平成26年6月29日(日)PTNAのC級小学5年生、6年生、E級中学2年生優秀賞

今日は、PTNAのC級とE級の予選がありました。

C級小学5年生、小学6年生、E級中学2年生の3人が共に、優秀賞で、予選通過。結果が出たのは、夜の9時近く。皆さん、本当に遅くまで、よく頑張りましたね。
おめでとうございます!

E級を受けた子は、演奏番号が1番で、不安だったそうですが、無事に受かり、とても喜んでいました。

又、続く皆さんも頑張って下さい。



平成26年6月27日(金)明和前期実技試験がやっと終わり・・・

今日は、明和高校1年生達の実技試験。曲は、ハイドンかモーツァルトのソナタ、そしてショパンのエチュードを弾きます。

まだ、明和に入ってきて、3か月ほどの子達だから、演奏する姿が、初々しく、まだ、中学生のような、幼い感じがしますが、皆、一生懸命弾いていて可愛いです。

この子達が、2年、3年になると、あんなに上手くなるのだから、すごいです。

明和は、試験などで、他の人の演奏も聴かせてもらえるので、そこが素晴らしいですね。毎日、お友達と切磋琢磨出来るから、こんなに皆、3年間の間に伸びるのだと思います。

私の生徒達も初めての試験で、緊張したと思いますが、又、次も頑張ろうと思わせてくれるそんな試験だったと思います。

人と較べるのでなく、自分が昨年よりも、今年、今年よりも来年、といった形で、少しずつ、成長していくことが一番大事です。

人間、生きていく上で、世の中にある、いわゆる最高レベルと自分を比較することが一番馬鹿らしく、無駄なことなのです。そういった希少価値の高いものにばかり、目が向いてしまうと、いつまでたっても、自分の努力が誰にも認めてもらえない気がして、心の充実感がなくなり、頑張る意欲まで失せてしまうからです。

私は、1人1人の生徒達は、その子にとって、どれだけ、伸びているかをいつも見ています。よその誰かと比較するのでなく。生徒たちは、1人1人、一生懸命毎日努力していることをまずは、認めてあげたい。

そうやって、自分の力が、少しずつ、少しずつ、以前より、強くなり、上がっていけば、それが喜びになり、心の満足感が生まれます。

そんな意味で、私にとって努力していれば結果は関係なく、どの生徒も、それだけで、100点満点なのです。


平成26年6月25日(水)明和サマーコンサート出演おめでとう!

昨日は2年生、今日は、3年生の明和高校実技試験。朝から、ほぼ夕方まで、皆、すごい大曲を弾きます。私の生徒も、今日、普段通り、一生懸命弾いたのですが、やはり、演奏後、私を見ると、
大泣き。納得のいく演奏が出来なかった悔し涙です。私も彼女を慰めながら、もらい泣き・・・・・・。昨日は、昨日で、私を見るなり、「先生にあんなに教えて頂いたのに、上手く弾けない」と言って、弾く前から、目に一杯涙をためています。そんな生徒達を抱きしめて、頭を撫でて、涙を拭いてやり、弾く前に一生懸命励まして・・・。なんか、生徒達のそんな姿を見ると、もう可哀想で、こちらまで、胸が一杯になってしまいます・・・・・。でも、2人共、素晴らしい演奏でしたよ。

家に帰ってから、1年生の子のレッスンをしていると、電話がかかり、「先生、受かりました!コンサートに選ばれました!」と一転して、興奮した声!
7月12日、しらかわホール午後2時半開演、明和高校のサマーコンサートで、ソロでの出演が決まった、3年生の鈴木真琴さんです。
本当に、本当におめでとうございます。

試験で、彼女は、門下生コンサートでも弾いた、ラフマニノフのソナタ2番の1楽章を弾きましたが、こんな大曲を弾いていても、身体が大きくなっていても、彼女の弾く姿が、6歳のままに私には思えます。演奏を聴いている間、時が止まったような不思議な感覚に包まれていました。あれから、何年の月日がたったでしょうか?幼稚園の終わりに初めて彼女と出会い、小学校6年間、中学校3年間、そして、明和高校の3年間、12年間の月日を共にしてきましたが、こうして、明和高校最後の年に、名誉ある、コンサートに選ばれたこと、嬉しい気持ちで一杯です。

どんな時も私をずっと信頼して、ついてきてくれた彼女には感謝の気持ちで一杯です。彼女の日頃のものすごい努力が実を結んだと思います。

是非、皆さんも応援にいってあげてください!!


