2005年04月15日

イメージデータのバージョン管理

#久々のエントリーでいきなり仕事の話....
社内のデザイナー向けのファイルサーバーを更新したいので、適当に見繕ってくれと頼まれた。保存するデータは Photoshop 等で作成したイメージデータで、単に大容量のリモートフォルダとしてだけではなく、デザイナーの日々のファイル管理の手間を軽減出来るようなソリューションはないものだろうか....という話になった。
プログラマな私の場合なら、ソースコードの共有やバージョン管理のために CVS 等のバージョン管理ツールを導入すれば良いだろうということになるのだが(実際に今の職場では CVS で管理されている)、CVS はイメージデータ等のバイナリを扱うのは少々面倒だったり、プログラマならともかく、デザイナーの人達が使いこなすのは厳しいだろう。

手っ取り早いのは、Adobe Creative SuiteVersion Cue あたりということになるだろうか....

投稿者 ktaka : 18:47 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月13日

紙 copi

最近「紙 copi」といソフトウェアを使い始めた。ウェブページでも PDF でも何でも取り込んで保存しておくことが出来る、スクラップブックのようなものである。

シェアウェアで30日間の試用中であるが、なかなか面白いし便利なのでこれならお金を払って使い続けようかと思っている。

投稿者 ktaka : 03:16 | コメント (0) | トラックバック

2004年04月05日

フォンノイマンボトルネックとFPGA

先のエントリの実力試験で、選択問題の中に数は少ないが私の得意分野であるコンピュータ関連の問題もあった。コンピュータに関することで5つの記述の中から正しいものを1つ選べという問題で、その選択肢のひとつにこんなものがあった。

「プログラムが動作するときに、メインメモリのある一定領域にアクセスが集中することをフォンノイマンボトルネックという」 #問題用紙は回収されて記憶だけで書いているので言葉は違っているかもしれないが、だいたいこんな内容だった。

フォンノイマンボトルネックとは、CPU とメインメモリの間のデータが流れるバスのボトルネックのことのはずなので、私はこの選択肢は誤りであると判断した。いちおう知識の再確認のためにいろいろと検索してみたところ、以下のようなページを見つけることが出来た。
静かに進むコンピュータの軟化革命 ---いまハードウェアとソフトウェアの区別がなくなってきている。 21世紀、ソフトウェアで生きようと思っているあなたは失業しないか--
少々過激なタイトルで、書かれたのが1997年と少々古いが、実際 FPGA は現在いろいろなところで使われているし、古いとはいえども読んでいてとても興味深い内容である。こんな面白いことを書いたのは何方かと思ったら、私も去年読んだ「よみがえるチューリング」を書いた星野力さんだった。

そのページの中で「フォンノイマンボトルネック」のことは、やはり CPU とメモリの間、メモリスループットの不足と書いてある。そしてさらに、それを解消するために FPGA を使用することによるハードウェアとソフトウェアの融合、つまり現在のCPUが汎用目的のソフトウェアを実行するためのアーキテクチャであるのに対して、FPGAを利用してある機能に特化したブースタを組み合わせることでパラダイムシフトを起こそうというようなことも記述されている。

CPU と機能に特化して再構成可能なブースタという組み合わせで考えると、FPGAとは違うが、現在のパソコンに見られるCPUとプログラマブルなシェーダ機能を備えたGPUという組み合わせは、この記事で言っていることに近いような気がする。

投稿者 ktaka : 02:04 | コメント (0) | トラックバック

2004年03月16日

blog とはなんぞや....

nifty がココログの高機能プランを発表したり、AOLジャパン も blog サービスを始めるという発表もあったりと、blog 周辺がにぎやかだ。
私も blog を始めて丁度一年ほど経つのだが、先日、友人とメールのやり取りをしていた時にも ブログとはなんぞやという話になった。 今までのホームページサービスとの違い、従来の日記サイトとの違い、手間が省けるということが本質なのだろうか...等のことが話題にあがった。その時の reply が結構長い文になったので、自分のメモも兼ねてここに置いておこうと思う。

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まぁ「いわゆる一つの流行もの」という感じもあるね。
アメリカからやってきた流れだけど、日本では blog が話題になる前から日本独特の日記スタイルの個人サイトが元からあったし、あらためて blog と言わなくてもいいのかもしれない。ちょっと違うのは、読者が記事にコメントを付けることが出来たり、Trackback という仕組みを使って blog 同士がつながって、さらに大きな情報の連携に発展させていくことが出来るというところだね。blog の本質は何か?と言うとすれば、一つはその辺りにあると思う。

記事の入力も含めてそれらが CGI 等のウェブ技術で実現されていて、blog は技術的な話題から社会問題まで様々な情報発信のためのツールという位置付けで、日記にも使えるけど、あくまでそれは活用の一例というところかな。

ちょうど一年位前に日本でも話題になり出して、実は俺も技術的な点から興味を引かれて、MovableType という CGI のツールを試したりしている。更新したりしなかったりの差が激しいものの、Orkut の招待を受けたのも blog でのつながりがきっかけなので、ほんの少しだけど、広大なネットの海の一翼を担っているような気分になっている。#単なる自己満足なんだけどね。

手間を省けるって事も確かに理由の一つ。「効率的に」という方が聞こえはいいかもしれないね。blog に限らず、企業の Web サイト等も CMS(Content Management System)を使って更新を管理するという考え方が広がっている。内容と見栄えの部分が独立していて、見栄えはテンプレートを編集することで、文字等のコンテンツは保持したまま変更が出来る。デフォルトのテンプレートだけでもそれなりに格好が付くようになっているしね。さらに内部ではデータベースにより日付けやカテゴリ等で記事が管理されていて、過去に入力したものの情報管理や検索もやりやすくなっている。

それによって、今まで情報を発信することがなかった人達も発信する側になって、時期的にイラク戦争などもあり、気が付いたら既存のジャーナリズムにとらわれない一つの大きなムーブメントになっていたというところかな。

俺のように技術的興味から始める人もいれば、本当に情報を発信したくて始める人もいるだろうし、いろいろでいいんじゃないかと思う。
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投稿者 ktaka : 22:28 | コメント (0) | トラックバック

2003年08月19日

おせっかいなウィルス

先週末から Blaster ウィルスの類いが随分と蔓延していて困った物です。今度は「その穴をつついて侵入して、穴をふさぐ修正パッチをあててくれる」という、何ともおせっかいなことをしてくれる変わり種が出てきました。
一見良いことをしてくれているようですが、人のコンピュータに勝手に侵入して、さらに自分自身を他のコンピュータにコピーして感染を広げるという悪事を働いていることには違いはありません。しかもその勝手にあててくれるというパッチも自分のWindowsの言語環境に適したものかというと、そういうわけでもないようです。#本当におおきなお世話だ。

自宅の環境はルーターでブロックされるので大丈夫なんですが、そのルーターのログを見ると、Blaster ウィルスによる 135 番のポートへ突いてきた跡がかなり残っています。

投稿者 ktaka : 16:02 | コメント (0) | トラックバック