、必死になって全力で弾いています。

今のままでも十分完成度高い素晴らしい演奏ですが、より長時間、どれだけでも、弾きこなせるよう、どんどん、自分に負荷をかけていき、どんな土壇場が起きても余裕を持って、本番で、完全燃焼できるよう、持って行きます。

今の時期、一番、苦しいに違いない彼女の心境を察すると、胸が痛みますが、私の青春時代も、後になって振り返れば、苦しんだ時期ほど、素敵な想い出となって残っています。生徒さん達と苦しみも喜びも一緒に分かち合いながら、全ての生徒さん達が幸せになれるように最善を尽くして、お手伝いさせて頂きます。