平成28年6月28日(火)グランミューズ

先日、PTNAのグランミューズ部門Dカテゴリーに参加された、大人の生徒さんお2人が連弾で、優秀賞、予選通過されました。おめでとうございます!

お2人は、普段ピアノの先生として、又、演奏もされながら、長年熱心に学ばれてすごいなあと思います。

何はともあれ、生徒の皆さんが、私とのレッスンを楽しんで下さっている事が、本当に嬉しいです。楽しみながら、そして、これから受ける人達も、気楽にやっていってほしいです。


平成28年6月27日(月)ピアノコンチェルト


私の生徒の名古屋音楽大学ピアノ演奏家コース1年在学中の倉橋千遥さんが、ショパンのピアノ協奏曲第1番全楽章を
オーケストラと共演致します。

もうお一人の演奏者は、同じく、名古屋音楽大学ピアノ演奏家コース1年在学中の杉浦僚馬君。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番全楽章を演奏されます。


ショパンの1番とラフマニノフの2番は、ピアニストを目指す人なら、一生に1度は、オーケストラと弾いてみたい!!と思わせてくれる、憧れの名曲ですね。

私も、ショパンなら、1番、ラフマニノフなら2番が最高に美しくて好き。2曲とも美しすぎて、弾いても聴いても涙がポロポロこぼれてくる・・・・・・。

そんな、美しい名曲を今をときめく、青春真っ盛りの彼女達が、演奏してくれるなんて、ワクワクします。

2人共、明和高校卒業生でもあります。2人共、名音のピアノ演奏家コース1年生で、コンサートピアニスト目指して、張り切っています!


彼女達がキラキラしていて、見ていてまぶしいです。

是非、皆さん、応援に来て頂けますとすごく嬉しいです!!


平成28年6月25日(土)強い心

今日は、PTNAのD級を受けに行った中学1年生の生徒が優秀賞で予選通過。又、その後、F級を受けた高校1年生の生徒からも優秀賞で予選通過したと報告がありました!
皆さん、おめでとうございます!

中学生の生徒が、本番前に、強い心になるには、どうしたらいいでしょうか?と尋ねてきたので、私は、「○○ちゃんのそのままで大丈夫!強くなろうとか、何も思わなくていいのよ、何も心配いらないよ」と言うと、にっこり!。「ほら、○○ちゃんは、先生から見ると、舞台姿が、貫禄たっぷりで、全然、弱くない。堂々としているし」。

本番前の生徒達は、皆、とってもナーバスになっています。

そんな時、「私は、私の事を信じている」「私は、自分の演奏を一番愛している」「私は、自分の最大のファンである」などなど、自分が喜ぶ言葉を声に出して毎日言ってみるといいですよ。
強い自分も弱い自分も含めて、100パーセント自分を肯定してあげるのです。

周りからどんなに励ましてもらったり、ほめてもらえても、最終的には、自分が自分を励まし続けることが出来なければ、すぐ、他人の評価に振り回されてしまいますけど、自分の評価なら、絶対に揺るぎません。

どんな誘惑にも負けずに、他人の評価に振り回されず、自分が決めた道を迷わず、貫いていくことを毎日積み重ねていくうちに、強くなろうと思わなくても、自然と強い心も育って行くと思います。


平成28年6月23日(木)五感を豊かに

ピアノ学習者の皆さんが、私のブログを楽しみに見て下さっているとメールを頂きます。本当に嬉しいです。

ピアノを学んでいる皆さんのために役立つような事をこれからも、沢山書いていきます。皆さん、応援して下さり、有難うございます。

ピアノの技術や、表現も色々とあり、ありとあらゆる工夫をこらしながら、生徒達には伝えていきます。

音を聴かせて、ピンとくる子には、ほとんど、言葉がいりません。音と音で会話しているようなレッスンです。

しかし、それだけで理解することが難しい場合は、生徒がまず、どんな音を欲しがっているのかを十分見極めてあげなくてはなりません。例えば、心が痛い音を出したい時に指だけではなくて、あらゆる、身体の器官が同調されることによって、哀しみの音が出ます。指とは全然関係ない、胃とか、みぞおちとか、心臓とか、背中とか。

だから、五感をいつでも敏感にしておくことです。耳をよく開いて、研ぎ澄ます事、その音がどんな色合いを持っているのか、あるいはどんな心を描き出しているのか、目で見えるように描く事、その音の香りはどんな香りがするのか、この音は、食べたらどんな味がするのか、それも、味わいのある音がほしいから、ただ、甘い、辛いで片付けられるものではなく、口に入れたら、初めは甘酸っぱくて、それが段々、滑らかに溶けていくような味わいのある音とか。

触感も音にはありますよ。思わず、手で触ってみたくなるようなふわふわの柔らかい音とか。氷みたいに触るとキーンと冷たくて、身も心も冷え切った音なんていうのもありますし。

音楽する人は、すごく心がピュアな人が多いです。何に対しても、傷つきやすく、あらゆることにとても敏感です。敏感すぎるのが困る事もありますけど、やはり、そういう研ぎ澄まされた感覚、感性というのが、音楽家には一番必要なんじゃないかなと思っています。


平成28年6月21日(火)緊張は、放っておこう!

