肝心のレースの方は、フィリップの馬が1馬身差くらいで勝利を収めた。
走り終わった後の馬は興奮を押さえきれないといった様子であったが、馬自身が充実感と達成感を感じているのだなと端で見ていて良くわかる。
出走前のスタッフの緊張感に満ちた表情が一気にやわらぐ。さすがにフィリップはうれしそうであった。
競馬場でフィリップとジョッキーやスタッフ達と何と私も一緒に記念撮影に収まってしまった! 最後馬主であるフィリップに挨拶して帰って来たが、相変わらずの気さくさで、「良い写真撮れたかい?またいつでも来いよ」と言われて、恐縮すると共に今日は本当にここにいることが出来て良かったと思えた。
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