最終更新日2016/11/23


１．Ｐａｒｔ１　最新デジカメ考(2016/11/23再考)

気がつけば前回記録してからすでに１５年が過ぎていた。
各社から一眼レフが続々投入され、完全にデジタル写真の時代が来てしまった。
つまり今までいろいろ偉そうに述べたことはあまり意味が無くなってしまった。
新たな気持ちで最近の市場を確かめてみよう。

�ヾ凝戮�心配
　ＣＣＤのサイズアップ(=感度アップ)が難しかったのだが、すぐＣＭＯＳセンサという選択肢が示された。
　今では２０００万画素を超えても十分に感度が取れるようになった。

�▲團�セル等倍では、画面出力できない
　私としてはもはやＰＣ画面で見るため、不要に見えたが、一般的には最低限サービスサイズの印刷が必要となる。
　まあそれでも2000万画素はどうかと思うがフィルムに匹敵する解像度は狙いたいところなのだろう。
　但しこれはプロレベルの話だと思う。

��ファイル容量が大きい
　この点については、実はインターネット及び通信環境が改善され、100Mbpsレベルが普通に使えるようになり
　動画のデータの送受信が苦にならない現在では問題にならない。

�ぐ豐礇譽佞任盧絞眠修�一般化
　現在は前述のＣＭＯＳセンサのサイズによって、差別化が進んだ。
　・３５フルサイズ
　　昔の３５ｍｍフィルムと同じサイズのＣＭＯＳセンサを搭載したモデルだ。
　　当然値段も高い。実際プロも使用している。
　・ハーフサイズ
　　ＣＭＯＳセンサを面積半分のサイズにダウンしたモデルである。
　　値段が安く出来ると同時に３５ｍｍ換算で２倍の倍率に出来ることが特徴だ。
　　一般的な一眼レフはこれに当たる。
　・ミラーレス
　　文字通りプリズムとミラーをなくして、ビデオカメラ同様、モニタファインダを搭載する。
　　連写速度が上がる反面、ファインダが不自然になるデメリットなどがある。

　今となっては私よりも詳しい人の方が多いと思うので概要はこのくらいで止めておく。


２．Ｐａｒｔ２　私のデジタルカメラ遍歴


　私がデジタルカメラを使い初めてから、既に20年になってしまいました。ここでは現在 までの所有したデジタルカメラを紹介しましょう。


�．�シオ　ＱＶ−１０　1996年３月〜1996年８月

　最初に買ったデジタルカメラ。まだデジタルカメラは値段が高くて、買えな いなと思っていたら、当時ＱＶ−１１発表直前だったらしく、急に値段が下がっ てきた。そしてようやく買ったカメラです。小さいことと使いやすさとで結構よ かったんですが、やはり２５万画素であるため、写真としては使えないと思って いました。私の友人はいまでも画像素材にするために使っていますが、そういう 使い方がいいようです。


�▲螢魁次。庁叩檻横漫�1996年８月〜1998年６月（ただしその後しばらくは使用）

　１ランク上のデジタルカメラを欲しくなってはきましたが、このころまだ種 類はなく、エプソンがＣＰ−１００を出して、試用品が使える機会があって、使 ってみました。画像はきれいですが、カメラとしてはまだまだでした。リコーの ＤＣ−１Ｓが欲しかったんですが、これは、そろえると３０万円くらいかかって しまうので手がでませんでした。（１度覚悟して買うことも考えましたが．．． ）
　そのころ、ちょうどリコーがモデルチェンジして、ＤＣ−２が登場。ズーム ではなかったが２焦点式でオートフォーカスで値段が手頃になったので、飛びつ きました。たぶん発売から１ヶ月以内に買ったと思います。100枚以上撮れるよ うにしたかったので、メモリカードを10MB搭載し、１０万円以上もかけてしまい ました。今思えば、正解でした。使いやすく液晶モニタをオフしておけば電池が ほとんど減らず、通信ソフトも使いやすかったし．．．
　特に接写に強く、その場合の表現力もあり、今でも重宝に使っています。