平成26年6月22日(日)PTNA弾き合い会

今日は、朝から、午後4時まで、生徒達の弾き合い会が南文化小劇場でありました。F級やG級の明和高校生達は、通すだけでも、大変で、一つの演奏会を聴かせてもらっているような、聴きごたえ十分な感じ。本番に向けてのポイントは、出来るだけ、頭の中を冷静にして、客観的に自分の音が良く聴けるようになることなどをお話ししました。
午後の部のA1級、C級、E級の生徒達













人間てやはり、普段は、感情で行動してしまうことが多く、それも時には、大切ですが、大事なことをやらなければならない時は理性的に。大事な事を相手に話すときにも、つい興奮して、感情的になったり、怒ったり、泣いたりわめいたりしてしまうと、自分の考えも思いも結局は相手に何も伝わらなくなってしまいます。冷静に物事を判断出来るように、出来るだけ、冷静に、冷静に。自分が、今、何をしているかわかるくらいの淡々とした気持ちで本番いられることがたいせつですね。平常心、です。









PTNAに参加しない子も、聴きに来てくれた熱心な中学3年生の生徒もおり、嬉しかったです。

自分が、弾く時は、やはりなかなか冷静になれませんが、お友達の演奏なら心穏やかに、客観的に聴けると思います。

これから、試験や、他のコンクール、受験など本番を迎える子は、自分が弾かなくても、たびたび、ホールの響き、雰囲気に慣れておくといいですね。


平成26年6月21日(土)A1級小学1年生PTNA予選優秀賞

今日は、PTNAのA1級の予選を受けた小学1年生の生徒が、優秀賞で、予選通過と喜びの報告がありました。
後に続く皆さんも、頑張ってくださいね!


平成26年6月20日(金)器の大きな音楽家になってほしい

今日は、明和でのレッスン。来週の前期実技試験を控え、皆、表情が、真剣そのもの。演奏順のくじが、1番になったー!という子や、一番最後になったー!という子もいて、興奮気味。

1年生は、ついこの間、入試を終えたばかりという感じがするのに、あれから、約3か月の間に、モーツァルトやハイドンのソナタ、全楽章を弾きこなし、ショパンのエチュードも弾かなければならないから、つくづく、明和の生徒は、すごいなと感心します。

試験も1人1人をすごく長く弾かせてもらえるので、実力が相当つきます。明和で学んだ3年間があれば、どこに行っても恐いものなし!といった感じ。

時がたつのは、本当に早いです。3年生の子は、晴れて音大生に、2年生の子は、音大受験生に、何が何だかわからないまま、充実しまくりの生活を送った、ほやほやの1年生達も、もう、新しい1年生を迎える先輩になっていきます。今、中学3年生の受験生達もアッという間に受験の日がやってきます。

年をとればとるほど、時間がどんどん短くなっていきます。若い時代にありとあらゆる曲を弾いていたか、弾いていないかで、その先の音楽人生に、大きく差がついていきます。

膨大な数の曲をこなしてこそ、その人の、音楽性もテクニックも培われ、器の大きな、音楽家になれます。
たった1曲だけを綺麗に弾いた、では、通用しない世界ですから、若い時代に、是非とも、ありとあらゆる曲を弾いていってほしいと願っています。


平成26年6月19日(木)生徒は家族同然

最近、新しく入ってきた小学2年生の女の子が、レッスンが終ると同時に、レッスンノートを大急ぎで開けて見ています。何を見ているのかなと思うと、私が書いてあげるコメントを一生懸命読んでいます。小さな子から上は、大学生の男の子まで幅広く通ってきていますが、どの子にも、レッスンノートを書かせています。皆、時間がなくても、それはきちんと書いてきますね。やはり、自分がどういう人間かを知ってもらいたいというのが1つ、そして、それに対して私のコメントを大変に楽しみにしている様子です。

