平成26年8月27日(水)気ぜわしい毎日

今日は、ベーテンコンクールの一般AU部門を受けた大人の生徒さんが、最優秀賞を頂いたと喜びの報告がありました。
本選も是非、頑張って下さいね。

夏休みも終わりに近づいてきましたが、私は、全く夏休みは、ありませんでした。今日も、走り回るように気ぜわしい1日で、午前中は自分のリサイタルの練習、午後からは、生徒に手紙を書いたり、リサイタルの案内をあちこちへ送ったりするため、郵便局や銀行へいき、帰ってから、急いで夕食の用意に取り掛かり、それが終ってから、生徒達のレッスン。私が、メールを見れない時は、母が素早く、メールチェックして、急いで私に知らせてくれます。生徒達へメールを書いたり、生徒から来たメールへのお返事は、とにかく、一刻も早く、迅速に、を心がけているので、いつでも、誰かがチェックして、私が素早く対応しています。

なので、救急車みたいに、早くお返事を出すようにしますよ。ある有名な社長さんは、相手からメールが来ると5秒でメールの返事を返すと聞きましたが、ああ、やはりそうなんだなあと納得。
社長さんという人は、それだけ、下の人のことを大事にして、一番愛しているのが部下の存在なんですね!


平成26年8月22日(金)ムーシケコンクールアドヴァイスレッスン

今日は、朝から、ムーシケコンクールを受ける人たちのためのアドヴァイスレッスンがあり、四日市へ。

小学1年生から高校2年生の方達まで、8人の方々のレッスン。

四日市は、中学3年生まで暮らした、私の故郷なので、何かふるさとへ帰った、そんな気持ちになります。

楽器店の店長さんは、私が3歳でヤマハ音楽教室にいた時からのお付き合いだから、もう40年にもなります。今日も大変お世話になり、皆さん有難うございました。
子供たちが、一生懸命ピアノを弾いているのを聴いていると、感動します。故郷のために、お役に立つことが出来て、とても嬉しいです。

又、11月16日には、YPFピアノフェステイバルの課題曲コンサートで、四日市に行きます。皆さんに又、お会いするのを楽しみにしています。



ムーシケコンクールもあと数日後ですが、皆さん、頑張って下さいね!


平成26年8月18日(月)それぞれの夏休み

昨日は、第26回愛知県尾東音楽コンクールを受けに行った、中学2年生の生徒が、銀賞を頂きました!おめでとうございます!
彼女は、数日後もPTNAの決勝大会が控えていますし、暑い中の練習はさぞ、大変だったと思いますが、よく頑張りました。

夏休みも、終わりに近づき、どの生徒もいい夏休みを過ごせたようです。受験生達は、やはり、塾の夏期講習に毎日通い、眠くてたまらない、夏休みという感じがしないと言っている子もいます。朝5時45分に起きて、夜は9時50分まで、缶詰めになって、長野県の方で強化合宿した男子生徒もいました。頭にハチマキ巻いて、合格、目指せ!!とやっている風景はテレビでよく見ますが、本当にハチマキ巻いて勉強するんだそうです。

もう一人の男子生徒も塾の夏期講習にも行き、ピアノにお勉強に、大変ですが、よく頑張っています。そういえば、昨日、その男子生徒2人が、たまたまレッスンが前後になったんですが、2人が出会った時の何と嬉しそうな表情といったら!いつも、レッスンが始まる前は、何となく緊張気味の表情をしているのだけど、あんな嬉しそうな表情は、見たことないくらい。やはり、男の子同志で、同じ年齢の子に出会うと嬉しいのかな、と私もすごく幸せな気持ちになりました。

私も、中学3年生の頃を振り返り、お勉強にピアノに、学校行事に、大変でしたので、思い出すのもいやな時代でしたから、受験生の心の中での葛藤をすごく共感出来ます。
あれこれ、悩みを打ち明けてくれたり、色々と私にお話ししてくれる生徒もいます。彼女たち、彼らを、ピアノの面だけでなく、あらゆる面から、サポートして、皆、希望の高校に合格させてあげたいと一心に祈る私です。


平成26年8月13日(水)頑張ってくれた生徒達のお陰で

今年の夏も、生徒達が頑張ってくれたお陰で、10回目のPTNA指導者賞を頂くことが出来ました。

10年なんてあっという間に月日がたった気がします。ある生徒から、「先生はいつ、ピアノの先生になったんですか?」なんて可愛い質問があり、「ウィーンでの留学生活を終えて、日本に帰ってきてすぐ、今から16年前からよ」と答えましたけど、私の中では、何歳からピアノの先生になったという区切りはないなあ、自分がピアノを楽しんでいるうちに、気が付いたら、周りに生徒が沢山出来ていたという感じ。

ピアノも大好きだけど、それ以上に生徒達の存在が愛おしくてたまりません。自分自身は、生まれて、すぐピアノの道を歩み始めたから、どこからが、学生で、どこからが、職業人か何か、いまだに、区別が出来ていません。本当に自然な流れだったなあと思います。今現在も、生徒達から学ぶことがとても多くて、若くはありませんが、生徒達と同じ気持ち、自分がまだ学生の気分でおります。(笑)

毎日、私は、○○ちゃん、○○君には、こうすると一番ベストな道なのではないだろうか、と常に考えています。そして、生徒が来たら、今日はこんな事を教えてあげよう、明日は、こんな事を教えてあげよう、そうやって、考えている時間が私にとって、最高に幸せな時間です。だから、頭の中身は、いつも生徒達の事で一杯。

どの生徒も本当に、私の気持ちに十分応えてくれます。私のレッスンでは、真剣に、熱心に、でも、生徒達を、きゅうきゅうにしないために、本番前のリラックス体操!とか発声練習とか、大きな声を出す練習とか、パントマイムなんかも一緒にやりますよ!ピアノを離れてこういうことをやると、急に、皆、笑顔になるんですね。そんな表情で弾いてほしい!!

