▲3号棟・入口の鉄製ドア。
昭和32年の海底水道開通、その結果としての給水制限撤廃により、島にも
内風呂
を持ったアパートが誕生する。それが昭和34年建設の3号棟。
8畳+6畳×2の3DK、水洗式の戸別便所もある立派な建物で、管理職用社宅として建設されたという。
しかし結果としては、これが内風呂を持つ唯一のアパートとなった。これ以降に建てられた集合住宅としては昭和36年の51号棟、昭和42年の13号棟(教職員住宅)があるが、どちらも内風呂は付いていない。