小学2年生の生徒が、「今日は席替えがありました。好きな男の子のとなりになって嬉しかったです。」と書いてあったので、
「へえ、どんな子なの?その子も、○○ちゃんの事を好きなの?」と聞くと、「わかんないよー(笑)」というので、「聞いてみたらいいじゃない?私の事好き?てね。」ていうと、真っ赤になって照れてる・・・・・「○○ちゃん、可愛いし、きっと相手も○○ちゃんのこと、好きだと思うよ」と私。

彼女は、「でもさ、その子に、このクラスで、好きな子いる?て質問したら誰もいないって言ってた」とションボリして言います。まだ、小学2年生なのに、真剣になっているところが可愛い!!それを聞いて思い出した!幼いモーツァルトが、王侯、お妃様の御前演奏でご褒美を頂いた時に、「あなたは、私の音楽だけではなく、私の事をうんとうんと愛して下さいますか?」とよく尋ねていたという言葉を。
この言葉を聞いただけで、モーツアルトのあの、得も言われぬ純粋な美しさが、この言葉だけで、うなずける感じがしますね。

今日は、小学5年生の生徒が「今週は、弾き合い会で、1週間のうち、2回もめぐみ先生に会えるのが嬉しいです!」と、書いてあったので、「先生もよ。○○ちゃんに会えるのが!」と書きました。

弾き合い会は、唯一、私が生徒達をレッスンしている所をビデオに撮って家に帰ってから又、見れるので、嬉しいみたいです。

血のつながりはなくても、私にとって、1人1人の生徒達は、家族と思っています。家族というのは、単に血のつながりがあるだけのことを家族とはいわないと私は考えています。私にとって、全ての生徒達は、本当に可愛く、みんなうちの子、家族と思っていますから、1人1人の生徒達に、会えるのは、私にとっても、大変に嬉しい事なのです。

22日の弾き合い会は、PTNAに参加しない生徒さんでも、私の門下生の方なら、どなたでも自由に聴いて頂けます。そして、是非、感想を聞かせてくださると、弾いている子達も喜ぶと思います。


平成26年6月15日(日)PTNAが始まり、E級中学2年生優秀賞

PTNAの予選が始まりました。今日、福井県まで受けに行った、中学2年生がE級優秀賞で、予選通過と喜びの連絡がありました。その後、G級を受けに行った高校2年生が奨励賞受賞。皆さん、おめでとうございます!

E級の生徒は1番で弾いて緊張したー!との事でしたが、よく頑張りました!後に続く皆さんも頑張って下さい。何より、楽しんでくださいね!この道は、2度と通らない道ですよ!1つ1つ通る道を味わって、楽しんでくださいね!


平成26年6月12日(木)弾き合い会が迫り・・・・

6月22日(日)南文化小劇場で、弾き合い会をします。PTNAを受ける子達の他、明和の前期実技試験を受ける子も弾いてくれます。

スケジュールは、以下の通りです。

AM:9:30〜11:30(F級中学3年生1人、F級明和高校1年生1人、明和高校1年生実技試験1人、G級明和高校2年生1人の4名)
  
  11:30〜12:30(D級中学2年生2人)

PM:1:00〜1:30(A1級小学1年生1人)
  
  1:30〜2:30(C級小学5年生1人と小学6年生1人)
  
  2:30〜4:00(E級中学2年生2人と中学3年生1人)

以上、12名の参加者のリハーサルです。私の所の門下生の方なら、どなたでも、是非ご自由に聴きにいらして下さい。普段、レッスンには、1人で来ている子が多いので、お母様方も初めて、舞台で自分のお子様の演奏を聴けるのも楽しいですね。もうすでに、PTNAの本番も近づいてきていますし、6月末の明和高校の実技試験も、もう目前に迫ってきています。最後の追い込みに入ってきました。皆さん、頑張って下さいね!!