レッスンの途中で、あ、これは、集中力が切れてきているな、あくびをかみ殺しているなと感じたら、「さあ、伸びをしてみよう、はい、立ってごらん!」と気分転換させてみたり・・・・。そうすると、大体の子は、ぱっちり目が覚めます!

ピアノ演奏は、その人が、心の底から、リラックスして、恐れがなくなり、気持ちが、自由になれた時、初めて、その子の本来持っている力も出せます。

相手の心が何物にもとらわれず、自由になれたなという瞬間を素早く察知して、その時に、肝心な事を言う事が最も効率の良いレッスンだと私は考えるからです。

音楽の心を読み、音と音の間の空気を読み、ニュアンスを聴くことと、生徒達の心をつかむことは、全く同じなんだなあとつくづく思います。


平成26年8月9日(土)C級小学5年生全国決勝大会進出!E級中学2年生全国決勝大会進出!

今日は、PTNAのC級本選を受けに行った小学5年生の生徒から、全国決勝大会に進めると喜びの報告がありました。
そして、E級本選を受けに行った中学2年生も、全国決勝大会へ進めると嬉しそう。全国大会は、どんなに上手く弾いてもなかなかそのチャンスを頂けることは、宝くじを引き当てる確率にふさわしいほど、至難の技なので、本当におめでとうございます!
昨日は、D級中学2年生が優秀賞、A1級小学1年生が優秀賞を頂いたと喜びの報告がありました。皆さん、素晴らしいです。暑い中よく頑張りました。本当におめでとうございます!


平成26年8月8日(金)PTNA本選審査

5,6,7日と山口県の新岩国へPTNAの本選審査に行き、昨日夜遅く名古屋に帰ってきました。
よりによって、岩国地方は、大雨で、土砂災害が起きたり、とんでもない日になってしまいました。


審査1日目は、あらゆる交通機関や、道路が通行止めになってしまい、開始時間が来ても、参加者が2人しか集まらなかったりして、大混乱でした。しかし、開始時間を遅らせて、来た人から始め、欠席者の方はいたものの何となく無事に終わりほっとしています。




他の審査の先生方も、こんな災害時に審査と重なるのは初めてとおっしゃっていました。
道路の渋滞もひどく、参加者の中には、6時間くらい車にのってやっと到着した、というような方もいらしたと思うのですが、山口県のレベルは大変に高いと感じました。

どの参加者も非常に歌心があり、音楽的で、素晴らしい見事な演奏ばかりでした。きっと指導者の方も素晴らしい音楽性豊かな方ばかりなんだろうなあと本当に感心しました。
私が家にいない間に、E級の本選を受けた中学2年生の生徒が優秀賞を受賞したと聞きました。本当におめでとうございます。PTNAはとにかくレヴェルが大変に高いですので、喜びもひとしおですね。
ホテルの前の錦帯橋。みるみるうちに水かさが増してきて、ものすごい濁流。怖い・・・・・・。

シンフオニア岩国。残響が長く、柔らかくてまろやかな響きの素晴らしいホール。ヨーロッパの響きを思い出す・・・。















審査の先生方と。ららら・クラシックの番組でもおなじみの野本由紀夫先生の姿も。















平成26年8月1日(金)生徒からの手紙

毎日慌ただしくて、日記を書かなければと思いながら、もう8月に。来週火曜日から3日間かけて遠隔地へ審査に行くので、それまでにやっておかなくてはならない仕事や毎日生徒達の事で時間が飛ぶように過ぎていきます。受験生は沢山いるわで、責任が重く、もう頭が混乱しそうですが、何とか頑張っています。

そんな中、ある生徒から手紙が届きました。今日も、その生徒の手紙を読みながら、涙があふれました。1人1人の生徒がよく私にラブレターを書いてくれます。
生徒からの手紙が私にとって、一番の嬉しい励みとなり、大事な宝物で、どの子の手紙も全て大切にとってあります。いつかも、生徒から手紙を頂き、地下鉄の中で、涙ながらに読んでいたら、周りのお客さんが変な目で私を見ている・・・・・・(笑)どんな悲しい事が書かれているんだろうと心配そうに私を見ていましたが。
もちろん、悲しい内容ではありません!生徒達が書いてくれるその内容があまりにも素晴らしくて、感動したからです。

私は1人1人の生徒達にいつも心を開いて、誠実に向き合っているつもりですが、ちゃんと、私の愛情が伝わっているかなあと不安になることもしばしばです。
それが、キャッチボールのようにちゃんと手紙なり、レッスンノートなりで、反応が返ってくると、本当に嬉しいです。

先日は、PTNAの本選があり、E級中学2年生優秀賞、中学2年生奨励賞、中学3年生奨励賞、F級中学3年生奨励賞、と皆さん、本当によく頑張りました。

暑い中での練習は大変だったと思いますが、努力したことは、決して無駄にはなりません。必ず、後で返ってきます。愛情もかければかけた分だけ、大きな愛が返ってくるように、努力も今すぐにではなくとも、必ずいつかどこかで、大きく返ってきます。1人1人の生徒達が理解出来る日がくるまであせらずに待たなければならない忍耐を、毎日、私は、子供たちから教えてもらっています。