上海では英語がまったく通じない、という噂は嘘じゃない。
ホテル外のレストランで英語が通じた店は1軒のみ。メニューを見ても、魚料理とか点心とか大まかな種類が想像できるだけで、何が出てくるかは賭けでした。
最悪の時には「揚げたカニとヨウカンのような点心」というわけのわからん夕食を取ることになった私たちは、最後はホテルのレストランに逃げ込んだのでした。
なにしろここは英語が通じる、人によっては日本語まで通じる! ああ、意志の疎通ができるって、何ていいことなんだぁ!
…などと油断した私たちの前に現れたのは、スープにしてくれと言ったはずのカニが、見事茹で上げられた姿だった。
そういえばさっき、店のおねーさんが中国語で何か尋ねていたような…
そんでもってよく考えないでうなづいてしまったような…
やっぱ現地の言葉の勉強って大切ですね、反省。
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