全国のピアノ学習者の皆さんに今日は、本番での緊張に対する対処法を書いてみようと思います。
私が、よく生徒達に話しているのは、「不安な事、心配な事は、解決しようとしなくていい!放っておこう!」です。

緊張したらしたでいいじゃないですか、ということ。日常生活でも色々な事が、起こります。これさえなければなあ、とか、この悩みが解決できればスッキリするのになあという事は、誰にでも普通にある事です。そういった、マイナスな感情が湧き起ってきた場合に、「マイナスな感情を消そう」ではなく、
「その都度やり過ごしていけばいい」と思う事が一番いい薬と思います。実際、嫌な事も、やり過ごす間に、何とかなってきました。だから、今度も大丈夫!そう思う事です。

緊張したり、不安になったり、悩んだり、辛い思いをすることは、とってもいいことなんだと思えます。自分の感情を色々知る事が出来れば、他人の心の痛みも敏感に理解することが出来ますし、他人への共感能力もすごく高まります。

緊張しているな、と思ったら、「ほら、又、緊張してる、こいつは放っておこう!」と放ったらかしにしておきましょう(笑)

小学1年生と3歳の兄弟が一生懸命書いてくれた絵。













平成28年6月19日(日)PTNAが始まり・・・

今年もやってきました、PTNAのコンクール。今日は、津の予選に参加した、小学3年生B級、小学4年生C級の生徒が、優秀賞で通過。

「通過しました!有難うございました!本選もよろしくお願いします!」電話の向こうの声が喜びに満ち溢れています。本当におめでとうございました。

先日のレッスンで、以前、彼女達が、私と初めて一緒に撮った写真をi Padの待ち受け画面に入れていて、それを見ながら、よし、がんばるぞと勇気が出るのだと写真を撮ったものを見せてくれました。

皆さんが、私を見て、よし、がんばろう!という気持ちになってくれさえすれば、私もすごく嬉しいです。人間は、幼くても、大人でも、お年寄りでもすぐ、落ち込みやすいもの。私もそうだから、皆もきっとそうだと思います。


平成28年6月17日(金)豊かな倍音

生徒達の本番が近づいて来ました。先日、ステージでリハーサルをしたら、その後、1人1人皆さんの音が見違えるように変わってきて良かったなあと嬉しく思っています。私が、ゴチャゴチャいうよりも生徒同士で弾き合った方がずっとモチベーションが高まるようです。

倍音の事について、考えてくれた子が多く、倍音が豊かだと自分のやりたい事が出来て、ピアノそのものが歌いだすということに気付いた子が多いようです。
気持ちよく聴こえているときは、波が調和します。倍音が少ない音は、「暗い、こもる、輪郭ぼやける」倍音が多いと、「明るい、よく通る、澄み切った」音になります。
固い石で出来たヨーロッパの教会に波のある音を立てると壁で跳ね返る。その跳ね返りの中で、倍音が出るのですが、午前、午後と全て聴いていた生徒さんが、倍音について、とても興味を持ってくれたようで、良かったなあと思いました。

何かをきっかけに色々と考えてくれることで、更に上達していくのだなあとつくづく感じました。


平成28年6月16日(木)名古屋音楽大学夏期講習

音楽大学への進学をめざす高校生のための名古屋音楽大学の夏期講習の要項が出ました!
8月6日(土)〜8月8日(月)開催されます。

申し込みは6月1日から、すでに始まっています。締切日は、7月15日(金)ですが、実技レッスンを受けたい教員の希望がある場合は、教員名を書いて早めに申し込んでくださいとの事です。












