平成26年3月30日(日)写真、出来ました!

門下生コンサートの写真が、昨日早速送られてきました。レッスンに来た人からお渡ししています。まだ、DVD、ブルーレイは、例年、5月頃に送られてくるので、皆さん、しばらくお待ちくださいね。

先日、YPFピアノフェスティバルの幼児部門に出場した今年の4月から小学1年生になる生徒が、1位最優秀賞を頂きました。おめでとうございます!この嬉しい気持ちを大切にして、大きくなるまで、情熱を失わないよう、励んでいってほしいです。

又、三重大教育学部(音楽)に合格した、と生徒から喜びの報告がありました。春は、続々と喜びの合格ニュースがあり、嬉しい春が来たなあと私も大喜びです。


5月5日(月・祝)知立リリオ・コンサートホール(14時開演、入場無料)で、門下生の小林ほなみさん、そして、
小島理紗さんが演奏されます。

この前、門下生コンサートで演奏した、小林ほなみさんがラヴェルのスカルボ、そして、小島理紗さんがメトネルのソナタを演奏します。

是非、応援に行ってあげてください。








平成26年3月27日(木)レッスンを再開した高校生

先日、小学2年生からずっと見てきた子が、今度4月から高校2年生になり、又、大学受験の準備のために、ピアノレッスンを再開しました。

高校受験の準備で、少しブランクはあったものの、やはり、基礎が身についていて、久しぶりに聴かせてもらったハイドンのソナタをとても綺麗に弾いています。彼女の前には、以前、レッスンが前後していた、今年で、12年目になる、明和高校3年生の生徒、その後は今度大学3年生の男子学生にはさまれて、懐かしい再会に、お互い喜び合っていました。

再開した彼女は、以前から、とても謙虚で可愛らしい、人好きのする、素直なとてもいい子でしたが、久しぶりに会うと、随分大人びて、レッスンノートに書いている内容が、成長の証を感じさせました。

大学3年生になる男子学生も、小学6年生から見始めて、もうすでに9年にもなります。

小学6年で来た当初は、借りてきた猫みたいに大人しく、中学生、高校生の間も比較的無口でしたが、大学生の今では、先日も、「先生にご相談が・・・・」と言って、自分の胸の内を開いて、今では、何でも話してくれるので、とても嬉しいです。

レッスンを再開した高校生の彼女も、ちょっと見ないうちに、随分受け答えがしっかりしてきて、子供の成長は本当に楽しいなあとつくづく感じました。

私の教室で学んでいる子達は、7,8年以上、長い子は12年以上と皆、とても長く通ってきてくれて、嬉しい限りです。1人1人の生徒と歴史を作っていくというのは、大変有意義なことであり、なかなか他人同士では、ない事だと思います。

友人でもなかなかそこまでの長い関係は作れませんし、一番長いと言えば、もちろん、親、兄弟となるでしょう。

親が、よく私に言います。私に、もし、旦那がいて、子供がいたら、そこまでの情熱は、恐らく生徒に注いでやれないだろうね、と。私もそう思います。

生活の全てを生徒たちのために時間をかけていることが私にとっては、誇りであり、又、私自身が一番楽しいと思える時間です。


平成26年3月24日(月)門下生コンサートを振り返り・・・・

皆さん、門下生コンサートのご感想を沢山、有難うございました。皆さんからの暖かいお手紙や、メールを読んで、生徒達がどの子も、とっても楽しかった様子で、ああ、良かったなあと心から思いました。

どの方からも、私の生徒達を賛美するお声と、演奏だけでなく、又、どの子も幸せそうで、笑顔が素敵だとのお言葉を沢山頂きました。
門下生同志が仲良くなって、みんなが、暖かい気持ちになってもらえることが私は一番嬉しいのです。レッスンの時も、子供たちが、ちょっと学校で嫌なことがあっても、私の所に来ると、自分の存在を全て受け止めてもらえるから、自信がわいてきて、レッスンが終ったあと、よし、明日から又、頑張ろう!て元気になって笑顔で家に帰ってもらう事が何より大事だと思っています。音楽は、音を楽しむものですから、苦しみになってしまっては、可哀想です。「笑顔にあふれ、暖かい気持ちになれる居心地のいいピアノ教室」にすることが私の昔からの夢でした。生徒たちがいい子ばかりで、1人1人の生徒たちの巡り合いに感謝の気持ちで一杯です。
毎週、休まず、頑張った門下生達の表彰。
教室からの賞は、6年ぶりです。
おめでとうございます!























今年、明和高校音楽科に合格した門下生達のインタビュー。
彼女たちに続いて、後輩たちも、頑張っていますよ。

新入生インタビュー!













