画像提供ショムニさま♪



*** 映画の内容 ***

かつて人類は自然を征服し繁栄を極めた。だが「火の七日間」と呼
ばれる大戦争で、栄華を誇った産業文明は崩壊した。それからおよ
そ1000年、わずかに生き残った人類は、蟲と瘴気(しょうき)
の森「腐海」に征服されようとしていた。風に乗り蟲と心を通わせ
自然と共に生きる少女ナウシカ。人間同士の争いに巻き込まれなが
らも、たった一人の力でこの未来の地球を救うために立ち上がる。

 感想 

映画第1弾。最初、この映画を見たときは王蟲の集団や蟲の集団が怖くて
印象はそのまま怖いとだけ残ってしまってたのですが、後にTVやVID
EOで見て、ナウシカおたくとまではいきませんが、すっかりナウシカフ
ァンになってしまいました。映画では時間が限られているので、原作の5
分の1ほどしかありませんでしたが、長編まんがを読んでみて改めて知っ
た事などを書いとこう(笑)                    
 風の谷の族長ジルの子、ナウシカはジルの11人の子の中でただ一人育
った子どもであり、また、女でありながらジルの跡を継いで風の谷の族長
となります。ナウシカは王蟲と心を通わし、王蟲の言う助けを求めている
南の森に旅だっていきます。映画の中にもあった、王蟲の血を浴びたこと
により、その青く染まった服は蟲たちの怒りを鎮め何度もナウシカを助け
ています。そうこうしながら、クシャナをはじめとするトルメキア軍、土
鬼(ドルク)の人達、蟲使い、森の人など、いろいろな人と出会いにより
ナウシカは戦い合ってきた人達をつないでいく、ということまでになって
いくようになります。腐海や蟲を作り生物を改造した旧世界の悪しき技の
眠る墓所の扉を閉じるべく墓所へ赴き、ナウシカはナウシカの子となった
巨神兵オーマを呼び墓所を破壊して、世界を救うのです。       
 風の谷のナウシカは、読んでみるとただ単に面白かった、という感想だ
けがのこる作品ではないと思います。(ただ単に面白かったという人もい
るかもしれないけど・・・それはそれでいいんだけどさっ)私の場合は、
ナウシカって思いっきり笑うこと、っていうのがほとんどないなあ、ユパ
さまに出会った時くらいかなあ、とか、あんまり、重くは考えてはいませ
んが、とにかくそんな私でも、おすすめする(!?)一品です。    


土鬼・・・・映画には出てこなかったけれど、瘴気を武器とする人達  
蟲使い・・・腐海に住み、蟲を使う人々。              
森の人・・・火を捨て、人間を嫌い、腐海の奥深くに住み、蟲の腸をまと
      い、卵を食し、体液を泡としてテントにする。蟲使いの祖に
      して、最も高貴な血の一族。              




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