今度は鴨を訪ねて 2004年9月23日 (「2004年 夏 つぶやき」より)
玉造という町が、茨城県霞ヶ浦の東岸にあります。新選組の筆頭局長、芹沢鴨の故郷と言われているところです。今日はドライブがてら、その玉造町に行ってきました。 芹沢鴨は、玉造町芹澤の郷士芹澤貞幹の三男であると推定されているそうです。玉造の町の中心部から少し離れたところに、芹澤城址と芹澤旧家はありました。少し山になったのどかな村で、新しく説明板などが立てられている他は、地元の方たちが穏やかに暮らしている静かなところです。 所縁の地の少し手前には、新選組水戸派史料館があり、芹澤鴨や同郷の平間重助、石岡の近く志筑出身の伊東甲子太郎・鈴木三樹三郎兄弟の史料が展示されていました。 ちょうど、大河ドラマで使われた芹澤鴨の衣装と、沖田総司が池田屋で喀血した時の隊服の展示もありました。 玉造には「文武館」という郷校があって、水戸天狗党の軍事訓練所となり、若者たちが尊王攘夷を熱く語り合っていたようです。やがて、朝廷に尊王攘夷を訴えるために挙兵した天狗党。でも、その熱気がとても想像できないくらい、今の玉造は静かで穏やかでした。 新選組のゆかりの地めぐり。次はどこへ行こうかなぁ。 やっぱり京都、そして函館でしょうかね? お金貯めなきゃ〜〜。 |