1年間大変お世話になった幹事さん達。私を含め、門下生一同、お世話になり、とても感謝しています。














平成26年3月22日(土)第12回門下生コンサート、無事におわりました!

昨日、ようやく、門下生コンサートが終りました。

1人1人の生徒たちの演奏に感動し、幹事さんからの心のこもったお手紙に胸が一杯になったり、表彰があったり、遠方から駆けつけてくれた、旧生徒たちにも久しぶりに出会えたり、もう、身も心も一杯一杯になってしまった1日でした。

もう、今日から、早速レッスンしていますが、新しい生徒さんの体験レッスンや何やかやで、頭が少々混乱気味ですが、又、生徒たちと楽しくレッスンしていきます!

皆さん、本当に長時間聴いて頂き有難うございました!。又、少しずつ、写真も入れていきます。














平成26年3月20日(木)いよいよ明日!門下生コンサート

いよいよ、待ちに待った第12回門下生コンサートが明日、開催されます。
今日は、雨。やっぱり、木曜日は、なぜか雨が降るなあ・・・・。明日は、私の晴れ女パワーで、晴れるといいのですが(笑)

雨でも、晴れでも、とにかく、生徒たちの晴れ舞台をステージで聴けることが、私にとっては、一番の幸せです。

受験生達は、希望通り明和高校に無事に合格してくれましたし、もう、嬉しい嬉しい明日を迎えられそうです。

明日、3月21日(金・祝)場所は、南文化小劇場、開場13:30開演14:00です。終演後も、色々お楽しみがありますので、大勢の皆様のお越しを私を含め、門下生一同、心よりお待ち申し上げております。


平成26年3月19日(水)明和高校音楽科合格発表!!

今日、長かった明和高校音楽科の合格者発表がやっと発表になりました。

もう、私は、自分のリサイタルよりも緊張して前の晩から眠れず、朝からそわそわそわそわ・・・・・・。

朝10時。そろそろだな、リリリリリーン、アッ 鳴った!!心臓が喉元から飛び出るくらいびっくりして、受話器に飛びつきました。


「受かりました!!」の声を聞いた途端、涙が溢れて・・・・・・。母と抱き合い、号泣しました。今までの何とも言えないうっとうしく、重苦しい気持ちが、今日の天気のようにすがすがしく一気に晴れ渡りました。思い起こすと、自分の受験の合格の時は、涙なんか一滴も出なかったなあ。それくらい、自分自身に関しては、クールな私なんですが、生徒の事となるとそんな気持ちにはなれません。

こんな時、生徒たちの方が冷静です。私達の方が、つい興奮してしまい(笑)

しかし、受験は、コンクールと違います。コンクールは何度でもチャレンジ出来ますけど、受験はそういうわけにはいきません。高校3年間を、いつでも相談にのってくれ、親身になって下さる実技の先生とすでに、知り合っている先輩、後輩がいるところで、毎日を過ごせることは、それだけで、高校生活の不安や重荷を減らしてくれます。毎日が居心地よく、幸せに過ごせることは、その子にとってどれだけ幸せかという事が、自分の体験上よくわかるから、何としてでも、合格させたいと私は、必死になり、冷静ではいられなくなってしまうのです。

受験は一生を左右するものであり、私は、1人1人の人生を背負うわけで、これは、自分のことよりも、非常に強いプレッシャーと責任を感じ、1人1人合格が決まると、私は、心から、ああ、良かったと安堵し、涙が流れるのです。

これで、私の生徒からは、2人が、晴れて、今年4月からめでたくピカピカの明和高校音楽科1年生となります。2人ともおめでとうございます!!明和高校に迎えることが出来て、私にとって、こんなに嬉しいことはありません。2人とも、長かった受験期間、本当によく頑張りました。
門下生コンサート終演後、彼女たちの合格インタビューもあります。

どうぞ、皆さん、お楽しみに!!


平成26年3月18日(火)門下生の紹介


3月21日(金・祝)南文化小劇場での門下生コンサートでラヴェルの夜のガスパールより「スカルボ」を演奏します。現在、東京音大ピアノ演奏家コース2年在学中の彼女とのお付き合いは、大変に長く、もう9年に及びます。

初めての出会いは、小学6年生の時。明るくて、人懐っこく、素直でのびやかな性格は、現在大学生になっても全く変わらず、名古屋に帰省するたびに、レッスン室を太陽の光で一杯に輝かせてくれます。

