ペイサーズを支えてくれた思い出の面々

選手名 紹介
ジェイレンローズ 94年ドラフト13位にてナゲッツ指名。有名なファブ5の一人。
2000年ファイナル進出の立役者でもある。

96年に当時の先発PGマークジャクソンとのトレードでペイサーズに入団。大型PGとして期待するもなかなか馴染めず、後にマークジャクソンを呼び戻している。その後、6thマンとして本来持っていた得点能力を開花させ、先発の座を取り戻すと平均20得点をマークし、
完全にレジーからリーダーの座を引き継いだ

スピードはあまりないものの、1番(PG)から3番(SF)をこなす起用さで当時役割のはっきりしていたペイサーズメンバーの中の貴重なオールラウンドプレイヤーとしてファイナル進出に大きく貢献した。

その後、世代交代を図るチーム事情からトレードされた。現在はすでにベテランの域に達し、ラプターズの一員としてそこそこのプレイを続けている。ちなみに顔はペイサーズ入団当初から老けていた。
しかし、オールスターに出場していない悲劇の選手でもある。
トラビスベスト 95年23位指名。マークジャクソンの控えとして活躍。低身長ながら、そのスピードと負けん気の強さで、チームの活性剤として活躍していた。

2000年のファイナル進出にも多大な貢献。マークジャクソン移籍後、ようやく先発の座を射止めるかと思いきや、新人のティンズリーに奪われてしまった。チームの若返り化と同時にブルズにローズらとともにトレードされ、その後はチームを転々としている。
マークジャクソン レジーの同期。ストックトンと並ぶアシスト王。2000年ファイナル時のメンバー。

よくマークマンを背中でぐりぐり押しながら、レジーがフリーになるのを捜していたっけ。スピードがないとか、アウトサイドシュートがよくないとかいろいろ言われましたが、間違いなく
ペイサーズでの貢献度は高かった

フリースローの時には右手を挙げ、3ポイントが決まると、手をクロスさせていたのが印象的でした。また現役に復帰するのだろうか?
デリックマッキー レジーの同期。オールラウンダーとしてペイサーズに貢献。リバウンドも強く、ディフェンスがよく、また勝負どころでの絶妙なブロックやリバウンドをゲット、スティールなど勝負強さもあった。

あまり目立たなかったが、その貢献度は高かった。ジェイレンローズの成長、クリスマリンの加入とともにチームを去ったがその後もシクサーズなどで活躍した。
デイルデイビス 91年ドラフト13位指名。デイビスブラザーズの片割れ。

2000年ファイナル進出時にはシャック相手に奮闘。
なんといっても特徴はリバウンド、黙々とゴール下を守り続けた。ミドルシュート、フリースローともにうまくない。でも貢献度は高い。

2000年、ジャーメインオニールとのトレードでブレイザースに移籍。その後、ウォリアーズに移籍していることを今日知った。(笑)
アントニオデイビス 90年ドラフト45位指名ヨーロッパでのプレイの後、93年からペイサーズに加わる。デイビスブラザーズの片割れ。

デイル、スミッツの控えとしてインサイドで奮闘。
デイルデイビスより柔軟で、スミッツより力強かった。スミッツ引退後、先発センターとして期待していたが、若返りを図るチーム事情からジョナサンベンダーとトレードされた。このトレードだけはいまだに失敗だと思っている。翌年のファイナル進出やその後のインサイド不足にアントニオがいたらなあと何度も感じた。

移籍後はオールスターに出場やアメリカチームに選出されるなど、能力を開花させるも、現在は怪我に苦しみ、ブルズで若手を助けている。
リックスミッツ 大型の白人センターフックシュートがうまく、当時イースタンで3本の指に入るセンターであった。

白人特有の長身でありながら、シュートタッチが柔らかく、頭の上を通過するフックシュートはブロック不可能であった。レジーミラーが安心してアウトサイドからのシュートを放てたのはインサイドでのスミッツの存在があったからだ。チームのファーストオプションはスミッツであった。

膝の怪我になやまされ、精神的に弱いと言われながらも、年々成長を重ね、ペイサーズの強豪入りを大きく助けた。ファイナル進出にも大きく貢献したが、度重なる怪我の影響もあり、引退した。
アルハリントン 98年ドラフト25位指名。高卒3人衆の一人。入団当初怪我で出遅れるも2年目からメキメキと実力を発揮。ベンチからの起爆剤として、得点、リバウンドに大きく貢献した。

先発で起用されれば平均20得点は取れるといわれた潜在能力を発揮するために2004年シーズン開幕前にホークスのスティーブンジャクソンとのトレードで移籍した。

ペイサーズの6thマンであったが、プレイタイムは30分与えられていたので、残って欲しかったのが本音である。
ブラッドミラー ヨーロッパでプレイ後、ようやくブルズと契約できた苦労人。シャックと乱闘を起こしたことで有名になったが、あれはオークリーが仕掛けたものをシャックが勘違いして起こった乱闘であった。

ジェイレンローズ絡みのトレードでペイサーズに入団すると、早々に先発の座を確保した。パワープレイで奮闘しながらも柔軟なテクニックを併せ持ち、
理想のセンター像の一人であった。オールスターにも選出され、NBA屈指のセンターの一人としてその実力が認められた。

しかし、オフにフリーエージェントになると、資金の不足していたペイサーズはミラーの希望額を支払うことができず、壮絶な獲得競争の末、ウェスタンチームにトレードし、見返りとしてスコットポラードを獲得することでペイサーズは被害を最小限に食い止めた。

現在はウェスタンでも有数のビックマンとして、得点、リバウンドアシストと、多方面で進化している。いまでも放出が悔やまれる。
エリックダンピアー 96年10位指名ルーキー時代からゲームに出場し、スミッツやWデイビスの元、その将来性を大きく買われていた

オールスタールーキーゲームでも活躍し、クリスマリンとのトレードでウォリアーズに移籍すると、その将来性を期待していたファン達からはブーイングが起こった。

その後、ウォーリアーズで活躍し、現在は大金を積まれ壮絶な獲得競争の結果、マブスに移籍し、優勝を目指している。
サムパーキンス スムースです(笑)