平成26年6月8日(日)修学旅行

今、私の生徒たちは、修学旅行ラッシュです。特に、中学3年生がとても多いので、皆、東京方面へ、小学6年生は奈良、京都、明和高校2年生は飛行機で鹿児島や熊本などの南九州へ、行っています。どの生徒も、お土産を持って来てくれます。レッスンの時以外でも、私の事を思い出して、一生懸命選んでくれたんだなあと思うと、嬉しくて胸が一杯になります。

同じ学年が多いと、日にちが重なったり、泊まるホテルまで同じになったりしている生徒達もおり、びっくり!!

私も、自分が三重に住んでいた、中学3年生の時のことを振り返り、懐かしく思い出しました。やはり、東京方面でしたが、私が行った頃は、ディズニーランドが初めて出来たばかりの年でした!6月で梅雨時期だったので、雨ばかり降って、天気は、悪かったですね。
東京タワーとか、熱海、箱根なども行きましたね。あと、後楽園で、野球観戦。私は、野球のルールも知らないから、何のことか、さっぱりわからず、ちんぷんかんぷん・・・・・。

一番印象に残っているのは、やはり、旅館で、泊まった夜。男子も女子も興奮しすぎ、騒ぎすぎて、先生から「お前ら、正座しとれーっ!!」と一晩中廊下で正座させられてましたね(笑)私は、正座は、させられませんでしたけど、それでも、やはり、まくら投げ(今の子はそんなことしないみたい)とか、お友達とお化けごっことか、大騒ぎして、丸2日眠らず、頭クラクラで、三重の家に帰ったのを覚えています。

随分昔の事のようでもありますが、ついこの前のような鮮明な記憶が残っています。中学校の思い出といえば、修学旅行が真っ先に思い浮かぶので、私の生徒達が行ってきた感想、これから行く子もおりますが、そんな話を聞くと、何かすごく懐かしくて嬉しくなってしまいます。

今の子達は、私の時代と違い、泊まるところも素敵なペンションとか、生活水準が全然違いますね。本当に豊かな世の中になりました。私の時代は、とにかく
子供の数が最高に多く一クラス46名、6クラスありましたからね。生徒たちは、騒ぐわ、暴れるわ、学校の先生も今とは、大違いで、しょっちゅう、怒鳴らないといけないし、さぞ、大変だっただろうなあと思います。

皆、どの子も元気で帰って来てくれるのが嬉しいです。


平成26年6月6日(金)保護者会

今日は、明和の保護者会。マンションを出ようとしたら、ものすごい雨でした。近所のバス停まで、歩いていこうとしても、ゲリラ豪雨で、傘をさしても意味がない感じ。

それでも、何とか頑張って、バス停までたどりついたけれども、シャワー浴びたみたいに私の髪はグッチャグチャで、ずぶ濡れ。お母様方も大変だろうなあと思いながら、でも、遅刻することなく、無事、皆さんにお会いできて嬉しかったです。

お母様方には、なかなか、お会い出来る時がありませんから、今度、又、6月22日の弾き合い会で、皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。


平成26年6月4日(水)門下生コンサートDVD、ブルーレイ、届きました!

門下生の皆さんに長らくお待たせしていた、3月21日の門下生コンサートのDVD,ブルーレイが今日、届きました。今、皆さんのを一生懸命振り分けています。

今日の生徒さんから、お配りします。近い方で、取りに来て頂ける方には、メールを出しました。遠方の方は、幹事さんから、例年のように、郵送して頂くようにお願いしてあります。

自分の演奏を振り返ってみると、とても楽しいですね!!お楽しみに!!


平成26年6月3日(火)バッハとキリスト教

先週、門下生コンサートの録画をして頂いている業者の方から、連絡があり、遅くなり申し訳ございません、との事。音楽の事を考えた、録画になっておらず、全て、編集をやり直したそうです。仕上がりがいい方がいいですから、皆さん、もうしばらくお待ち下さいね。出来上がり次第、日記にアップします。

今日は、バッハのことについて書きます。私の生徒達も、皆、バッハを弾いています。特に音高・音大入試、コンクールの課題に必ず出されるのが、バッハです。

そして、バッハを弾く時に、切っても切れない関係が、キリスト教。生徒達に、イエス・キリスト様のことについてどのくらい予備知識があるか、尋ねてみます。

何となく知っている子も結構いましたし、中学2年なのに、すごくよく知っている子もいました。又は、「イエス・キリストが十字架に、はりつけになっている姿は見たことある?」と聞いても、「はあ???」ちんぷんかんぷんの子もいました。