彼女との思い出は数知れずあります。私の教室に入門してすぐに、小学6年でPTNAの全国大会に行ったこと。中学2年で再度全国大会に行って、その後、明和高校音楽科の合格をお互い喜びあい、高校3年間の実技を担当させて頂き、その後東京音大ピアノ演奏家コース合格、そして、今も、演奏会に色々と出演したり、大活躍です。

可愛らしかった彼女が、もう成人して難曲中の難曲、スカルボを弾くようになるなんて、感無量です。

4月20日にある、みえ音楽コンクールの入賞者コンサート(津・総合文化センター)では、夜のガスパールより「オンディーヌ」とショパンのバラード3番を演奏します。5月5日にも知立リリオホールでのコンサートを控え、益々、今後の活躍が楽しみな彼女です。



平成26年3月16日(日)門下生コンサートが近づいて

明るい陽射しが春の訪れを感じるようになりました。1年に1度の大イベント、門下生コンサートが3月21日に近づいてきて、レッスンに来た子から、リハーサルしています。皆、すごく上手になってきて、本当に嬉しいです。

門下生コンサートの前の日ぎりぎりまで、レッスンはありますが、門下生コンサートが終わった翌日からも皆レッスンに来るので、生徒たちが大変に熱心な子ばかりで、本当に感心します。

春といえば、新学期が始まります。新しい生徒さんのお問い合せが多い時期になりますが、私の体験レッスンを受ける前に、私の教室の生徒たちの雰囲気を見たいとか、どんな生徒が学んでいるか見られたい方は、3月21日(金・祝)南文化小劇場午後14時開演で、門下生コンサートがありますので、是非いらして下さいね!!
よく、聴きに来られた方が、あんなに上手く弾けないから、入門してついていけるのか心配、というお声を聞きます。全く、心配はありません!!

今でこそ、どの生徒も、中学生、高校生、大学生、と大きくなっていますが、皆、どの子も、小学生の低学年くらいから、一歩一歩よちよち歩きから始まりました。
どの子も、一つ一つ手をかけて丁寧に育てていけば、わずか、5、6年ほどで、こんなに大曲が弾けるようになり、仕上がりも素晴らしくなるんだなあという実感を感じて頂ければ嬉しいです。


平成26年3月13日(木)青信号

今日は、雨。なぜか、木曜日は、よく、雨になりますね、と今朝、レッスンにいらした大人の生徒さんがおっしゃられます。

それを聞いて思い出したのが、毎週、一生懸命自転車で、通って来ている男の子がいるんですが、その日は、いつも晴れます。なぜか、1度も雨になりません。
「晴れ男だね!」と私。

私も、行く先々で晴れるので、晴れ女と呼ばれておりますが。(笑)

さて、来週の門下生コンサートも、いよいよ差し迫ってきました。門下生全員が1年に1度集まれる大イベント、と生徒たちもとても楽しみにしているようです。
皆、すごく大きくなってきた子ばかりで、何か門下生の成人式みたいです。

当日お世話して下さる大人の生徒さんが、「えー?もう足台必要な子が一人もいなくなったんですか?ついこの間まで、まだ、補助ペダルしていたのに」とびっくりされています。

彼女とは、第1回目からお世話して頂いているので、私の生徒たちの小さい頃から何もかも覚えて下さっています。

小さい時は出来ない事が多いし、育てていく側は大変ですが、小学校の6年間は人生の中で、一番時間がたっぷりあって、考える時間もある時です。

中学3年間なんてあっという間。高校3年間は、もっと短く悩んでいるような暇はありません。大学なんて、入学したと思ったら、もう卒業です。
まだまだ、学生気分でいたいのに、いきなり、社会に突然放り出されて、さて、これから私は何をしていけばいいのか、という現実に向き合う時が
誰しも来ます。

皆、その時その時にならないとわからないと思うけれども、常に、青信号をいつも渡っていければ、それが、自分の道だと思います。なぜか、やり始めたはいいけど、赤信号ばかりついて、何か上手くいかない、そういう時は、自分に不似合いな事をしている証拠だと思います。

これも駄目、あれも駄目、って消去法で、物事を削って行って、最後に残った一つの道だけが青信号で渡っていけます。私も、最近では、こっちへいくと赤信号になるな、とか自分の事が、つかめてくるようになりました。だから、常に青信号を渡ることだけをしていれば、自分がまず、幸せだし、周りにも幸せを与えられるようになります。自分に向いたことを、無理なく自然にしていれば、物事は自ずと、いい方向に開かれていくのですね。


平成26年3月8日(土)メリハリと聞くと

今日は、タッチのコントロールについて書いてみます。メリハリの効いた音楽とはどのようなものでしょうか?