ＤＣ−２Ｌ前面
ＤＣ−２Ｌ背面


��ニコン　ＣｏｏｌＰｉｘ９００　1998年６月〜1999年６月

　ＤＣ−２で一番の不満は、フォーカスの甘さ、ボケてしまうということです 。これはビデオ用ＣＣＤのために、縦方向を伸ばす処理をするためと考えられ、 やはり専用ＣＣＤ搭載モデルが欲しくなりました。このころになると３５万画素 モデルが熟成してきました。３５万画素モデルなら三洋電機と考えていましたが 、まだ値段が安くなく、どうせ買うなら上位モデルと考えました。１００万画素 以上で、３倍ズーム、光学ファインダ搭載を基本アイテムに検討していたところ 、ニコンがついにニッコール３倍ズームレンズ搭載で発売しました。早速見に行 った感じでは、とにかく処理が遅くて使いにくい、メニューなどが熟成されてい ない、（ま、これはあたりまえですが）ということでした。それでも解像度が高 く発色も良さそうなので買ってしまいました。
　買った後、やっぱり遅いのがネックでなかなか気軽に使えません。加えて処 理に時間がかかる分、電池がなくなるのが速い気がします。そのせいなのでしょ う、半年後９１０発表、そして今春９５０と早々にニューモデルがでています。
　たぶんこのホームページ発表後、すぐに９５０に買い換えるでしょう。その ときはまた報告します。


ＣＰ９００前面
ＣＰ９００背面


�ぅ縫灰鵝。達錚錚譯丕蕋�９５０　1999年６月〜2010年頃

　ついに買ってしまった。決め手は、２００万画素ではなく、使い勝手と消費 電力。
やはりマニュアル測光時、液晶モニタをＯＦＦしていても使用できる点で、オ リンパスより優れていると考えました。前の９００を下取りに出して、購入。で もやっぱり高いかな。
買ってまだ１週間だが、結構満足のいく操作感だ。ただレンズが暗いせいか、 ＣＣＤのせいか、ストロボがつきやすいのが難点だ。でも気軽に使えそうな点で 、今後写真を撮るのが楽しみになっている。


ＣＰ９５０前面
ＣＰ９５０背面


�シ搬單渡叩　�2010年頃〜2016年

　釣りに行かなくなった頃から写真を撮る機会も減り、携帯電話で代用することが多くなった。

�Ε�リンパス　E-30 & E-620 (2016年11月20日購入)

　ついに買ってしまった。しかし８年落ちの中古である。新品は2008年発売だった。
　つまり当時欲しかったが今まで引っ張ってしまった。
　理由は高いこと。カメラがそれほど必要でなくなったこと。
　だが気持ちとしては欲しかったので飲んだ勢いで買ってしまった。
　今後いろいろと新しい写真を撮って公開することがあろう。

   


３．Ｐａｒｔ３　撮影画像比較

　前回のホームページ公開後、ＣｏｏｌＰｉｘ９００を買ってしまいました。 その後、前のデジタルカメラと同じ風景をとってみたので、画像比較を紹介しま しょう。
　Olympus E-30を買ったので写真比較に加えてみた。(2016/11/23追加)


�”�景写真

1996年３月頃撮影

ＱＶ−１０

ＱＶでどれだけ撮れるか試したくて撮影

雪景色だが、やはり全体的に白っぽい。川面の草が表現できない。
1996年８月頃撮影

ＤＣ−２Ｌ

季節にもよるが、空の青さに感動
これだけ撮れるんだと実感した。
1998年１１月頃撮影

ＣｏｏｌＰｉｘ９００

本当は1280*960なので、解像度が高いが、同じピクセル数にしているので差が ないように見える。

ただ発色が自然なのがわかるだろう。
2016年11月頃撮影

Olympus E30  F13 1/80"

同じアングルではないので単純比較はしにくい。
露出が開け気味なので白っぽい。買ったばかりでまだ調整がわからない


�△靴困�


ＤＣ−２Ｌで撮影


接写でこのしずくをみて、このカメラを見直した。
ＣｏｏｌＰｉｘ９００で撮影

しずくの質感は、ＤＣ−２の方が上かな。
 E-30で撮影(2016/11/23)

上みたいにふくらんでいないとわかりにくいか？


�Ｌ觀�

ＱＶ−１０にて撮影


犀川大橋の夜
これ以上暗くなると真っ黒になってしまう。
ＣｏｏｌＰｉｘ９００で撮影


画面より実際は暗い感じだったんだが、これだけの表現ができた。
最近のデジタルカメラの実力はかなりのものだとこの写真で感じた。

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