バッハの音楽を弾く時に雰囲気として常に大事なのは、「お祈り」とか、「讃美歌」とか、「教会の中の厳かな崇高な響き」。

ヨーロッパの教会や、大聖堂、宮殿、お城などの高い高い天井には、必ず、天井画が描かれています。大抵、イエス様やマリア様、そして楽器を持った天使たち、神話に出てくる人々の様子が描かれています。その中でコンサートが、あるわけですが、その音の響きは、日本にいたら絶対に味わえない「天国の音」「神様の音」です。

どこにも力を入れなくても、ただ、一音ポーンと鳴らしただけで、その音が、天井に向かって天井画のあるフワフワの雲に乗って、イエス様のいる虹のかかった天国へ導かれる、そんな音です。これは、書物を読んでも、私がどんなに言葉を使って説明しても、実際に体験しなければ、実感出来ません。

私が、ヨーロッパで、常にそういった響きの中で、音楽を聴いたり、ピアノを弾いていくうちに、音楽は、神様がつくり、神様にお届けするためのものなんだなあと、はっきり実感しました。

教会で、響くようなフワフワの優しい、柔らかい音楽を天使たちが奏で、かすかに聴こえている所が天国なのではないかなあ、なんて想像します。

しかし、子供たちは不思議ですね。そんな教会の響きなんて知らなくても、神様の音とか、神様が近づいてくるみたいにとか、言うと、本当に神様の音が出るんですね。神様にあった人なんて、誰もいませんけど、そういった神の心はどんな人間でも持っているのでしょうね。

ちなみに、私は、ヨーロッパの音楽を専門にしているので、音楽するときは、どうしても、イエス様、とか聖母マリア様の事を思って、音楽に入っていきますが、教えとしては、仏教、お釈迦様(ブッダ)の教えに大変共感しています。

ブッダの教えはキリスト教と違い、すごく現実的で、真理に満ち溢れているからです。ブッダは、この世の物事は全て無常であり、移り変わり、一切のものは無であり、一時としてとどまることがない、ということを教えています。又、祈りについては、何もしないで、ただ祈っていても何もいい方向へは、進まない、自分が努力して初めて、結果が現れる(因果応報)、そもそも、神様にあった人なんて誰もいないのだから、神様は存在しない、という考えがブッダの考えです。神に感謝せよ、ではなく、一番に自分を生んでくれた、両親を神として、敬わなければならない事、神なんてそんな得体のしれないものに感謝するのでなく、日頃、身近に自分を助けてくれる人々に対して、一番感謝し、その人たちを神様と思って、拝まなければならない、・・・・などなど。


イエス様の教えも素晴らしいですけど、私は、ブッダの教えが好きです。人間が、迷ったり、悩んでいるときに一番真理を教えてくれます。

日本では、あまり、宗教のことが話題になりませんが、私が、ウイーンでドイツ語学校に通っていたりしたときに、世界中から来ている色んな人種の人たちとお友達になり、そこで、決まって、初めによく聞かれるのが、「メグミの宗教は何か?」と必ず聞かれることでした。日本で、お友達になっていくときに、「○○ちゃんの宗教は?」なんて話題にもなりませんけど、宗教の違いによって、争いが起こったり、してはいけないことがあったり、服装なども、決められたりするのを見ると、日本ってなんて自由で平和で素晴らしい国なんだろうと強く実感したことも確かでした。

バッハだけでなく、ベートーヴェンでもショパン、ラヴェルでも、必ず、曲の中に讃美歌が出てきたり、教会の鐘の音が聴こえます。キリスト教はヨーロッパのあらゆる建築物、文学、美術、音楽に多大な影響力を及ぼしました。その流れの中に、私も生徒達も弾いている、クラシック音楽があるのです。ヨーロッパの音楽を勉強する人は、必ず、イエス様、マリア様のことに興味を持たなければならないのです。