一般的にピアノを学んでいない人でも、音が大きい、小さいくらいはわかると思います。しかし、ピアノを真剣に追求している学生さん達にとって、メリハリは、ただそれだけの事を意味しているとしか、理解出来ていなかったら、十分とはいえません。

指を下に置いて音が鳴ったら終わりではありません。持ち上げたり、つまんだりするタッチ、寝かせたり、爪の先の方で弾いたり、それは何百種類ものタッチの微妙な変化によって音のニュアンス、そしてメリハリが生まれます。

私にとって、音楽上のメリハリとは、音量の問題ではなく、質感であり、音の凹凸です。人間の身体で言えば、筋肉です。たった1音ならしても音の凹凸はあります。ふくらんだり、縮んだり、正に音は生き物。人間の呼吸と一緒で、弾き手とともに、音が、吸ったり、吐いたり、伸びやかに、呼吸をします。

音に凹凸を持たせるには、どんなタッチをするのか、より深くイメージ出来るために、私は、生徒たちに粘土を使った遊びを取り入れて説明しています。

粘土は柔らかいので、色んな形が作れます。まず、音の重量感を感じさせるために、これくらい、深く、揉みこむ、など、深さを感じてもらいます。

そして、深さとは反対に、粘土を今度は上につまみあげて、とんがらせます。こういうタッチを使うと、ベチャンとした平板な音にならず、その音が、スッと背筋を伸ばした音になり、確実に、質感の良い音になるのよ、と説明します。

私は、ピアノの事なら、弾き手が今、どんなタッチで弾いたか、音を聴けば、即座にわかります。他の分野の芸術もそれと同じですね。
例えば、素人が、フイギュアスケートの選手の演技を見て、転んだくらいはわかると思いますし、身体が、音楽と一緒に歌っている、柔らかさとか、何となく音楽に合わず、固いと感じることは出来ると思います。しかし、足がまっすぐでないとか、着地が、ずれたとかは、すぐには判断できません。

バレエなども、5番のポーズで、膝が外側に向いていないとか、つま先が足の先まで伸びていないとか色々ありますが、それも、ちょっとした違いは素人目にはわかりづらいものがありますよね?

しかし、どんな素人目から見ても、確実に、美しいと思える瞬間はあります。それが、このピアノのタッチのコントロールなのですね。

ということは、自分の心の中のキャンバスに、その音の凹凸がすでにイメージ出来て描けているという事であり、それが、音になって、カミソリの刃のような切れ味感になったり、フワンフワンのトランポリンみたいになったり、決然とした確固たる音となったりして、目で見えるように、凹凸感を表せると、メリハリの効いた音楽づくりが可能になります。

画家の場合は、見てくれる人が音楽が聴こえるように書くといいます。詩もそうですね。音楽と絵が見えるように詩人は書きます。音楽家は、耳で聴こえる音楽を今度、目に見えるようにして演奏します。

上手なバレリーナの体からは、音楽等なっていなくても、身体そのものが歌うので、身体が音楽を聴こえるようにしてくれます。

そう考えると、メリハリというのは、人間の筋肉なんだなあ、と思えます。ミケランジェロの彫刻とか、筋肉隆々の身体は、まさにメリハリです。

のっぺりした彫刻は魅力がないのと同じで、目に見えないものを、目に見えるようにさせてくれるものが芸術なのです。タッチのコントロールは心から湧き出るもの、それが、結果としてタッチに現れ、凹凸のある音に表現できるのです。


平成26年3月7日(金)楽譜は一生の財産に

昨日、小学4年生の生徒が、PTNA課題曲を全曲弾いて持ってきました。自分に合うものを探してこれて素晴らしいです。

彼女いわく、家に帰ると課題曲の楽譜が沢山置いてあってわくわくしたとのこと。私も、コンクールを受ける時に自分が弾く曲だけでなく他の曲も沢山選んで、あれやこれやと、初見で弾いてみるのが唯一の楽しみとなっていました。

そのせいか、小さい頃、親が買い集めてくれた楽譜がその時利用していなくても、今になって、生徒たちの曲選びの時大体の楽譜はそろうから、親には本当に感謝しています。私が、小さい頃、PTNAをA級で受けたりしたとき、B級はこんな課題が出ていたとか、全部親が楽譜にメモっているのですが、何といっても昔々の事です。

