公開順序 | TITLE | ARTIST | 私的comment | 作成日 |
No.5 | Reign in Blood | Slayer | ・・・ヒイ! | 99/05/09 |
K:「ついに手を出してしまった・・・。OPナンバーの”Angel of Death”のため”だけ”に買った・・・はずだったが・・・ハマった!」 ランディ:「・・・ジャケットが・・・うげ・・・。(青)」 K:「買うときは、正直言って懐かしさの方が先に立っていたな。 当時”Angel of Death”はフェイバリット・ナンバーのひとつだったからなぁ!」 ランディ:「・・・部分部分は子供の落書きみたいにコミカルなのに、全体からオーラのように醸し出される”凶凶しさ(まがまがしさ)”といったら!・・・うぇぇ・・・!(青)」 K:「解説によると、86年12月発表だと・・・。13年も前のアルバムなんだよな。それなのに・・・この攻撃的な音はどうだ!? 歌詞の猛悪さといったら!? 今聴いても色褪せるどころか、現在でも”最強のスラッシュ・メタル・アルバム!”と断言できるほどだっ!」 ランディ:「ああ・・・もう見てらんない。吐きそ・・・。(青)」 K:「大丈夫かランディ? 真っ青だぞ!? ・・・しかし、”スレイヤーのジャケット”だからな? しょうがないよな?」 ランディ:「気を取り直して・・・。あれ? 問題の ”Angel of Death”の和訳、付いてないね?」 K:「・・・まあ、無理もあるまい。なぜなら・・・あ! 辞書なんか持ち出して・・・や・止めろランディ! 後悔するぞ!?」 ランディ:「え〜っと、辞書はっと・・・あったあった! え〜と・・・? この単語の意味は? ・・・う”ぇぇぇぇ・・・!?(吐)」 K:「遅かったか・・・。だから止めろといったんだ! アルバム配給時に、特に問題視され、配給先がなかなか決まらなかったといういわく付きの曲らしいからな?」 ランディ:「アウシュビッツ・・・腐敗・・・虐殺者・・・埋葬・・・ううう・・・。」 K:「もう止めたほうがいいぞランディ? 単語はまだましなほうだ。歌詩の意味ときたら・・・!」 ランディ:「ホロコースト・・・金切り声・・・ミュータント・・・うふ・・・うふふ・・・うふふふふっ・・・!」 k:「お・おいランディ!? どうした? しっかりしろ!? おいっ!」 ランディ:「犠牲者・・・腐臭・・・したたる血・・・ふふっ・・・!(ニヤリ)」 K:「やべ! みど・・・いや、ランディが壊れかけてる! お〜い! しっかりしろっ!」 ランディ:「・・・はっ!? あ・あたしいったい・・・!?」 K:「危なかったなランディ!? おまえ、もう少しで精神崩壊を起こすとこだったんだぞ!?」 ランディ:「えっ!?・・・そういえば、なんかとっても嫌な夢を見ていたような・・・?」 K:「話が音楽とは違う方向に行ってしまったが、ほんとに古さを全く感じさせないすごいアルバムだぞ!? 1曲1曲は短いものの、そこはパワーとスピードで、最後まで一気に突き抜けていく感じだ!」 ランディ:「確かにサウンドはすごい迫力よね? わたしにはもうついていけないけど・・・。」 K:「とにかく、ヘヴィでラウドな音楽に餓えている奴にはお勧めだ! 特に邦楽の”ヘビメタ”を”ヘヴィ・メタル”と勘違いしている馬鹿どもの”蒙を啓く”にはうってつけだぞ!?」 ランディ:「それにしても速い曲ばっかりだね?」 K:「スレイヤーの曲のリフは、俺もまだ弾けないぞ!スラッシュ・メタルのリフの中でも最も速い部類に入るからな!?」 ランディ:「それはいいけど・・・。今度からスレイヤーのCDをレビューするときは、パスさせてくれないかな? ・・・お願いっ!?」 K:「・・・ま、しょうがないな。」 (数日後・CDライブラリ室にて・・・) ランディ:「あれ? このCDだけ赤色のプラケースに入ってる? 何だろこれ? 」 (パカッ・・・)<CDケースを開く音。 ランディ:「・・・!う”っ・・・う”ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー!!!!」 K:「ど・どうしたランディ!? なにがあったんだっ! ・・・はっ!? こ・これはっ!?」 ・・・・・・・”「Diabolus in Musica」by Slayer”(初回限定版)・・・・!! ・・・その後ランディちゃんにとって、”Slayer”はトラウマとなってしまったそうな・・・。 めでたし・めでたし・・・! ランディ:「ちっともめでたくないわよっ!!(泣)」 |
←前のレビューへ | おんがくの広場へ戻るの | 次のレビューへ→ |
Copyright KT Corporation 1999