特待生試験の要項も出ました!入試の時の成績が特に優秀な方には、授業料が全額免除されます。

ピアノ演奏家コースの特徴は、ダブルレッスン制。2人の先生のご指導を受けることが出来ます。

私の現在、指導している特待生の生徒で、秋に、オーケストラとショパンのコンチェルト1番を演奏させて頂ける幸運に恵まれました。

チラシが出来次第、アップします。学生時代に、コンチェルトをさせて頂ける機会なんてそうあるものではありませんから、生徒と共に、感謝しています。

又、海外の先生の公開レッスンや、演奏会の場が非常に多く、とても手厚く、先生方から大切に育てられている印象を受けます。


名古屋音楽大学の演奏家コースは、もともと、ピアノ人口が多い名古屋から世界に通用する優れたピアノ演奏家を輩出したいという思いから、昨年、
新設されました。


オープンキャンパスもあります。オープンキャンパスでは、ワンポイントレッスン、キャンパスツアー、入試相談コーナーもありますし、無料ランチもお楽しみ頂けます!(7月10日、8月27日、9月24日、要予約、無料です。)

全国から、音楽家を志している学生さん達、又、留学したい、そんなことを考えている音楽学生さん達にとって名音にはコンサートの場所、いつでも相談にのって下さる先生方がいらっしゃり、素晴らしい環境が整っています。
皆さんにお会いできることを楽しみにしています!


平成28年6月11日(土)ステージリハーサル

今日は、南文化小劇場で生徒さん達のステージリハーサルを行いました。
午前中は、高校生、殆どの子が、毎年、小学生の頃から、参加して下さって、よくこんなに長い間、続いてくれたなあと「有難う」の気持ちで一杯です。
皆さん上手すぎて、自分が高校生の時、こんなに弾けてなかった気がします。とにかく、皆さん素晴らしいの一言に尽きました!そして、私の勉強にも
とてもとても為になりました。
レッスンをしだすと、つい夢中になって先が見えなくなっていってしまい、時間がどんどん延びていってしまい、生徒の皆さん、御免なさい。
幹事さん達や、聴いて下さったお母様方、皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。
午後からは、中学生、小学生、大学生、連弾のチビッ子達、と皆さんと、とても楽しく、ピアノの音を楽しむことが出来ました。
聴きに来て下さった方々、どうも有り難うございました
中学1年生の生徒さん、帰られたとの事で、写真がなくて御免なさい!
















平成28年6月9日(木)他人の演奏を、客観的に聴く事は大事

11日に生徒さん達のリハーサルを南文化小劇場で行います。聴きに行きたいんですが・・・と新しい生徒さんから、尋ねられました。勿論、ご遠慮なく、いらして下さいね。門下生の方なら、どなたでも聴講して頂けます。

レッスンというものは、自分が受けていると、なかなか冷静に客観的にとらえることが難しいと思いますが、他の人の響きを耳で、じっくり聴くと、自分の音も聴こえてきます。普段は、個人レッスンなので、色々な音を聴いて、こちらも楽しみたいと思っています。


平成28年6月5日(日)むかし、なにしていたの?

小学1年生の男の子からの質問。レッスンノートに面白い事が書いてあります。

ぼくにこたえましょう。「めぐみ先生は、むかし、なにをしていましたか?」私は、「ピアノを弾いていたよ」

「なんじかん?」私は、「そうねえ、○○君くらいの時は、〇時間くらいかな?」と答えました。
そこで、その子から、「じゃ、ピアノ以外では、何してたの?」と聞かれました。(笑)

「学校から帰ると、お友達が家に遊びに来るんだけど、そのお友達に、先生のお母さんがね、ピアノの練習終るまで待っててね、と言って、先生が練習している間中、その子は、1人で塗り絵をして遊んでた。だけどね、今度練習が終わると、又ね、と言ってもう、バイバイしなきゃいけないのが辛かった。。」(ピアノの練習が終わった私とやっと遊べると思ったら、結局は遊ばせてもらえないままだった可哀想なお友達)
「ふ〜ん」とその子は、不思議そうな顔をしていました。

子供ながら、どんなことを感じたのかなあ?

だからと言って、その友人が私を嫌う事はなく、何と5歳の時から、40年以上の友情が続いています。(笑)


平成28年6月1日(水)もう6月となり・・・

もう6月です。生徒の皆さんは、学校の専攻試験や、コンクールが近い子もいますし、来週ステージリハーサルがあるせいか、すごく張り切っているようです。

先週よりは、今週、今週よりは、又、来週という風に、皆、演奏を聴くたびに、上手くなっています。

1日、1日、成長している証が、よく演奏に現れ、決して、前より悪くなるという事はまずない。どの子も、1歩ずつ、それぞれのペースで足を固めてきている感じが伝わってきてしっかりとした手ごたえを感じる、今日この頃。嬉しいです。