へえ、40年近くも昔のことなのに、あの時も今と同じ課題が出てるなあと見比べたりできてとても楽しいです。

なぜか、私の棚には現在、小さい頃親が買い集めてくれた、同じ楽譜が2冊も3冊も出てきたりします。昔は、経済的にもすごく苦しかったのに、母はそんなことはおかまいなしのようでした。貧しかろうと、どうしようと、ピアノの事なら、どんなことでもしてくれたのは、母がよほど、音楽が好きだったのでしょうね。「恋は盲目」っていいますけど、母自身、ピアノは勿論のこと、ピアノの先生に完全に恋していましたね。親が子供のピアノレッスンにハマってしまって周りが完全に見えていない状態・・・・だったかも。(笑)私のお習いしていた先生にぞっこん惚れ込んでいたように子供の目からは感じ取れました。

「何かもったいないことしたんじゃない?」と私が聞くと母はいつもこう答えてくれます。
「あの当時、私達家族全員、あんなに生活が苦しかったけど、楽譜を買うことに何のためらいも感じなかった、貴女がピアノを弾いてくれる事だけが私達の喜びであり、それ以上の事は何も望まなかった、私達を本当に楽しませてくれて有難う、という気持ちで一杯よ」

そして、私に対して、
「小さい頃から、音楽家になってもらいたいとか、ピアニストになってほしいなんてこれまでに、考えたこともなかった、ただ、一緒にレッスンについていくのが楽しくてたまらなかった」といいます。勿論小さい頃の私の考えは違いましたよ。親はそんなこと言っても、ピアノを始めた3歳の頃から絶対に自分は音楽家!!て自分勝手に決めてました(笑)なぜって、そのころからずーーっと音楽の事ばかりしてきているのに、私がやらなかったらどうするの?それ以外に私に出来ることは何もないじゃない、という感じだったからです!!だから、音楽の道を歩むことに対し、何の疑いも不信感も今までに一度も持ったことがありませんでしたね。毎日食事をするのと同じように、別に特別な事でも何でもない、当然でしょう!という感じで。

そんな子供の強い気持ちに対して、親は誰でもそう思うものなんでしょうね。子供に将来何かになってほしいという見返りを求めない、親の楽しみ、趣味の一つになっていると、どんな分野でも親子共通の趣味として、長続きしていくように感じます。


小学4年の彼女が、将来、大きくなって、私くらいの年齢になった時に、私が今感じていることと同じことを感じると思います。音楽の道を真剣に歩んでいる学生さん達にとって、楽譜は、本と同じで死ぬまでずっと使うことができ、決して無駄にならない財産だと私は思っています。


平成26年3月5日(水)門下生コンサートの最終打ち合わせ

今日は、3月21日(金・祝)(午後14時開演)南文化小劇場である、門下生コンサートの最終打ち合わせに行ってきました。今回の幹事さんと新幹事さんも来て下さいまして有難うございました。

南文化小劇場は、今までに、PTNAの弾きあい会などで、使わせて頂いていますが、門下生コンサートは、12年目にして今回が初めてです。客席数が394席あり、文化小劇場の中では、舞台が広く感じられるところです。

幹事さん達が、当日貼る掲示物など、全て綺麗にパソコンで作って下さって準備万端、テキパキ動いて下さるので毎年の事ながら、幹事さん達には本当に感謝の気持ちで一杯です。
又、来年度のホールを取りに行って頂いた保護者の方、ご協力有難うございました。来年度2015年度の13回目は、3月22日(日)熱田文化小劇場で開催が本日、決定しました!

今年12回目のコンサートでは、当日は、36名の門下生達、そして主に保護者の皆さまやご親戚の方々、ご友人の方々など、大勢の方達がいっせいに集まりますので、私も忘れていたり、抜け落ちることが沢山あるかと思い、至りませんが、どなたでも気付いた方が、知らせて下さると、大変有難いです。

当日の控室なども見てきました。中学生以上の方の控室が割と広くて、バレエが踊れるようなバーもついていました。

1年に1回の事なんですが、もう1年もたつのか、とこの時期が来るたびに思います。しかし、生徒たちの成長を見れば、一目瞭然です。どの子も身体の成長はもちろんの事、それに伴い、精神的にもしっかりしてきますし、何より、ピアノ演奏が1年前に比べると、どの子も確実に上手くなり、大きい変化を見せてくれています。
月日は、サーっと通り過ぎていくようで、1日1日を決して無駄に時を過ごしていない、門下生達。皆、本当に一生懸命ピアノに取り組んでくれて、こんなに嬉しい事はありません。

どの子も一生懸命練習してきましたので、是非大勢の方々に聴いて頂きたいです。そして、聴いて下さった方で興味を持たれた方は是非、私達の教室をお気軽に
覗いてみてください。どんなお子様も大人の方も、きっとピアノが大好きになって新しい人生が開けること、間違いなしです!

外部からのお客様が沢山来て下さることを私を含め、門下生一同心よりお待ち申し上げております。